2021年9月21日
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皆さん、お元気ですか?
”わたし、スポーツ栄養の勉強がしたいんですが・・・”
それは小学生の弟さんが所属している
ランニングクラブで開催された栄養講習会でのことでした。
付き添いでいらっしゃっていた高校生のお姉様が
私にそう声をかけて下さったのでした。
栄養系の大学に進学後は
栄養指導や実業団チームの合宿帯同などにも
臆することなく挑戦してくださいました。
そして、就活を控えた彼女はとても大きな決断されたのです。
”わたし、大学で研究職を目指します!”
学生時代に取り組んだ学業やご経験を通じて
生徒や選手と接することの楽しさを実感されたのだそうです。
やりたいことが見つかってほんとうに良かった!
もしかしたら、セリア通信読者の皆さんとの関わりが出来るかも知れませんね。
将来のご活躍がほんとうに楽しみです。
◆◇本日のメニュー◇◆
1
長引く疲れ、その原因(その2)
2 山内の食事栄養プチ情報【朝ごはんを食べよう】
3
陸上雑感【走り過ぎ注意!】
”必要エネルギー不足とたんぱく質摂取不足”が
カラダのすみずみに栄養失調を引き起こし”疲労”を招いていました。
これを放置すると、さらに深刻化するんです。
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長引く疲れ、その原因(その2)
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◆栄養失調が招く、肝臓疲労◆
栄養失調が長く続くと、次第に肝臓の働きが低下し始めます。
そのために次に挙げる4つの不具合が生じます。
①エネルギーがつくられなくなる
②有害な毒素の処理ができなくなる
③脳へのエネルギー供給が減る
④脂肪の調整ができなくなる
これらの不具合がカラダに
”言いようのない重い疲労感”を与えるのです。
◆肝臓疲労時のカラダでは◆
肝臓が弱ってしまうと
排泄されるべき老廃物や毒素が
体内にどんどん溜まってしまいます。
また、燃やせなくなったエネルギーは
中性脂肪となります。
そのため血流が鈍り、
細胞呼吸も不十分となり、
そもそものエネルギー不足も相まって
脳もカラダも辛くてしんどい状況に追い込まれるのです。
※中性脂肪とは:血液中に存在する脂肪の1つ
増え過ぎるとドロドロ血液になってしまう
◆疲れは肝臓からのSOS◆
肝機能の低下による疲れは
風邪の諸症状に似ています。
あなたはこんな症状に悩んでいませんか?
①とにかく頭やカラダが重くてまったく走れない
②軽い頭痛や微熱があり、ノドが痛い
③四六時中、眠たい
④食欲がない
⑤脂っこいもので胃がもたれる
⑥カラダがむくんでいる
⑦嘔吐や吐き気がする
如何でしょうか。
当てはまるものが多ければ多いほど
肝臓の疲労が深刻化している可能性があります。
◆肝臓を守るリカバリー食◆
先週もお伝えしましたように
まずは”必要エネルギー不足とたんぱく質不足”による
栄養失調を疑ってみましょう。
重い疲労に襲われたら、まず”栄養と休養”をとりましょう。
肝臓の疲労時には無理は禁物です。
しっかり食べて、十分に休みましょう。
また、日頃から練習直後のリカバリー食の摂取を徹底しましょう!
エネルギー補給とたんぱく質補給が素早ければ素早いほど
肝臓の働きが守られ、疲労回復も早まります。
※リカバリー食:練習直後(30分以内)の栄養補給
糖質:たんぱく質=3:1の割合で200kcalほど
バナナ+ヨーグルトや鮭のおにぎり1個程度
食事では”良質のたんぱく質とエネルギー”を補給を心がけましょう。
たんぱく質→肉・魚・大豆製品・玉子・乳製品などをバランス良く食べましょう
エネルギー→ごはんなどの主食をしっかり食べましょう。
肝臓の働きを助ける必須アミノ酸”リジン”を多く含む
大豆や鶏肉を使ったお料理をおススメします!
例1) 鶏と大豆の炊き込み御飯
例2) 焼鳥+お豆腐+納豆+枝豆など(どれもリジンが豊富です)
肝臓を守るためにも以下のことには気をつけましょう。
①風邪やインフルエンザのときに無理しないこと
②欠食や偏食、無理なダイエットはしないこと
③オーバートレーニング
④鉄剤の服用
鉄剤の使用は肝臓に過度の負担をかけてしまいます。
鉄分補給にはカラダにやさしい食品”セリア”をご利用下さい。
次週もお楽しみに。
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山内の食事栄養プチ情報【朝ごはんを食べよう】
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1日を元気に過ごすための
エネルギー補給が朝食の役割です。
朝食が無いと、次のエネルギー補給は昼食になります。
19時に夕食、12時に昼食と仮定すると
17時間何も食べていないことになります。
もちろん体内のエネルギー源はカラッポです。
エネルギーの無いカラダは
先週から紹介しているような疲労、
判断力・思考力の低下、
筋力の低下にもつながります。
朝食抜きはダイエットにもなりません。
昼食で血糖値スパイクが起きることで
体脂肪がつきやすくなるのです。
朝は食欲がないから食べません。
忙しいから食べません。
それは普段の生活習慣や食事に問題があるのかもしれません。
見直してみましょう。
朝食とると良いことたくさん。
毎日ちゃんと食べましょう。
(山内)
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陸上雑感【走り過ぎ注意!】
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長引く部活動の自粛の影響で
走り過ぎの選手が増えているんではないでしょうか?
競技場も公園も使用不能の状況にあり、
ロード走が増えているようです。
動きづくりの流しや
トレーニングも
硬い路面。
なるべく足への負担を避け、
走り過ぎには気をつけましょう。
(山根)
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これからは競技会が目白押し。
週末は速報から目が離せません。
インターネット中継も利用しようかなぁ。
では、また来週。
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