2024年12月3日
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皆さん、お元気ですか。
山さんは、千葉県庁保健体育課が主催した地域クラブ指導者講習会に参加してきました。
中学校部活動の地域移行に向けた環境整備事業の一環として開催され、教員や地域クラブ、民間クラブで指導されている方々が多数出席。
少子化による生徒数の減少や、中学教員の労働環境の改善などに注目が集まっていますが、今後の中学生世代におけるスポーツ・芸術文化活動の在り方や方策、指導方法について、しっかりと考え直そうというのが事業の趣旨だという説明がありました。
今回はジュニアラグビークラブ(U15、U13)の指導現場を視察。
練習の様子や指導方法についてコーチ陣から詳しいお話をうかがいました。
なかでも興味深かったのは
「教え込むのではなく、判断させる」
という指導理念についてです。
1から10まで教え込んだり、同じ練習を反復し過ぎると、いざという時に判断できなくなるからだそうです。
とくに刻々と試合展開が変わるラグビーにおいては練習と同じ状況はあり得ないので、状況に応じて的確に判断できる能力こそが必要だと言うのです。
選手自身が「どうすべきか」を考えるスペース(間)を残すことを心がけていらっしゃると言います。
だからあえてミスしたり、出来ない状況を残したまま、次々と次のメニューへと移ります。
「ミスを責めるのではなく、だからどうするのか?」
という宿題が残る練習方法。
それがとても印象に残っています。
◆◇本日のメニュー◇◆
1 現場で見かけた風邪の予防法あれこれ
2 セリアスタッフの舞台裏【技術の進歩】
3 陸上雑感【記録の狙いめ】
全国高校駅伝、全国大学選抜女子駅伝、ニューイヤー駅伝、箱根駅伝・・・。
大舞台を前にした皆さんは風邪を引かないように色々と気をつけていらっしゃいます。
実際のチームで行われている予防法をいくつか紹介します!
現場で見かけた風邪の予防法あれこれ
◆①カラダを冷やさないために◆
走った後は体温が低下して免疫力が低下してしまいます。しかも長距離ランナーはもともと代謝が低く、体温が低くめ方が多いようです。
だからこそ練習で汗をかいたらこまめに素早く着替えて保温に努めるように心がけましょう。
練習後にはネックウォーマーや手袋を着用する選手は多いのですが、日常生活時から”厚手のソックス”や”レッグウォーマー”を身に付けているチームもありました。
3つの首を温めると、全身の血行が良くなりますから保温するなら「首・手首・足首」のセットがベストです。
レッグウォーマーや厚手のソックスを着用して下腿や足先を冷やさないようにすると、風邪はもちろん、ケガや故障の予防にもなるのでオススメです!
ぜひ、皆さんもやってみましょう。
◆②手洗い、うがい、そして歯磨き!◆
手洗い、うがいまでは当たり前ですね!さらに歯磨きを習慣としている選手やチームも多いんです。
ランナーはただでさえ呼吸回数が多い上に、激しく呼吸することも多いですね。
しかもカラカラ空気の影響で一気に水分が失われ、口腔衛生を保つことが難しくなります。
水分が失われると雑菌ばかりが繁殖しやすくなるからです。
走った後にはすぐに手洗い、うがいを行いましょう。
そして、着替えて保温が済んだら、歯磨きをしましょう。
山さんのオススメは走る前の歯磨きです。
口がさっぱりして気持ちよく走れますよ!
走っている最中の雑菌の繁殖を防いでくれる効果もあるようです。
ご紹介くださったT先生、ありがとうございます。
◆③ビタミンの摂取◆
それは某高校の全国高校駅伝直前合宿を訪問したときのことです。きれいに並べられた手荷物と一緒に「アルコール消毒スプレーとセリアC」が置かれていました。
練習を終えた選手の皆さんは一人一人手袋を外して手を消毒してから、セリアCのタブレットを取って摂取していたのです。
その学校ではまさに200名以上ものインフルエンザ感染者が出ているそうでしたが、その時点でチーム内には感染者1人もいないというお話でした。
もちろん、それは選手の皆さんが日頃から規則正しい生活を徹底し、体調管理に努めていらっしゃるからにちがいありません。
さらにビタミンCの摂取を心がけていらっしゃることに感心したのでした。
くわえて脂溶性ビタミン類が主成分のセリアサプライズを加えているチームもありました。
このように大事な大会の前だからこそ、
”ことのほかビタミンの摂取を心がけている”
選手やチームが多いことも参考にしてみてください。
◆④腸内環境を整える◆
ココ一番というときにカラダの抵抗力や免疫力を左右するのがお腹の調子です。腸内環境を良好に保つことができれば風邪やインフルエンザなどの感染リスクを減らせるからです。
そのためにヨーグルトなどの乳製品を摂っている方が多いようですが、
それだけでは”食物繊維”が足りていません。
そこでオススメなのが”お味噌汁”と”ぬかみそ漬け”です。
毎日、ご家庭で摂取している味噌やぬかみその中に含まれてる乳酸菌こそが、私たちの腸内環境整備には欠かせない栄養だからです。
しかも食物繊維もしっかり摂れますね。
遠征先や合宿に”みそ”や”ぬかみそ漬け”を持参している選手もいらっしゃいます。
なかにはご実家から送ってもらっている選手もいいるほどなんです。
生まれ育ったご家庭の味のなかに抵抗力・免疫力強化の栄養が秘められている。
皆さんも、ココ一番というときにこそ、カラダを守ってくれる”おふくろの味”を試してみては如何でしょうか。
また、お腹やカラダを冷やさないように冷水は飲まないという選手も多いようです。
起床時の水分補給に白湯を飲んでいるという選手もいらっしゃいました。
これらの予防法はランナーに限ったものではありません。
受験生や社会人の皆さんにも役立つ方法です。
ココ一番というときに、やってみてください。
::: セリアスタッフの舞台裏【技術の進歩】 :::
10年ぶりにランニングウォッチを買い替えました。以前のウォッチを購入したときは、距離やスピードを計測できることに驚きました。
しかし、今回購入したウォッチには心拍測定機能が追加され、さらに
「疲労度」「ストレス」「睡眠の質」「練習効果」
などが分かるようにもなり、10年前以上に驚いています。
私が高校生だったころ(約20年前)のランニングウォッチはストップウォッチ機能しかなかった気がします(私はそもそも腕時計すら持っていませんでしたが)。
スマートフォンや厚底レーシングシューズが登場したときにも感じましたが、技術の進歩は本当に目覚ましいですね。
これらの便利な技術を上手く活用して、生活の質や競技パフォーマンスをさらに向上させていきたいですね。
(山内)
::: 陸上雑感【記録の狙いめ】 :::
朝、車内に置いてあったペットボトルの容器が押しつぶされているのをみるたびに、気温の変化と気圧の関係を思い浮かべるのは私だけでしょうか?冷たい冬の高気圧のもとではただでさえ酸素が濃いはずです。
気温の下がる夜から朝にかけては空気圧はさらに上昇。
夜や早朝は呼吸が楽に感じられるほど酸素が濃い状態のはずなのです。
そんな今の季節は記録狙いの方には絶好のチャンス!
1030hPaを超える日の、夕方のレースがオススメです。
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12月に入ってから関東は降水量0mgの地域がほとんどですね。
空気が乾燥しているので加湿器なども上手に使いましょう。
では、また来週。
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