2025年3月11日
Tweet
前ページ:貧血・故障の改善に役立つ体重・体組成計の使い方①初級編
後ページ:
皆さん、おはようございます。
お元気ですか?
「レジャー紫外線」って、ご存知ですか?
日焼け、そしてシミ・そばかすの原因となるUV-Bのことです。
総体予選頃から急増し、インターハイや夏合宿の頃に、そのピークを迎えます。
このレジャー紫外線を防ぐ力を示すのが、SPF(Sun Protection Factor)。
数値が高いほど効果が高く、最大で「SPF50+」と表示されます。
じつは紫外線はもう1つ、あるんです。それが「生活紫外線」=UV-A。
これがお肌の奥まで静かにじわじわと入り込み、ハリや弾力を奪ってしまうのでやっかいなんです。
そんな生活紫外線は3月、今ごろから一気に増え始めているのでご注意ください。
室内にいても、ちょっとした外出でも影響するというのですから、ランナーの皆さんにはとくに気をつけましょう。
そんな春先から急増するUV-Aを防ぐのが、PA(Protection Grade of UVA)。
その能力は「PA+」「 PA++」「PA+++」「PA++++」と4段階になっていて、
+が多いほど高いことを示しています。
市販の日焼け止めには「SPF」と「PA」の能力が明記されています。
ご購入の際にはぜひ、ご確認くださいね。
◆◇本日のメニュー◇◆
1 貧血・故障の改善に役立つ体重・体組成計の使い方②上級編
2 セリアスタッフの舞台裏【嫌なこと】
3 陸上雑感【工夫】
病気でない限り、ランナーの貧血は必ずあなた自身の手で治すことができるでしょう!
それにはあなたの食事量やバランスを客観的に評価しなければなりません。
そのためにも体重・体組成計を役立てましょう。
貧血・故障の改善に役立つ「体重・体組成計の使い方」②上級編
◆①ランナーのカラダはとても繊細です◆
ランナーのカラダはとても繊細なバランスの上に成り立っています。なぜなら運動量がとても多く、消耗が激しい毎日を送っているからです。
あれだけの距離を、しかもものすごい速さで走るのですから、栄養不足が生じると一気に消耗してしまいます。
◆②必要エネルギー量不足で生じる貧血◆
なかでも陥りやすいのが「必要エネルギー量不足」だということは前回、学びましたね。エネルギー量が足りないと、それを補うために急場凌ぎのエネルギー源として、血液や筋肉を自ら分解してブドウ糖に変えてしまう「糖新生」が発生し、運動によるダメージと相まって血液や筋肉が崩れ去ります。
そのようにして陥るのが「貧血」なのです。
◆③筋肉量を測定→食事バランスを客観的に判断◆
ランナーのカラダが消耗しているのか、はたまた成長しているのか。そんな繊細な変化を逃さずに観察する方法の1つが筋肉量の測定なんです。
もし、筋肉量が保持されていれば、「必要エネルギー量が満たされている」と言えるでしょうし、タンパク質やカラダづくりに関わる栄養もすべて満たされていると考えられるでしょう。
ところが、毎日トレーニングしているのにもかかわらず筋肉量が減っていたり、いっこうに増えないとしたら食事に問題があると判断できるのです。
◆④筋肉量の増加=貧血の改善◆
体重・体組成計を用いた測定を続けて、筋肉量の変化を探ってみることによって次のことがわかります。筋肉量が少しずつでも増え続けるような食事となるように日々、調整してみましょう。
とくに、貧血や故障を繰り返すばかりで一向に改善しない方は、筋肉量が増えるような食事になるまで続けましょう。
それが自分自身の手で改善する唯一の方法だからです。
①筋肉量が増える
→必要エネルギー量が満たされている。
→タンパク質やカラダづくりに必要な栄養が満たされている。
→※1 貧血・故障改善の環境が整う
②筋肉量が減る
→必要エネルギー量が満たされていない。(※2食事増量の必要)
→タンパク質や体づくりに必要な栄養が満たされていない。(栄養バランスの悪化)
→貧血、故障のリスクが増す。もしくは、一向に改善をみない。
※1 筋肉量が増える栄養状態こそが、血液をも育てる栄養状態なのです。
※2 筋肉量を増やすにはタンパク質摂取を増やすだけでは効率が良くないことを覚えておいてください。
血液や筋肉の分解(糖新生)を防いで、成長に転じるには十分な糖質エネルギーも必要です。
貧血になっている選手のほとんどがこの糖質不足(ごはんの摂取量不足)と言えるでしょう。
ですから、むやみに糖質ダイエットなどをすると、貧血や故障のリスクが高まり危険です!
そうなったら、サプリメントもきっと役立つことでしょう。
ぜひ、セリアジョブをご検討ください。
::: セリアスタッフの舞台裏【嫌なこと】 :::
「ゆっくり長く走るとミトコンドリアが増える。」先日、練習訪問した高校の先生にそう教えてもらいました。
ミトコンドリアは、細胞内でエネルギーを生み出す小器官。
長距離を走る上で欠かせません。
ゆっくり長く走るのは、私の嫌いな練習の1つです。
きついし、退屈だし、早起きしないといけないし・・・。
やらない理由を挙げればキリがありません。
それでも、思い返すと去年はこの練習を避けていた気がします。
だからこそ、ハーフマラソンも思うように走れなかったのかもしれません。
そんな反省を踏まえ、最近は2時間ジョブを実践中。
成長するためには、嫌なことにも向き合うことが大切。
それは、陸上に限らず、仕事や生活でも同じことかもしれません。
(山内)
::: 陸上雑感【工夫】 :::
雪に閉ざされた中でも走れるように。そんな願いからビニルハウスの走路が数年前に完成した。
今ではすっかり地元のランドマークとなっていて、高校やクラブチームはもちろん、遠方からもランナーが集っているという。
その後が気になり、今冬も訪ねてみると・・・。
なんと、新たに傾斜のついた走路が新設され、選手たちが勢いよくスロープを駆け上がっていた。
ハウス内の温度計は20℃を指していたが、外はマイナス、未だ白銀の世界。
雪が溶けて市内の競技場が使用可能となるのは4月下旬だという。
待ってはくれない総体予選に向けた新しい考えと取り組みに学ぶことが多かった。
* * * * * * * * * * * * * * * *
いよいよ今週末から数チームの合宿サポートに入ります。
こちらでの毎日が実り多いものとなりますように私たちも全力を尽くします!
では、また来週。
Tweet
前ページ:貧血・故障の改善に役立つ体重・体組成計の使い方①初級編
後ページ:
セリアのご注文、ご相談はLINEからも受け付けております。

今までのセリア通信はこちらから
セリア通信の登録(無料)はこちらから
御注文はホームページから