レースに向けた食事その2”燃焼を効率を高める”【セリア通信vol.689】

2020年11月10日

前ページ:レースに向けた食事その1”緊張しやすい方へ”
後ページ:レースに向けた食事その3”貧血を予防しよう”

”悲願達成”

シーエフ社の地元、いすみ市立岬中学校が千葉県中学校女子駅伝大会で初優勝しました。
あのマラソン解説で有名な増田明美さんの母校です!

強豪ひしめく千葉県北部地区が長らく上位を独占してきました。
その高い壁を打ち破ろうと、中学校や地域住民と連携しながら何年も努力を重ねて来たチームです。

輪の中心となって活動されてきたのは、岬中学校の元教諭で陸上部顧問だった藤江裕さん。
あの、かけっこ大好き小出義雄先生の愛弟子です。
卒業生など多くのボランティアが先生の元に集い、一緒になって選手を見守ってきました。

ようやく夢が叶いましたね!
皆さんの努力の一端を垣間みていただけに、その喜び様が目に浮かぶようです。
本当におめでとうございました。

◆◇本日のメニュー◇◆

1 レースに向けた食事 その2”燃焼を効率を高める”
2 山内のなんでだろう【強くなる秘訣】
3 今週のアクション【食事を記録しよう】

持てる力を出し切ることが出来れば狙った通りのパフォーマンスが可能です。
今回は、その一助となる食事法です。

レースに向けた食事 その2”燃焼を効率を高める”

◆目立つアクシデント◆

最近、気になっていることがあります。
それはレース中のアクシデント多発です。
その原因は脱水や低体温と発表されることが多く、水分補給ばかりに注目が集まっていますね。
ところが現場では水分補給や保温などについては万全の体制で選手をサポートしています。
どうやらそれだけの問題ではないようです。

◆エネルギー切れが副因◆

前回、緊張によるコンディション不良についてご紹介しました。
実はもう一つ、アクシデントの副因があります。
それはエネルギー切れです。
急激に低血糖に陥ってしまい、脳や体が制御不能になる症状です。
あなたはレース中に思いのほか力が入らず、ブレーキしてしまったことはありませんか・・・?
その状態が極度に悪化するとアクシデントに至るのです。

◆燃やす栄養◆

”レース前は糖質をしっかり摂る”

もはやこれ、ランナーの常識ですね。
ごはんやパン、めん類など、糖質を多く含む食事をしっかり食べるというのは皆、やっています。
ただ、糖質をエネルギーに変換するには他の栄養素の助けも必要なのです。

”体内にエネルギーがあっても使えない、燃やし切れない”

エネルギー変換を手助けする栄養の不足はスタミナ切れを誘発します。
それが急激な低血糖を招き脳とカラダの制御不能を起こすのです。

◆ビタミンB群の必要◆

ビタミンB1など、ビタミンB群がエネルギーを燃やす着火剤の役割を担っています。
例えエネルギーが残っていてもこれが無ければ燃やすことが出来ません。
アクシデントの副因となるエネルギー切れは着火剤たるビタミンB群不足によるものです。

一方で、ビタミンB群を十分に摂取していれば燃焼効率が高まりエネルギーを温存することが出来ます。
そのため勝負所でエネルギー出力を高めることさえ可能となります。
スタミナを保持し、勝負したいなら、試合までの間にぜひ摂取したい栄養。
それがビタミンB群です。

◆ビタミンB群を摂取しよう◆

試合が近づいて来たら、ビタミンB群を積極的に摂りましょう。

ビタミンB群が豊富な食材は以下の通りです。

1、ビタミンB1:豚肉、豆類、キノコ類
2、ビタミンB2:玉子、納豆、乳製品
3、ビタミンB6:マグロ、カツオ、お肉、バナナ
4、ナイアシン:お魚、お肉
5、パントテン酸:サケ、イワシ、納豆
 
肉類、魚介類、玉子、納豆、バナナなどの食材は日頃からランナーには欠かせないものばかりです。
エネルギー切れやスタミナに不安のある方は摂取を心がけましょう。

寮生活などの都合上、食事で工夫するのが難しい方にはセリアFeでの摂取をお勧めします。

   * * * * * * * * * * * * * * * *

::: 山内のなんでだろう【強くなる秘訣】 :::


先日開催された中学生の駅伝大会。

とある学校のサッカー部所属の選手が好走しました。
3000m換算で計算すると、なんと8分50秒前後(1区間3100~3300m)。

なんでそんなに速いのだろうか?
駅伝部の先生にたずねてみました。

その選手はもともと速かったのですが、生活がルーズで練習に来ないこともあったそうです。
それが、ある時から駅伝部の朝練に毎日参加。
学校での生活態度も真面目になりました。
すると走力が格段に上がったのだそうです。

「強くなる秘訣は日常生活にある」

かつて全国中学校駅伝大会でチームを優勝に導いた先生の言葉です。
それを体現した、サッカー部選手の走りでした。
(山内)

::: 今週のアクション【食事を記録しよう】 :::

毎日の食事を記録しましょう。
写メでもメニューリストでもかまいません。
自分の食事傾向を客観的に診ることが出来るからです。
欲求に任せるだけの食事では為し得られない
考えた食事をするようになりますよ!
山さんももちろん、やっています!!

   * * * * * * * * * * * * * * * *

朝晩の冷え込みが厳しくなって来ました。
風邪やインフルエンザに罹ったら大変です。
練習後は素早く着替えて保温して下さいね。
冷えは万病のもとですから。

では、来週。

前ページ:レースに向けた食事その1”緊張しやすい方へ”
後ページ:レースに向けた食事その3”貧血を予防しよう”

セリアのご注文、ご相談はLINEからも受け付けております。
友だち追加


 今までのセリア通信はこちらから


 セリア通信の登録(無料)はこちらから


 御注文はホームページから