【 セリア通信 vol.188 】大学生からの質問《ヒートショックプロテインの有効性》

2011年4月5日

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皆さん、こんにちは。お元気ですか?

 サクラの季節になりました。皆さんのところでは咲いていますか?

 この辺りでもチラホラと見られるようになり、

 やっと春が来たな〜、と眺めています。


 ◆◇本日のメニュー◇◆
 
  1. 大学生からの質問《ヒートショックプロテインの有効性》

  2. 今週のおすすめセリア セリアC

  3. 山根氏のつぶやき


 さて、今日は山さんが大学生からのある質問に答えます。

 何だか聞き慣れない言葉が出て来ます。私もしっかり読まなくちゃ。


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 │"ー"│ 大学生からの質問《ヒートショックプロテインの有効性》
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 ◇道の途中で◇◆◇……・━━━…・┿

 先週、高校長距離チームの合同合宿訪問に東名高速道路を利用しました。被災地から駐屯地へ

 戻る自衛隊トラックの車列に何度も遭遇。泥だらけのタイヤ、うっすらと見える人影・・・

 災害復旧作業は激務に違いありません。頭が下がる思いでした。

 数日後、埼玉県加須市にある平成国際大学へ向かうため東北自動車道へ。サービスエリアでは、

 迷彩服の自衛隊員や支援救援車両の一群を目の当たりにし、いまだ混乱が続いていることを

 肌で感じました。


 ◇学生諸君もボランティアに◇◆◇……・━━━…・┿

 埼玉スーパーアリーナで避難生活を送っている皆さんが、加須市内の廃校へ移転するという

 ニュースを思い出しました。生田監督に尋ねると、コーチや学生の皆さんが連日ボランティア

 活動されているとの事。エレベーターの無い校舎では、運動部員が荷物運びに活躍されている

 と聞き、救われる思いがしました。


 ◇人生観にプラス◇◆◇……・━━━…・┿

 新入生を迎えたチームに栄養指導を行いました。いつになく背筋が伸びていてとても頼もしく

 見えました。ボランティア活動を通じて何かを得たに違いありません。この貴重な経験が人生の

 プラスになると信じています。また、福島県内の高校陸上部員が大学生に混じって寮生活を

 していました。県内ではまだ部活動が出来ない状況にあるそうです。


 ◇大学生からの質問◇◆◇……・━━━…・┿

 平成国際大学の選手からこんな質問がありました。

 「ヒートショックプロテインのスポーツパフォーマンス効果について教えて下さい」

 きっとテレビか何かで観て興味を持ったのでしょう。そのメカニズムや効果については明らかに

 なりつつあります。ただ、スポーツへの応用についてはまだまだ研究段階です。

 そこで、客観的な立場で中高生諸君にも分かるようにお話しします。


 ◇ストレスから守る◇◆◇……・━━━…・┿

 どんな生物も、外敵や環境の変化から身を守る防御機能を備えています。人間も、暑さ寒さなど

 の生活環境によるストレスや精神的肉体的ストレスから身を守る防御システムが働いています。

 カラダに何らかの不都合が生じるとアドレナリンというホルモンが分泌され、各部に危険を

 知らせて抵抗体力を強化します。


 ◇ストレスに打ち勝つ◇◆◇……・━━━…・┿

 その強化対策の一つがヒートショックプロテイン(熱ストレスタンパク質)の発生です。

 例えば、風邪をひくと発熱しますね。風邪の菌をやっつけようとしてカラダが自ら体温を

 上げるのです。それによって免疫細胞が活発に働き、また細胞内で発生する熱ストレスタンパク

 が作用して、いち早く痛んだカラダを修復します。

 一方、不規則な生活等をしていると体温調節が出来なくなり、体温が下がります。

 すると免疫機能も低下し、病気になりやすくなるのです。


 ◇体温の上昇=闘うカラダ=異常事態◇◆◇……・━━━…・┿

 ヒトは大昔から焚き火や温泉などでカラダを温めてきました。カラダを温めるだけで病気の

 予防が出来ることを知っていたのでしょう。一方、スポーツをする時もウォーミングアップを

 してカラダを温めますね。運動効率を高めることが一番の目的ですが、同時に痛みやケガなどに

 打ち勝つストレス対策なのです。ただし、温め過ぎるとかえってカラダを疲れさせてしまう危険

 もあります。「体温の上昇=異常事態」と考えて下さい。

 スポーツでの効果も一部では言われていますが、現段階では慎重に対応して下さい。


 ◇ビタミンCをお忘れなく◇◆◇……・━━━…・┿

 体温が上昇すると、アドレナリンが分泌されます。同時にビタミンCを大量に消費します。

 カラダを肉体的、精神的に緊張状態に追い込むアスリートの皆さんには、ビタミンCが必要

 不可欠ですので、覚えておいて下さい。

   ◆セリアCはこちら◆ http://www.cf-seria.com/c2.html




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 │今週のおすすめセリア│       
 └──────────┘ 

  セリアC

  こんな方におすすめします。

  ◇貧血や故障に悩んでいる選手に
  新鮮な野菜や果物に豊富に含まれているビタミンCは、鉄分やカルシウム等のミネラルの
  吸収を助けています。

  ◇試合目前で風邪をひいたり、お腹を壊してしまう選手に
  ストレスや極度の緊張が続くと、次第に体内からビタミンCが失われ、
  抵抗力がなくなっていきます。

  ◇怪我や故障が多い選手に
  筋肉や骨をつなぎ合わせる接着剤の働きをするコラーゲンの生成に必要なのがビタミンC。
  肌を瑞々しく保ち、丈夫で柔軟性のある身体をつくります。

  ◇あらゆるアスリートの皆さんに
  体内の酸化(サビる)を防ぐビタミンCは、酸素の消費量の多いスポーツ選手には必須です。

  ・お召し上がり方
   水溶性のビタミンCはこまめに摂る事をお勧めします。
   1日3〜6粒を目安に、噛んでお召し上がり下さい。
   安全と食べやすさにこだわったセリアCを是非ご利用下さい。


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 ヒートショックプロテイン・・・初めて聞きました。

 カラダが勝手に発熱した場合は仕方ありませんが、

 わざわざ体温を上げる場合、やり過ぎは危険ですよね。

 必ずその分の負担がカラダにかかるわけですから・・・

 メディアに採り上げられても、すぐに飛びつかないで、

 まずは山さんに、その安全性を尋ねて下さいね〜。


 ★山根氏のつぶやき☆★──────────────────────────────────☆

  震災発生以後、海外の友人からお見舞いメールが多数寄せられました。

  嬉しい思いはもちろんですが、今更ながら日頃の筆無精を悔いております。

  ただ、頂いた文面から察するに海外でのメディア報道は日本よりもかなり深刻で

  大きく取り上げられているようです。Tsunamiという言葉は英語圏の人にも、

  フランス人にも通じる言葉なんですね。

  世界中の人たちが日本を心配してくれていることに感謝しています。

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 私にもニュージーランドから安否を心配して下さるメールが届きました。

 クライストチャーチの地震で大きな被害が出た矢先の事でしたから。

 お互いに他人事ではない、という思いを強くしています。


 被災地では16万人もの方々が避難生活をされているのに、

 被害が無かった自分達がいつも通りの生活をしていいのか?

 と罪悪感を感じていた時、ある被災者の言葉が飛び込んできました。

  「あなた方の生活を羨(うらや)んだり、妬(ねた)んだりするほど、

   私たちは落ちぶれてはいません。どうかいつも通りに生活して下さい」

 本当にその通りだと猛省しました。

 被災者の皆さんの分まで、私たちは精一杯生きなくてはいけないのです。

 無事な者が元気を出さないでどうする! 

 サボりたがりの自分への戒めの言葉として、心に刻んでおきます。


 新生活を始めた皆さんはいかがですか?

 はじめは慣れないことばかりだと思いますが、それは誰もが同じこと。

 失敗したって恥ずかしくないのです。(そう思えば気がラクでしょ?)

 初めての事を楽しんで下さいねっ。


 まだ気温の差がありますから、油断せずにお過ごし下さい。

 来週まで、どうかお元気で。


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