2026年9月15日
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皆さん、お元気ですか?
この夏、素晴らしい挑戦をしてくれた高校生女子チームがあります。
選手たち自らが献立を考え、買い出しから調理まで行う「食事栄養合宿」の実践です。
届いた写真に写っていたのは、色鮮やかで本当に美味しそうな料理の数々と、仲間と一緒に調理する選手たちの弾けるような笑顔でした。
大切な試合期や夏の厳しいトレーニング期だからこそ、「今の自分たちの体調に必要な栄養は何か?」を真剣に考え、形にした見事な食卓です。
今回は、彼女たちの成果とエピソードを通し、アスリートとして成長するための「自炊合宿のススメ」をお届けします。
◆◇本日のメニュー◇◆
1 走りが変わる!みんなで創る「勝てるカラダ」
2 セリアスタッフの舞台裏【食事の充実化】
3 陸上雑感【第32回 関東大学女子駅伝】
チームで挑んだ「自炊合宿」だったからこそ、笑顔が溢れていました!
しかも、ちゃんと栄養の基本も身に付いたというのですから素晴らしいですね・・・。
走りが変わる!みんなで創る「勝てるカラダ」
◆1. 家族の知恵が咲いた!彩りと工夫が詰まった食事◆
今回の合宿で印象的だったのは、料理の「彩りの美しさ」と「味付けの工夫」です。実はこれらには、選手たちが各家庭から持ち寄った“おうちの味”や“お母さん・お父さんの知恵”がたっぷり詰まっていました。「うちではこうやって味付けするよ」
「この食材を入れると彩りが良くなるよ」
と会話が弾み、ご家族との普段のコミュニケーションが食卓に彩りを添えるきっかけにもなったようです。
自分たちで包丁を握り、火を使い、家族の知恵を共有して作った料理は、お店のそれとは違う格別の美味しさがあります。「自分たちで作って、みんなで食べる」楽しさこそが、食事量をしっかり確保するための最高のスパイスになります。
◆2. 「夏・試合期」を乗り切る!衛生管理という大切な学び◆
猛暑が続く夏場や大事な試合期における自炊では、「衛生管理」もアスリートとしての重要なテーマになります。今回の合宿でも、以下のような徹底した管理が行われました。- 徹底した着用:手洗い・消毒に加え、マスク、三角巾、ビニル手袋の着用
- 道具の使い分け:生肉・生魚用と加熱不要の食材で、まな板や包丁を区別。
- 温度管理と加熱:調理後の長時間放置を避け、しっかり火を通す工夫。
「体調を崩さないための安全な調理」を学ぶことは、コンディショニングの第一歩。今後の一人暮らしにも間違いなく活きる一生モノのスキルです。
◆3. セリア流・女子長距離ランナーを支える「3つの栄養ポイント」◆
女子長距離選手に多く見られるパフォーマンス低下やケガの背景には、- 必要エネルギー量の不足
- タンパク質不足
- 鉄分・カルシウムなどミネラル類の不足
- ビタミン類の不足
があります。これらは貧血や疲労骨折を引き起こす大きな原因となります。今回の合宿の献立でも意識された、セリアが推奨するコンディショニングの基本をおさらいしておきましょう。
① 1食約800kcalを目安に「エネルギー不足」を防ぐ
主食(ごはん等)を中心にしっかり炭水化物を摂り、体内のグリコーゲン(エネルギー源)を切らさないことが最優先です。
② 高タンパク&低脂質の「PFCバランス」
脂質が高すぎると胃腸に負担がかかります。豚バラ肉を「モモ肉・ヒレ肉」に置き換えたり、鶏むね肉や大豆製品(豆腐・納豆)を上手に組み合わせましょう。
③ 貧血・疲労骨折を未然に防ぐ「鉄分&カルシウム+ビタミンC」
汗や足裏への衝撃で失われやすい栄養素は、毎日の食事でストックすることが欠かせません。
- 鉄分・カルシウム: 小松菜、ほうれん草、ひじき、豆腐、納豆、ツナ缶など
- 吸収を高めるビタミンC: 生野菜サラダ、プチトマト、ブドウや柑橘類などの果物
これらを「具だくさん味噌汁」や「加熱野菜の和え物」にすることで、かさを減らし胃腸に優しくたっぷり摂ることができます。
◆食卓からチームは強くなる!◆
今回の合宿を通じて、選手たちは「ただ食べる」から「自分の体調に合わせて栄養を選び、作る」という、アスリートとして大きな一歩を踏み出しました。 きっと、新人戦や駅伝に向けた調整にも役立つ経験となったことでしょう。今後のご活躍から目が離せません。「近いうちに、うちのチームでもやってみようかな?」
そう思ったみなさん、ぜひ仲間やご家族と相談して、自分たちだけの「アスリート飯」に挑戦してみてください。自分たちで作った、理にかなった食事は、必ず皆さんの走りを支える強い味方になってくれます!
そして、自炊合宿の献立づくりや実施についてご質問などがございましたら、ご遠慮なくご相談なさってください。 また、みんなで作った料理や食事風景の写真などがあれば、それをもとにアドバイスもいたしますので、ご連絡ください。皆さんが、どんどん積極的に食に興味を持ってくださり、健康づくりや競技力強化のお役に立てばと願っております。
::: セリアスタッフの舞台裏【食事の充実化】 :::
高校・大学チームのSNSアカウントを見ていて気になることがあります。それは寮や合宿先で提供される食事の写真です。
「エネルギーや栄養素は足りているのかな?」と気になることが少なくありません。
エネルギーや栄養素の不足は、パフォーマンスや持久力、集中力などの低下、そして疲労骨折などのリスクにつながることがあります。
昨今の物価高で、食事を充実させることが簡単ではないことは分かります。
それでも、頑張った分だけ成長できるように、食事にも力とお金を注いでほしいです。
この夏の練習を頑張ったけど故障した、いまいち調子が上がらない…。
そんな方は、練習量に応じてごはんの量を増やしたり、+1品を足すことで、食事を充実させてみましょう。
(山内)
::: 陸上雑感【第32回 関東大学女子駅伝】 :::
全日本大学女子駅伝への切符を懸け、関東の強豪校が挑む「第32回 関東大学女子駅伝」。舞台となる印西市・千葉ニュータウンの周回コース(6区間 34.4km)は、風の読みや集団での駆け引きが勝負を分ける高速コースです。
選手たちが駆け抜けるこの印西市は、世界のメガIT企業や金融機関の巨大拠点が集まる、アジア最大級の「データセンター銀座」としても知られています。
地震に強い頑丈な下総台地の地盤、都心や空港へのアクセス、充実した電力・通信インフラ。 この「揺るぎない土台」と「万全の準備」が評価されて世界の拠点を引き寄せる印西市の姿は、日々地道な鍛錬を重ね、完璧なコンディションで本番へ挑むランナーたちの姿にも重なります。
せっかくですので駅伝の熱い応援を終えた後は、ぜひコース沿道や周辺のビジネスエリアを散策してみてください。公道から眺める要塞のような巨大データセンター群は圧巻で、日本のデジタル社会を裏で支えるスケール感を肌で感じられます。
時代を先端で支える街・印西での熱戦と、ここでしか見られない近未来的な街並みをぜひダブルでお楽しみください。
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みなさんはGoogleのデータセンターをご覧になったことがありますか?
ぜひ、関東大学女子駅伝の応援に行って、その帰りに立ち寄ってみてください。
日本の今を知るのも面白いんじゃないかな…。
では、また来週。
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