2020年10月13日
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”自分のカラダと向き合うことが出来ました”
初出場の日本選手権で上位に入賞した親しい選手が急成長のヒミツを教えてくれました。
思う様な練習が許されない中、自分の弱点を見つめ直し鍛えた結果、パフォーマンスが一気に向上したそうです。
”個人練習だったから・・・”
”走るだけだったら強化出来なかった”
今は走れる喜びで一杯の毎日だそうです。
その走りには明らかに確かに変化が見られました。
”ピンチをチャンスに”
皆さんもぜひ、参考にして下さい!
◆◇本日のメニュー◇◆
1
秋に多いトラブル その3”疲労骨折”
2 山内のなんでだろう【手作りの何でだろう】
3
今週のアクション【セルフチェックしよう】
先月、Jr.ランナーの疲労骨折について特集したばかりですが、疲労骨折のご相談がなかなか後を絶ちません。
そこで早期発見と対処法についてまとめてみました。
秋に多いトラブル その3”疲労骨折”
◆ランナーに多い疲労骨折◆
ランナーに見られる疲労骨折の主な発生箇所は次の通りです。1、足の甲→中足骨(ちゅうそっこつ)、舟状骨(せんじょうこつ)
2、脛(すね)→脛骨(けいこつ)、腓骨(ひこつ)
3、腿(もも)→大腿骨(だいたいこつ)
4、股(また)→恥骨(ちこつ)
5、腰(こし)→腰椎(ようつい)
◆疲労骨折の前兆◆
オーバートレーニングが進行すると、骨の周辺組織(筋肉、筋膜)に炎症が起こり始めます。この段階では走っても痛みはほとんどありません。
それどころか走って血流が良くなればなるほど痛みは感じ難くなってしまいます。
走り終わった後に痛くて歩けなくなったり、押してみると深部に疼痛を感じたら要注意。
炎症が進んでいる場合は患部にかすかな発熱を感じます。
※疼痛(とうつう)とは、ずきずきする痛みのこと。
◆早期発見には◆
前兆をいち早く察知すれば、疲労骨折を未然に防ぐことが可能です。それには毎日のセルフチェックが有効です。
足の指先から腰に至るまでの筋肉や骨の状態を自分の手を押し当ててみたりするなどして左右の状態を比較します。
◆発熱の発見には◆
手のひらや指などを押し当てたり、さするなどして疼痛を発見したら、次に発熱の有無を確かめましょう。この場合は手のひらではなく、温度の安定している手の甲を押し当て左右を比較してみます。
疼痛を感じた部位にかすかな温かさを感じたら要注意。
念のため家族にも確かめてもらいましょう。
◆早期回復と再発予防◆
早期回復には”栄養と休養”が必要です。1、カルシウム(骨の成長)→セリアCa
2、コラーゲン(結合組織強化)→セリアリベロ
3、ビタミンC (ミネラルの吸収とコラーゲン合成の強化)→セリアC
この3つを柱にミネラルとタンパク質をしっかり摂り、十分に休養をとってください。
先日もご紹介しました通り、成長期のJr.ランナーに疲労骨折が多発するのは
"骨が発育途上”にあるためです。
走行距離や走力の発達に比して骨の発育が未熟な場合に発生しやすいのです。
筋肉と骨の接合部が過剰に引っ張られ続けた結果、骨が耐えられなくなり骨折に至るのです。
最近、大腿骨や恥骨、腰椎などの疲労骨折が急増しています。
その要因の1つが、それに当たると考えています。
日頃から骨盤や腰椎、膝関節と繋がっている大腿四頭筋やハムストリングスのストレッチやマッサージを丁寧に行いましょう。
脛骨や腓骨、中足骨の疲労骨折は、前脛骨筋や後脛骨筋、ヒラメ筋や足底腱膜の疲労や硬直が誘因となっています。
異変をいち早く察知し、適切に対処するためにもセルフチェックを怠りなく行いましょう。
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::: 山内のなんでだろう【手作りの何でだろう】 :::
週末、妻が作ったミートソーススパゲッティを食べていたとき「なんか味が薄いね」と話していて、ふと思いました。外食で食べると味が濃いのは調味料をたくさん使っているのでは・・・?
外食や総菜などは美味しくて便利なので忙しいときは活用しても良いでしょう。
しかしながら、それらには一般に多量の塩分や砂糖、調味油が使われています。
もしかしたらあなたのカラダに合わない食用油が使われている場合もあるでしょう。
一方で自炊ならば安全です。
意のままに調理することが出来るし、調味料も料理油の使い過ぎも防げます。
いつもカラダに良い食事をすることが出来るでしょう。
普段は外食気味という方には自炊をお勧めします。
ぜひ、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
(山内)
::: 今週のアクション【セルフチェックしよう】 :::
足の指や甲に痛みはないか?脛や膝はどうか?
臀部や腰に張りはないか?
毎日自分で確認しましょう。
さすったり、押したり、動かしてみる。
たったそれだけのことです。
日頃からの癖にしてしまいましょう。
カラダの異変にもいち早く気付くからです。
気付かずに走って故障したら、原因はあなたの不注意と言えるでしょう。
痛みは突如、やって来るのではありません。
そのずっと前から傷んでいたのです。
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いよいよ箱根駅伝の予選会が開催されますね。
箱根を目指して来た学生ランナーの皆さん、力が出し切れますよう祈っています。
では、来週。
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