【 セリア通信 vol.237 】栄養を吸収するカラダづくり その2

2012年3月13日

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皆さん、こんにちは。お元気ですか?

東日本大震災から一年が経ちました。

皆さんはこの一年で何が変わりましたか?

私は、生活に必要なエネルギー、特に電気に関しての意識、そして防災についての意識が少しだけ変わりました。

これからずっと、考え続ける事、実践すべき事が沢山あります。

震災のダメージは、被災地だけでなく、国全体が負ったものです。

それを忘れずに生きていこうと思います。


◆◇本日のメニュー◇◆

1. 栄養を吸収するカラダづくり その2

2. 山根氏のつぶやき

3. 社員募集のお知らせ


先週に引き続き、栄養の吸収についての話です。

疲労回復の為にせっせと働く内臓は?

身体の中で栄養成分を吸収する場所ってどこでしたっけ?

答えは読んだら分かりますヨ!


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│"ー"│ 栄養を吸収するカラダづくり その2
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◇なかなか回復しないワケ◇◆◇……・━━━…・┿

この冬はインフルエンザが大流行しました。

皆さんは大丈夫でしたか。辛い思いをされた方も多かったことでしょう。

たとえ症状が回復しても、ウイルスから発せられた毒素の処理はしばらく続きます。

それを担当するのは肝臓。カラダから毒素が抜けるまで働き詰めです。

インフルエンザに限らず、ウイルス性の感染症は、回復に時間がかかります。

いつまでもだるくてスッキリしないのは、肝臓の疲労が原因です。

ここで焦ると、本当に回復するまで、長引いてしまいます。

感染症の回復には十分な栄養と休養が必要です。

カラダに良いものをたっぷり食べて、しっかり休みましょう。

気持ちは焦っても、カラダに力が戻って来るまでトレーニングは慎重にして下さいね。

無理は禁物ですヨ。

◇弱った時に欲しくなるのは?◇◆◇……・━━━…・┿

肝臓の疲労回復には良質のタンパク質やアミノ酸が一番効果的です。

皆さんはカラダが弱った時や疲れがひどい時に食べたくなるものってありますか?

山さんは「味噌汁」です。旨い一杯が欲しくなるんだなぁ。

その他には「うどん」ですね。おふくろの味は鶏肉とネギの煮込みうどん。

関西系の薄味ですが、旨味が効いてツルンと食べられるんです。

実業団チームの合宿を訪問すると、マラソン練習後のメニューは旨そうな田舎うどんでした。

柔らかく煮込んだ地鶏に、かまぼこや青菜、薬味が乗っていました。

きっと消化吸収が良くて、胃腸にも優しいんだろうな〜、と思い調べてみると、あの出汁(だし)に含まれている旨味(うまみ)成分こそ、良質のアミノ酸だったんです。

まさに、肝臓の疲労回復に欠かせない成分です。

今は何が一番必要なのか、アスリートのカラダは知っているのかもしれません。

◇アジアの料理の特長◇◆◇……・━━━…・┿

知り合いのスリランカ人が仲間との食事会を催した時のことです。

中国、台湾、シンガポール、スリランカ、韓国・・・それぞれに料理持参で大集合。

辛いのが苦手な山さんは、残念ながら食べられないものばかりでしたが、各国の料理から色々学ぶ事ができました。共通していたのは鶏肉の出汁。

鶏は肉を食べるというイメージですが、アジアでは出汁をとる事の方が優先なんですね。

日本はブロイラーばかりで、出汁のとれる鶏がない、と皆さん嘆いていました。

一番良いのは歳を取った骨の丈夫な鶏なんだそうです。

また、アジアには、日本のぬか漬けや韓国のキムチのように、乳酸発酵させた漬け物やお酒が多いですよね。

これら発酵食品の最大の特長は、カラダに良い良質のアミノ酸が豊富なこと。

また、保存性に優れているため、一年を通して大事なアミノ酸を補給出来る訳です。

出汁や発酵食品。形は違いますが、それぞれ良質のアミノ酸を補給できる調理法です。

旨味成分アミノ酸が、いかに大切かを、改めて学んだパーティーでした。

◇善玉菌を育てる栄養◇◆◇……・━━━…・┿

栄養が吸収出来るカラダづくりに欠かせないもの。

それは胃腸の働きを活発にしてくれるものです。それは良質のアミノ酸です。

カラダが弱ったとき、疲れが溜まったときには、その回復には栄養が必要です。

胃腸の働きが活発になれば、食事で摂った栄養が吸収され、元気やパワーが回復するんです。

皆さんのお腹の中には無数の腸内細菌がいて、カラダの調子を整えています。

良質のアミノ酸というのは、人のカラダに吸収されるばかりでなく、腸内の善玉菌を育てる栄養にもなるのです。

◇おふくろの味を見直そう◇◆◇……・━━━…・┿

「良質の」と書いて、種類を特定しないのは、人それぞれに必要な栄養が違うからです。

例えば、お腹の中にある善玉菌にも、さまざまな種類があり、民族や育った気候風土、食習慣によって、構成バランスが違います。

ですから、日本人は和食、スリランカ人はスリランカ食が、腸にも合ってるんです。

同じ日本でも、地域や育った環境によって食習慣が異なりますね。

皆さんが子供の頃、毎日のように食べていた食材はありましたか?

自分が育った環境に伝わる郷土料理を見直してみましょう。

おふくろの味、おばあちゃんの料理、祭り料理などです。

その中に、栄養吸収を高める食のヒントがあるはずです。

それらを食べると元気が出たり、落ち着いたりするのは、心の持ち方だけじゃないんです。

腸内環境が整えられ、栄養の吸収力が高まり、カラダが安心するからなんです。

海外での暮らしが続くと味噌汁が恋しくなるのも、カラダが欲する栄養だからなんですね。


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肝臓も腸も、その働きを活発にするには、アミノ酸が必要なんですね。

発酵食品はずいぶん注目されるようになりました。

日本には昔ながらの発酵食品が多いですよね。

味噌、醤油、酢、酒、漬け物・・・最近では塩麹がブームです。

だから、スバゲティやハンバーグやカレーなどの洋食ばかりだと、日本人のカラダに合ったアミノ酸が、摂れないかもしれませんよ〜。

これを機会に、和食に注目して下さいね。


★山根氏のつぶやき☆★──────────────────────────────☆

千葉国体のキャラクター「チーバ君」が今、密かに人気だという。

県内各地のコンビニや道の駅にはキャラクター商品が並んでいる。

色は真っ赤で、横から見ると千葉県の形をしている。

ゆるキャラブームに乗ってのことだろうが、何が流行るか分からない時代だと思う。

私の住んでいる「いすみ市」がどこにあるのか。今の若い人には説明が難しい。

房総半島も、九十九里浜も知らないと言われたらお手上げである。

機会があったら、「チーバ君の手の辺り」と説明してみよう。意外に通じたりして・・・。

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恥ずかしながら、最近までチーバ君の存在を知りませんでした。

チーバ君、いつも舌を出しているんですけど、それって浦安市なんですって。

皆さんは地元のキャラクター、知ってますか?


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先週に引き続き、社員募集のお知らせです。

シーエフ・スポーツ事業部では社員を若干名募集しています。

スポーツ選手の健康を守り、活躍を後押しする仕事です。

主に栄養面からコンディショニングのアドバイスをしています。

競技スポーツの現場で役立つための勉強とトレーニングを、

生涯にわたって続ける意欲のある人を求めています。

あなたの努力が、あなた自身だけでなく、後進の人達のためになります。

セリア通信の読者の皆さんの中で、

「山さんみたいな仕事がしてみたい」「競技を続けながら、仕事をしたい」

と思っている人がいたら、ぜひ、御一報下さいね。

相談、見学大歓迎、連絡をお待ちしています。

問い合わせ・連絡先
シーエフ・スポーツ事業部 担当 山根 武司(やまね たけし)
電話 0470-86-5777(受付はAM8:30〜PM6:00)
メール info@cf-seria.com(24時間受付可能)
シーエフ社 所在地 〒298-0104 千葉県いすみ市松丸418-1
ホームページはこちら http://www.cf-seria.com/

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梅の花も咲き始めましたね。

いよいよ春が近づいて来ました。

元気なカラダで春を迎えましょう。

それでは、来週までどうかお元気で。


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