貧血対策となる秋の味覚 その2サバ【セリア通信vol.888】

2024年9月3日

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皆さん、お元気ですか。

先日、群馬県の榛名湖、そしてバラギ湖を訪れンマました。
駅伝チームの合宿訪問です。
軽快に走りゆくランナーの足元では萩の花が揺れていました。
各チームの強化合宿もいよいよ大詰めです。

駅伝まで、あとわずか。
まもなく長距離シーズンの開幕です!

◆◇本日のメニュー◇◆

1 貧血対策となる秋の味覚 その2、サバ
2 セリアスタッフの舞台裏【夜の緑茶】
3 陸上雑感【気になったこと】

春の産卵に備えて栄養をたくわえる秋から冬にかけて鯖(サバ)は旬を迎えます。

貧血対策となる秋の味覚 その2、サバ

◆サバとタンパク質◆

生サバに含まれるタンパク質は100gあたり20~25gほど。
とても効率の良い高タンパク食品と言えるでしょう。
しかも必須アミノ酸のバランスに優れた質の高いタンパク質です。
カラダづくりはもちろん、貧血の予防・改善時にも積極的に食べたいお魚です!

◆サバとミネラル◆

サバは、サンマ以上にランナーのカラダを守り、育てるのに欠かせない、次のようなミネラルが豊富な食材です。
  1. 鉄 1.2mg
  2. 亜鉛 1.1mg
  3. 銅 1.1mg
  4. セレン 70μg
  5. カルシウム 6mg
  6. マグネシウム 30mg
吸収の良いヘム鉄はもちろん、カラダづくりに欠かせない微量ミネラルがほとんどすべて含まれ、貧血の予防・改善に役立つ良質な食品がサバです。

※1、数値は100g当りの推定値です。
※2、サバは、セリアジョブの主要成分(鉄・亜鉛・銅・セレン)をすべて含む食品です。

◆サバ缶と栄養◆

サバ缶は、ぶつ切りにしたサバを骨ごと柔らかく煮詰めてあります。
そのため可食部100g当りに含まれるカルシウムの量が生サバに比べてずっと多いんです!
(生サバ6mg→サバ缶260mg)

丈夫な骨づくりに欠かせないビタミンDも、サバ缶の方が2倍くらい多く含まれています。
疲労骨折の予防・回復・再発予防にも役立つ食品と言えるでしょう。

◆DHAとEPAも◆

青魚のサバには、血流をサラサラにするオメガ3脂肪酸が含まれています。
なかでもサバに豊富なEPAには、持久力向上、炎症を和らげる作用、筋損傷の緩和などのさまざまな力が認められていて、スポーツのみならず健康領域でも研究が盛んに進められています。

このオメガ3脂肪酸の代表となるDHA・EPAは国産の「マサバ」や「ゴマサバ」よりも、塩サバやみりん干しとして加工されているノルウェー産「タイセイヨウサバ」に多く含まれています。

◆サバ缶の炊き込みご飯◆

【材料】
サバ缶(水煮) 1缶
お米2合、生姜ひとかけ、大葉、酒少々、しょう油少々

【作り方】
  1. 生姜を千切りにします。
  2. お米を研いで、水は切っておきます。
  3. 炊飯器にお米を入れ、サバ缶を汁ごと入れます。
  4. 2合炊きの印まで水を入れ、酒としょう油で味を整えたら、千切り生姜を入れて炊き上げます。
  5. 炊き上がったら、刻んだ大葉を添えて完成です。
きっと寮生活の大学生選手でも簡単に作れることでしょう。
生姜を刻むのが面倒なら、便利なおろしショウガを使ってください。

食べきれない分は小分けにして冷凍保存しましょう。
サバの味噌煮缶でも美味しくできますよ。
お好みでどうぞ!

::: セリアスタッフの舞台裏【夜の緑茶】 :::

先月末は千葉県の中学校合同合宿で食事栄養講座を行いました。

夜8時からの講義を終え、さぁ寝ようと思うもなかなか寝付けない。
結局、1~2時間しか寝られませんでした。

なんで寝られなかったのだろうと考えていたら思い出しました。
食事栄養講座の際に緑茶を飲んでいたことを。

緑茶の成分”カテキン”は喉の痛みに効果があると言われています。
講座の途中で咳き込まないようにと飲んでいたのですが、その緑茶の中に”カフェイン”も入っていることをすっかり失念していました。
眠気覚ましの作用があるカフェインを夜に摂ってしまったことが、その後の寝不足を招いたのだと思っています。

皆さんも夜の緑茶(カフェイン入り飲料)にはお気を付けください。

P.S. カフェインはお茶(麦茶・コーン茶・ハーブティーなどはノンカフェイン)、
コーヒー、エナジードリンクにも入っています。
(山内)

::: 陸上雑感【気になったこと】 :::

それはこの夏に訪れた合宿先でのことでした。
昼食のテーブルには採れたて「高原レタス」が用意されていたのです。
ひと目見た瞬間に「旨そう!」と思ったのは、私だけのようでした。
席についた選手の皆さんはまったく手をつけなかったのです。

一人分ずつ取り分けたら、食べたのでしょうか?
いやいや、そんな気配すらありませんでした。
「残ったら、夕食に出るので・・・」
その言葉が今も、忘れられません。

* * * * * * * * * * * * * * * *

お魚は干物にすると水分量が減り、タンパク質量が増加します。
また、ビタミンDも増えるんです!

では、また来週。


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