2026年6月16日
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皆さん、お元気ですか?
皆さんは、先日開催された陸上日本選手権を観ましたか?
私は「先頭集団から離れてしまう選手」が直前に見せるサインに注目していました。
どんな一流選手であっても、限界が近づくとカラダに変化が現れるからです。
- 目線が定まらず、あごが上がって首が振れ始める。
- 腰が落ち、前方への推進力が失われてカラダが上下に跳ね始める。
- 足音のリズムが狂い、地面を叩くような重い音に変わる。
- 首筋から急激に大量の汗が噴き出す。
大会で自分自身がそうならないために、そしてライバルのサインを見逃さないために、あなたなら、日頃からどうしますか・・・?
それを考える上での最高の教材となるのも、日本選手権だからこそです。
狙ったレースで、思い描いた通りの走りをするためにも、トップ選手の姿から多くのことを学び、今日からの粘り強い走りに活かしていきましょう!
◆◇本日のメニュー◇◆
1 走るカラダのエネルギー学③
2 セリアスタッフの舞台裏【夢に向かって】
3 陸上雑感【積み重ねのチカラ】
これまで「エネルギー(ご飯)」の必要と、「赤血球という”器”づくり」に欠かせないタンパク質摂取について紹介してきました。
今回は、貧血が気になる中高生ランナーが安易に手を出してはいけない「鉄分補給の落とし穴」について紹介します。
走るカラダのエネルギー学③
◆なぜランナーは鉄不足になるのか?◆
ジュニア期の長距離ランナーは、一般の人に比べて圧倒的に鉄分が不足しやすい環境にあります。その理由は、主に4つあります。
1、足裏での「溶血(赤血球の破壊)」
硬い路面を幾度となく踏みしめて走ることで、足裏の毛細血管を通る赤血球が物理的に押し潰されて壊されてしまいます。また、激しいトレーニングや走り込みで筋肉の破壊量が増加すると、細胞内から鉄分の流出も増加します。
2、発汗による鉄の流出
鉄分は、便や尿だけでなく、「汗」からも大量に失われます。発汗量の増加する夏場はもちろん、朝のLSD(ゆっくりジョギング)などでじっくり汗をかくランナーは、それだけで鉄分の損失が大きくなります。
3、成長による需要量の増加
鉄分は、カラダ中の組織に存在し、酸素の受け渡しに深く関わっています。そのためカラダが大きく変化する成長期のランナーにとっては、日毎に鉄分の必要量が増加の一途を辿っているのです。
4、食事栄養バランスの悪化
中高生ランナーの保護者は、働き盛り世代の真っ只中にいらっしゃいます。早朝から深夜まで、働き詰めの中で、朝晩の炊事やお弁当づくりをこなすのは本当に大変で、時間的にも精神的にも余裕がありません。 そのような環境では、毎日のメニューを完璧に整えることが難しくなり、鉄分などの微量栄養素がどうしても不足がちになります。
つまり、成長期のランナーは「走れば走るほど鉄が失われ、必要量が増加する」のです。 その一方で、忙しい現代の食生活では供給が追いつきにくく、走れば走るほど貧血のリスクが高まるのは、ある意味では必然と言わざるを得ません。
だからこそ、毎日の適切なケアが不可欠なのです。
◆でも、鉄剤の過剰摂取は止めましょう◆
ここで強くお伝えしたいのは、「鉄が足りないから、注射や医薬品の鉄剤で一気に足せばいい」という安易な考えや行動はとても危険であるということです。日頃は、安心や安全のためにセリアを使用しているチームの中でさえ、大会直前になると焦りから正しい判断ができなくなってしまうケースも見られます。 非常に残念ながら、後半の失速を「貯蔵鉄(フェリチン)不足」のせいにして、安易に鉄剤注射をしてしまうケースが跡を絶ちません。
ヒトのカラダには、余分な鉄を効率よく体外に排出するシステムがありません。そのため、注射などで強制的に鉄を過剰に入れ込んでしまうと、肝臓や心臓、膵臓などの臓器に鉄が沈着し、重大な臓器障害(内臓機能の低下)を引き起こす恐れがあります。 結果を急ぐあまりに、良かれと思って行ったことが、アスリート生命のみならず、子供たちの将来の健康までをも脅かしかねないのです。
鉄などのミネラルは、1度で大量に「足す」ものではありません。毎日の食生活を充実させ、「安全なカタチで補い、ちょっとずつ積み重ねる」ことが大原則なのです。
◆食事を充実させ大きな土台を築こう◆
では、鉄分不足が気になる中高生ランナーはいったい、どのようにすれば良いのでしょうか?答えは至ってシンプルです。
「食事の栄養バランスアップと十分な睡眠をとること」なのです。
私たちのカラダづくりの基本は、あくまで「朝・昼・晩、3食のバランスのとれた食事」にあります。ご飯をしっかり食べ、お肉や魚、大豆などからタンパク質を摂ること。 これが大きな食事ピラミッドの土台部分となるのです。
鉄についても、まずは赤身の肉・魚などの「ヘム鉄」を多く含む食材から摂取するのが基本です。
そして、良質な睡眠を十分に確保することで成長ホルモンがたっぷり分泌され、ランナーとして活躍できる肉体がつくられるのです。
このようにして、より大きな土台を築くことこそが、皆さんのアスリートとしての将来性を広げてくれるのです。
◆それでも足りない分を補うのがサプリの役割◆
とは言うものの、消費量の激しい中高生ランナーの場合、食事だけではどうしても追いつかないし、なかなか不足が埋まらないのが、鉄などのミネラル類やビタミン類などに代表される「微量栄養素」です。規則正しい生活習慣を身につけ、食事の栄養バランスにも十分に注意して、それでも足りない栄養を補うために必要なのがサプリメントです。 注射や医薬品とは違い、消化管を通してようやく吸収される食材由来のサプリであれば、カラダが今の状況を把握しながら必要な分だけを吸収するため、深刻な過剰摂取のリスクを回避できるのです。
◆セリアは中高生ランナーのために生まれたサプリ◆
最後に、大切な我が子の健康と未来を守るためにも、安易な鉄剤注射はぜったいに止めましょう。そして、何ヶ月も、何年も、医師の明確な指示もなく鉄剤の服用を続けることも避けてください。 また、安価なサプリメントや、成分表示の曖昧なもののなかには、意図せずリスクの高い成分が混入していることもあるので注意が必要です。創業以来、私たちがセリアを守り続けている使命は「ジュニアアスリートの健康と未来を守ること」です。
安全性が確立されたクリアなサプリメントを選び抜く力も、これから活躍する皆さんには必要となります。
基本の食事(ご飯+タンパク質)で大きくて丈夫な土台を築き上げて、最後の仕上げとなるバランスアップの一助としてセリアをご利用ください。 基本的な食生活習慣のレベルアップと実践こそが、あなたを貧血知らずの丈夫で賢くて、強いランナーへと育て、支えてくれるのですから。

◆セリアを上手に利用しよう◆
繰り返しになりますが、貧血の改善・再発予防には食生活改善が必要です。規則正しい生活を送り、バランスの良い食事を摂ること。
そして、毎日の学校生活、競技生活を積極的に行うことが大切です。
なかでも意識してほしいのが「十分な食事量」と「十分な睡眠」の確保です。
1日も早く回復させたいのなら、早寝・早起き習慣の徹底もお願いしますね。
このようにして自分で思い描いた通りの生活ができて、ようやく思い通りに走れるようになるのです!
そんな生活ができるようになったら、セリアもきっとあなたを後押しします。
①貧血に悩む選手・フェリチンを上げたい選手へ
「セリアジョブ+セリアC」がおすすめです。
「酸素を運ぶトラックをつくる=ヘモグロビン」の材料や、鉄の貯金となる栄養を効率よく補給するために欠かせないミネラル類を配合。 さらに、それらをサポートするビタミンCを組み合わせることで、毎日の走るカラダづくりと、効率の良い栄養補給のバックアップを狙います。
②長引く貧血で肉体疲労が気になる選手へ
「セリアロブ+セリアサプライズ」がおすすめです。
ハードな練習によるダメージからカラダを守り、スムーズなリカバリーに欠かせないペプチドを数種類配合しました。 さらにめぐりをスムーズにし、酷使したカラダを優しくケアする栄養を組み合わせることで、カラダ本来の生き生きとしたコンディションを取り戻せるように工夫しました。
::: セリアスタッフの舞台裏【セリア通信ファン】 :::
とある大学駅伝チームを訪問した時のことです。グラウンドに降りるなり、1人の選手に声をかけられました。
「セリア通信の人ですか?」
聞けば、毎週セリア通信を読んでくださっているとのこと。
セリア通信を読んでいるだけあって、自炊もバッチリ。オムライスや炊き込みご飯などを普段から作っているそうです。オムライスは卵から、炊き込みご飯は鶏肉から、それぞれ良質なたんぱく質を摂ることができます。さすがセリア通信読者です!
これまでも保護者や指導者の方から好意的なコメントをいただくことはありましたが、選手本人から直接声をかけてもらったことはほとんど記憶にありません。
それだけに、今回の出来事はとても嬉しく、忘れられない一件となりました。
(山内)
::: 陸上雑感【積み重ねのチカラ】 :::
陸上競技、なかでも長距離種目は、何よりも「積み重ね」が実を結ぶ世界ですね。一枚一枚の大きさや厚さに違いはあっても、地道に積み重ねた分だけ確実に強くなれる。
それこそが長距離ランナーという生き方の1番の魅力ではないでしょうか。
もしかしたら、いわゆる「才能や能力」の有無とは、その一枚の厚みの違いに過ぎないのかもしれません。
どんなに能力が高く(厚み)があっても、土台の面積が小さかったり、積み方がいい加減であれば、高い塔を築くことはできず、すぐに崩れてしまうでしょう。
一方で、たとえ不器用で時間がかかったとしても、広い土台に1枚ずつ丁寧に積み上げていけば、いつかは誰よりも高く、強固な心の塔が完成するはずです。
そう考えると、長距離という競技は、努力するすべての人に「平等にチャンスが開かれている」と言えます。
焦らず、腐らず、今日も自分だけのかけがえのない「1枚」を丁寧に積み重ねていきましょう。
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高校総体地区大会が各地で開催されています。
インターハイ出場が決まった皆さん、本当におめでとうございます。
よりよいコンディションで大会が迎えられますようにセリアをお役立てくださいね。
では、また来週。
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