2022年3月1日
Tweet
前ページ:トレーニングを力に変えよう#1
後ページ:春先のコンディショニング
皆さん、お元気ですか。
スギ木立が真っ赤に色付いています。
車もまるで粉を噴いたよう。
花粉症のランナーにとっては
厄介な季節ですね。
そんなセリアユーザーのなかには
脂質バランスの改善にとサプライズを
ご利用されていらっしゃる方もおおいんです。
オメガ3脂肪酸の摂取が
脂質バランス改善の一助となることによって
体質改善をも後押しすることが考えられるからです。
セリア・サプライズの主成分は
オメガ3脂肪酸のDHA、EPAです。
最近では抗炎症作用などの論文や報告も増え、
スポーツサプリメントへの応用も盛んに進められている栄養です。
気になる方は良かったら、ぜひお試しください。
◆セリア・サプライズ◆ https://www.cf-seria.com/sp2.html
◆◇本日のメニュー◇◆
1
トレーニングを力に変えよう#その2
2 セリアスタッフの舞台裏【疲れが溜まっている?】
3
陸上雑感【つながり】
強化練習期間に盛んに行われるのがペース走です。
その意味や効果について理解してみませんか?
きっとトレーニング効果が違うはずです!
*…*──────────────────────────────────────
*…*
トレーニングを力に変えよう#その2
*…*──────────────────────────────────────
*…*
◆ペース走とは◆
もう、皆さんならよくご存知ですね。
設定されたペースを保って走ることです。
大学・実業団チームなら20~30キロくらい。
高校では12~16キロほどで行われているようです。
中学校の長距離チームでも4~8キロくらいのペース走が行われています。
その目的は”持久力の向上とペース感覚を養うこと”にあります。
◆実際のペースは◆
そのペースは・・・
”最大心拍数の85%”
”AT(LT)ペース”
などと言われているようですが、
どれもほとんど同じことを意味しています。
”有酸素運動から無酸素運動へと急激に変化する速さ”のことです。
言い換えれば
”ちょっときついけれど、粘れば何とか走りきれる速さ”
中学生の皆さんは、こんな感じで覚えておいてください。
ATとは:Anaerobics
Thresholdの略で無酸素性代謝閾値(むさんそせいさぎょういきち)のことです。
走る速度を上げていくとき、血中の乳酸が急激に増加し始める速度です。
LT(乳酸性作業閾値)、VT(換気性作業閾値)、OBLA(血中乳酸蓄積開始点)
なども呼び方は異なれど同じ意味です。
◆実際の現場では◆
大学・実業団男子チームでは
3分20秒から3分30秒くらいがほとんどです。
走力に合わせて走行距離に差をつけているケースがありました。
高校の男子も同じくらいのペースで走っています。
女子はキロ4分ペースが目安でしょうか。
強い選手は乳酸が出にくいのでAT値は高くなります。
ですからペース走の速さは選手やチームの競技レベルによって異なります。
多くのチームが競技力の近しい選手ごとのグループを設けてペースを変えています。
◆トレーニング効果を引き出すには◆
ペース走のコツは走りきることです。
そして、何度も繰り返すことが必要となります。
AT値はペース走を繰り返すことによって高まるからです。
AT値が高まれば、グリコーゲンを温存しやすくなり、乳酸も出にくくなります。
そのためレースの終盤、勝負所までエネルギーが温存できるようになるのです。
みなさんに設定されたペースは決して無理な速さではありません。
与えられたペースを守って、距離を走りきること。
それを繰り返せばAT値は高まるのです。
◆準備して臨もう◆
ペース走は決して楽な練習ではありません。
きちんと走りきるには準備が必要です。
次の準備をお願いします。
①体調を整える
②食事を摂る
③水分補給を行う
④気温や体温の変化に備える
⑤距離への不安がある場合はビタミンB1などを積極的に補給する
エネルギー補給を十分に行って臨まないと
後半のきついところで脚を使い筋破壊や血液破壊が大きくなります。
マラソンほどではありませんが、しっかりエネルギー補給をして練習に臨みましょう。
練習開始後に気象条件が変わる場合があります。
速やかに対応できるように備えましょう。
エネルギー切れが心配な方は
セリアFeでビタミンB1を補給しましょう。
◆セリアFe◆https://www.cf-seria.com/fe2.html
::: セリアスタッフの舞台裏【疲れが溜まっている?】
:::
全国の駅伝強豪高校の皆さんから
血液検査データの分析依頼を頂いています。
そのなかで強豪チームには共通点があることに気づきました。
それはCKとGOTが基準値を遥かにこえる選手が多いことです。
CKは筋肉細胞に多く含まれる酵素。
激しい運動で筋破壊が大きいときに数値が高くなります。
GOTは肝臓に多く含まれる酵素。
こちらも筋肉や血液に含まれていて
激しい運動による組織破壊時に数値が高くなります。
今の時期は冬期練習の真っ只中。
おそらく皆さん、練習をとても頑張ったのでしょう。
それ自体はたいへん素晴らしいことです。
ですが、練習の負荷に回復が追い付かないと
故障や貧血の原因になりかねません。
食事、睡眠、そしてセリア。
これらを駆使して良い状態で
春のトラックシーズンを迎えて欲しいです。
こちらもご参照ください。
CPK(CK)が高いと言われたのですが・・・。【セリア通信
vol.712】
筋肉・内臓の疲労回復のセリアロブはこちら https://www.cf-seria.com/lobb2.html
血流を良くし、疲労回復を図るセリアサプライズはこちら https://www.cf-seria.com/sp2.html
(山内)
:::
陸上雑感【つながり】
:::
難病に苦しんでいる選手がいる。
回復を信じて、脚にメスをいれることになった。
その選手に激励のメッセージをくれたトップ選手がいる。
病と闘っている選手の選手の先生と
心やさしいトップ選手の監督には
共通の恩師がいる。
この出会いはまったくの偶然だった。
私は密かに思っている。
きっと天国にいる
その方が導いてくれたのだと。
(山根)
* * * * * * * * * * * * * * * *
一気に気温が上昇しています。
体調の変化にはくれぐれもご用心ください。
では、また来週。
Tweet
前ページ:トレーニングを力に変えよう#1
後ページ:春先のコンディショニング
セリアのご注文、ご相談はLINEからも受け付けております。
今までのセリア通信はこちらから
セリア通信の登録(無料)はこちらから
御注文はホームページから
電話
0470-86-5777 FAX 0470-86-5757
でもお気軽に。
御意見・御相談はコチラへ メールアドレス info@cf-seria.com
★☆お願い☆★
メールで質問を寄せて下さる際には、必ず御名前をお書き下さいね。
どなたか分からないと、適切なアドバイスが出来ません。
プライバシーは厳守しますので、どうかご理解下さい。