2022年11月8日
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皆さん、お元気ですか。
全国高校駅伝大会の都道府県予選も三重県を残すのみとなりました。
ご出場を叶えた皆さん、ほんとうにおめでとうございます。
中学生も頑張っていますね。
久しぶりに有観客で開催されていて、保護者や仲間が見つめる中で走っている姿はやっぱり微笑ましいものでした。
来年は大声で応援できると良いのにね・・・。
◆◇本日のメニュー◇◆
1 筋肉の名前を覚えよう その4
2 セリアスタッフの舞台裏【超ハイレベル!】
3 陸上雑感【内分泌系】
ランナーのケアで欠かせないのが腰回り。
ほとんどの故障の原因ともなっている箇所です。
筋肉を覚えて、セルフケアに役立てましょう。
筋肉の名前を覚えよう その4
◆動きを支えるインナーマッスル◆
接地時に大きなチカラを発揮しカラダを前方を進めるのは①お尻の筋肉=大殿筋(だいでんきん)や
②太ももの裏側にあるハムストリングス=(大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋)
でした。
これらの筋肉が十分にパワーを出すためには、背骨や骨盤、そして大腿骨をしっかりと支える必要があります。
その大事な役割を担っているのが骨盤と大腿骨を内部でつないでいる深層筋(しんそうきん=インナーマッスル)です。
◆上体を支える筋肉◆
地面を蹴り上げ、前方へ向かう際に太ももを引き上げますね。このときに働くインナーマッスルが
①腸腰筋(ちょうようきん)
②大腰筋(だいようきん)
③腸骨筋(ちょうこつきん)
です。
これらの3つの筋肉がカラダの中心部で背骨・骨盤・大腿骨をつないで脚上げ姿勢を保ちます。
さらに骨盤の外側と大腿骨をつなぐ中殿筋(ちゅうでんきん)もしっかりと脚があがるようにサポートしています。
◆静かに疲労が進行するインナーマッスル◆
このように皆さんの走りをカラダの内側から支え続けているとても重要な筋肉=インナーマッスルですが、大きなチカラを発揮する筋肉に比べて、疲労が蓄積しても感じにくく、普段は痛みも発しません。それゆえに故障の発見も遅く、皆さんが異変や痛みを感じた時には、すでに重症となっていることが多いんです。
◆故障のトリガー(引き金)◆
ランナー膝(ひざ)、鵞足炎(がそくえん)、座骨神経痛(ざこつしんけいつう)、疲労骨折(ひろうこっせつ)、シンスプリントなど、ランナーにとても多く見られるこのような故障の殆どが 腰回りのインナーマッスルの使い過ぎやその疲労からくる凝り、血行不良が原因となって発症しているのです。◆ケアのポイント◆
腰回りのインナーマッスルを緩めると動脈が開放され、血流もスムースになり、酸素や栄養が足先まで行き届くようになります。傷んだ組織の回復・成長には、この酸素や栄養が欠かせません。
ですから脚全体の疲労回復を早め、故障予防にも役立ちます。
普段から腰回りのストレッチ&マッサージを行いましょう。
①脚の付け根、お尻をさすろう
インナーマッスルの異変は気付きにくいものです。
普段から”脚の付け根とお尻をさする”習慣を身に付けましょう。
普段からさすったり、押したりしていれば、異変に察知することが出来るからです。
②臀部の揉みほぐそう
仰向けに寝た状態で、お尻にゆっくり加減しながらテニスボールを当ててみましょう。
ストレッチポールなどの製品を使うのも一案ですね。
圧痛があったら疲労が溜まっている証拠です。
ゆっくり無理せず、カラダを動かしながらほぐすようにしましょう。
③家族に協力してもらいましょう
うつ伏せになった状態で、片足の膝を90℃の位置まで引き上げます。
そうすると引き上げた側のお尻がこんもりと盛り上がるはずです。
そのあたりを家族にお尻を揉みほぐしてもらいましょう。
凝りや痛みを探りながらカラダの奥のほうにあるインナーマッスルをほぐすと良いでしょう。
お尻のインナーマッスルがほぐれるとお尻の緊張がとれて弛むのがわかるでしょう。
揉みほぐす前と比べるとお尻の高さが下がっているはずです。
如何でしたでしょうか?
すべての名前を覚えるのは難しいかも知れませんが、筋肉の名前や役割を理解するのはとっても大事なことなのです。
そうでなければ正しいケアは出来ませんね。
この機会にぜひ、1つでも多く筋肉の名前と役割を覚えましょう。
そして、毎日のケアに役立ててください。
皆さんが故障なく、走れることを願っています。
【おススメのセリア】
EPAが気になる方は→セリアサプライズ
コラーゲンが気になる方は→セリアリベロ
ビタミンCが気になる方は→セリアC
::: セリアスタッフの舞台裏【超ハイレベル!】 :::
先週末は千葉県中学校駅伝の応援へ。天候に恵まれ、男女ともにハイレベルなレースになりました。
もともと千葉県の中学駅伝のレベルは高いのですが今年は例年以上に凄かったのでは。
そういうことで、3km換算で9分を切った選手が男子で何人いるのかを調べてみました。
3km9分といえば、中学生では全国レベルです。
*男子は1区3.14km、2~6区が3.08kmです。
結果はなんと23人!
私の中では10分切れれば速いという認識なのに、それよりも1分も速い選手がこれだけいることに驚愕しました。
県駅伝に出場できなかったチームにもこのレベルの選手がたくさんいることを考えると「長距離王国千葉」の凄さを感じると同時に選手たちのこれからが楽しみだなという気持ちになりました。
(山内)
::: 陸上雑感【内分泌系】 :::
カラダの発達や日内リズムに合わせて内分泌系器官からホルモンが分泌されます。ホルモンは血液を介して各器官に運ばれて代謝や免疫等の働きを制御します。
内分泌系を正常に保つことがコンディショニングには欠かせません。
そのためにも生活のリズムを安定させましょう。
これからの季節は免疫力も高めたいですね。
だからこそ、まじめに生活しましょう。
(山根)
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今週は秋田県で高校駅伝東北大会が開催されます。
もう、寒いでしょうね。
では、また来週。
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