2022年2月15日
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皆さん、お元気ですか。
山さんは先週、極寒の地である北海道旭川市へ行って来ました。
昨年完成したばかりのビニルハウス走路で行われた
旭川龍谷高校陸上部の皆さんの練習を
見学させて頂きました。
ハウス走路の建設に際しては大勢の市民ボランティアのお力添えがあったそうです。
設置された棚や備品なども、そうしたご好意で製作されたものでした。
降雪時にも絶えられるように頑丈に補強された支柱や
天井部の融雪用に据え付けられた送風設備など
細部にも様々な工夫がなされていました。
そして、設備の維持管理にもそうとうな労力が費やされているのが分かりました。
”少しでも良い環境で走らせてあげたい”
周囲の人たちが
そんな思いに駆られるのは
選手の皆さんが極寒のきびしい状況をも乗り越えて
ひたむきに走り続けてきたからでしょう。
今後はここを拠点としたランニングクラブも始動するそうです。
学校・地域・有志が一体となった活動にも
注目したいと思っています。
◆◇本日のメニュー◇◆
1
故障を防ごう”足の保温について”
2 セリアスタッフの舞台裏【目指すはさらに上】
3 陸上雑感【勢い】
”故障がちで、冷え性なのですが”
そう語る選手の足元に目をやると
気になることが・・・。
*…*──────────────────────────────────────
*…*
故障を防ごう”足の保温について”
*…*──────────────────────────────────────
*…*
◆3つの首◆
冬の寒さや冷え対策で
もっとも有効な手段の1つが
”首、手首、足首を保温する”ことなのです。
これら”3つの首”には脂肪がつきにくいばかりか
皮膚のすぐ下に動脈が通っているため
外気の影響を受けやすいからです。
◆ランナーは薄着がち◆
とは言え、
ランナーは薄着がち。
ネックウオーマーは広まりましたが、
手袋はまだまだ薄手のものが目立ちます。
カラダを冷やさないためにも
もうひと工夫しましょう。
例えば、ランニング手袋の上に
”手首まで覆うことができるミトンの手袋”
をはめてアップしてみませんか。
とても軽くて走りを妨げません。
温まったら外せば良いんです。
◆首まで覆うのがコツ◆
手のひらだけのものより、
手首まで覆うことができる手袋のほうが
より素早く、確実に手先が温まります。
だからウオーミングアップ時には
ミトンとの二枚重ねが有効です。
手先が冷たいままだと体幹の血流も不完全です。
手先、足先などの末端まで血管を広げて
血流を確保しなければパフォーマンスも不十分となってしまいます。
◆足先を温めるには足首から◆
”ランナーは何と言っても足が命”ですね。
みなさんにとっては
”足首の保温”こそが、
首や手首以上に大事なのです。
なぜなら”足の冷え”が故障の原因になっているからです。
そもそもランニングシューズは
通気性が良くなっている特性上、
冷えやすく温まりにくくなっています。
真冬のランニング時では5キロ走っても、
10キロ走っても足先が冷えたままというのは
皆さんにもきっとご経験があることではないでしょうか。
そのままの状態でスピードアップしたら、どうなるでしょうか?
また、距離を踏んだら、どうなるでしょうか?
足先が温まっていないということは
足の筋肉の活動は不十分ということですね。
ですからきっと稼働している一部の筋肉はもちろん、
関節や骨へも大きな負担を強いることになってしまうのです。
足底筋膜の炎症や
中足骨の疲労骨折、
かかと周辺やアキレス腱、
そしてシンスプリントなどなど、
”冬のランナーには足周辺の故障が多発”します。
それなのに皆さんが好んで履いているソックスは
ランニング用の薄手のものばかり。
疲労骨折からの回復や冷え性対策の
ご質問を下さった選手の足元にふと目をやると
丈の短く薄手のアンクレットタイプ(くるぶし)のソックスだったのです。
◆丈の長い厚手のソックスを履こう◆
故障予防の観点からもお願いします。
冬は丈の短いランニングソックスではなく、
足首を覆うことができる厚手のソックスを着用して
ウオーミングアップするように心がけましょう。
足先まで十分に温めて
シューズを履き替える際に
ソックスも履き替えれば良いんです。
山さんも試してみましたが、
温まり方がぜんぜん違いました。
足先まで温かい感覚は久しぶりでした。
練習後も同様です。
足先を冷やさないように
再び厚手のソックスに履き替えましょう。
故障しない、させないためにも
日常生活でも厚手のソックスを着用しましょう。
足元の冷え対策にはレッグウオーマーも有効です。
バレリーナやダンサーも着用しています。
”皆、足が命”の方々ですね。
:::
セリアスタッフの舞台裏【目指すはさらに上】
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週末に千葉県中学校新人駅伝が開催されました。
結果を見ていると、
あるセリアユーザーさん発見しました。
昨年夏から長らく故障で走れていなかった選手です。
今回の駅伝が復帰戦となりましたが
ごぼう抜きの走りでチームに貢献していました。
大会翌日、ご家族に連絡を入れました。
故障で走れない間もセリアをコツコツと摂り、
水泳も頑張ったりと、できる範囲で努力を続けていたそうです。
その頑張りが実って良い走りができたようですが、
本人は同学年にもっと速い選手がいることが悔しくて
その日も練習に出かけたというのです。
現状に満足せず、常に上をという姿勢。
とても素晴らしいですね。
今後の活躍がますます楽しみになりました。
わたしたちもセリアを通してサポートを惜しみません。
(山内)
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陸上雑感【勢い】 :::
全日本実業団ハーフで
特例参加となった大学生たちが躍動していた。
居並ぶ強豪選手に臆することなく
駒大の山野選手がロングスパートを仕掛けた。
後を追う選手も素晴らしい粘りだった。
まさに手に汗握るデッドヒート。
出場選手それぞれに
気概ある走りだった。
良いレースだった!
(山根)
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来月、2チームがいすみで合宿を予定してくださいました。
充実した練習ができますようサポートに励みます。
みなさんも、ぜひ!
では、また来週。
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