【 セリア通信 vol.183 】貧血と故障の意外な関係《4》納得して練習しなきゃ意味がない!

2011年3月1日

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皆さん、こんにちは。

三月になりました。

春一番が吹いたと思ったら、昨日は一日中冷たい雨・・・(涙)

季節の変わり目は仕方ありませんね。

気温の変化も大きく、体調を崩しやすい時期です。

皆さんも気をつけて下さいね。


ニュージーランドのクライストチャーチで大きな地震がありました。

被害も大きく、救助活動も困難を極めています。

先日、日本選手権決勝が行われた秩父宮ラグビー場では、募金活動が展開され、およそ370万円が集まったそうです。

日本ではNZ出身ラグビー関係者が数多く活躍されています。

少しでも力になりたい、と思っている方々の善意が集まったんですね。

日本赤十字社でも募金を集めています。
◇日本赤十字社 ニュージーランド地震救援金◇
http://www.jrc.or.jp/contribute/help/l4/Vcms4_00002024.html

被災された方々が一日でも早く、元の生活を取り戻せるよう、

心からお祈りしています。

そして、救助活動がどうか進みますように・・・


◆◇本日のメニュー◇◆

1. 貧血と故障の意外な関係《4》厳しい練習も納得してやらなきゃ意味がない!

2. 山根氏のつぶやき


貧血と故障についての特集も今日で最終回です。

スポーツの世界に厳しいトレーニングはつきもの。

競技を続ける限り、苦しい思いをしなきゃならないなんて気が遠くなってしまう・・・と感じた事はありませんか?

でも、人間というのは凄いチカラを持っているらしいんです。

どんなチカラなんでしょう?? 

頑張る勇気をもらえる山さんのアドバイス、読んでみましょう。

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│・・│貧血と故障の意外な関係《4》     
│"ー"│  厳しい練習も納得してやらなきゃ意味がない!
──┘

◇楽して強くなれないの?◇◆◇……・━━━…・┿

毎日厳しいトレーニングに励んでいる皆さん、本当によく頑張っていますね。

楽しいだけの学校生活ではなく、あえて厳しい道を選んだ事に、心から敬意を表します。

皆さんは考えたことがありますか。

なぜ、カラダや心が折れそうになるまで過酷な練習をしなければならないのか、もっと、楽に強くなる方法はないのだろうか、と。

中高時代の山さんは部活帰りにいつも考えていました。

辛く長い日々が明日もあさっても続く、それが嫌で嫌で仕方なかったのです。

◇トレーニングの大原則◇◆◇……・━━━…・┿

競技に必要な体力を発達させるには、よりハードなトレーニングをしなければなりません。

これを「過負荷原則」と言います。もっと強く厳しい負荷をかけなければ、今以上の体力は身に付かないという考え方です。

専門的な勉強をした時に、楽して強くなる方法などあり得ないのだ、と納得したのを覚えています。

◇適応能力◇◆◇……・━━━…・┿

人間には「適応能力」というものが備わっています。

置かれた環境にぴったりフィットしたカラダになろうとする力です。

より厳しい環境に置かれても、その中で無理なく楽に生きていけるように、カラダの機能をうまく調整していくのです。運動選手は運動に適したカラダに適応していきます。

水泳選手は水泳に適した、マラソン選手はマラソンに適したカラダになりますね。

アスリートとしての夢や目標があるのなら、毎日少しずつ、より厳しいトレーニングを積み重ねていかなければなりません。

これは避けては通れない道なのです。

◇意識性の原則◇◆◇……・━━━…・┿

今より厳しい練習を積み、カラダを追い込まなければ強くなれない、

という事を理解できましたか?

それを分かっているかどうか、実はそこが重要なキーポイントなのです。

納得して、積極的に練習するのと、以前の私のように嫌々やるのとでは、結果に大きな差が生じます。技術面はもちろん、体力面でも違いがはっきり現れます。

これを専門用語で「意識性の原則」と呼びます。

嫌々やっても成長しない。何事も理解し、納得した上で取り組む方が進歩も早いんです。

過負荷原則と意識性の原則は、強い選手になるために知っておくべき考え方です。

是非、忘れずに心掛けて下さい。

◇自己管理ができていますか?◇◆◇……・━━━…・┿

より厳しく、と言っても、カラダをいじめてばかりではいけません。

しっかりと栄養を補給する必要があります。それを十分に意識して生活して下さい。

貧血も故障も栄養不足から起こる事が多いのです。

カラダの成長や練習量に見合った十分な栄養が補給されないと、ダメージが蓄積し、カラダのバランスを崩してしまいます。その結果、貧血を発症し、故障を起こす・・・ハッキリ言って、自己管理が出来ていないのです。

◇「構成素」を意識する◇◆◇……・━━━…・┿

カラダづくりに欠かせない栄養素を思い出してみて下さい。

血や肉、骨、毛髪などの土台となる栄養「構成素」はタンパク質とミネラルです。

怪我や故障、貧血に泣かされている人は構成素不足です。

タンパク質は毎日の食事で十分に摂ることが可能です。

中高生の多くは、朝食をきちんと食べず、タンパク質が不足しています。

朝からバランスの良い食事を心がけて下さい。それだけで故障や貧血を防げます。

◇セリアでミネラル補給◇◆◇……・━━━…・┿

精製された加工食品が多い日本の食では、食事だけで十分なミネラルが補給出来ません。

カラダづくりに大きな役割を持つミネラルの補給、これはアスリートの最重要課題です。

タンパク質は食事で十分補えますが、ミネラルに関しては、安全なサプリメントで効率よく補う事が大切です。

特に成長期の皆さんには、良質の素材から作ったセリアをオススメします。

アスリートとして自己管理の柱にセリアをご利用下さい。


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嫌々やっても意味がない・・・耳が痛い言葉ですね〜。

確かにその通りなんです。勉強も同じです。

脳が喜んでいないと、せっかく憶えた事も忘れてしまう。

トレーニングも脳やカラダが喜んでいれば、チカラも定着するんですね。

どうせ苦しいんだから、楽しくやれる方法を考えてやっちゃいましょう。


★山根氏のつぶやき☆★──────────────────────────────────☆

初めての海外旅行は20歳の時でした。最初に降り立った都市がクライストチャーチでした。飛行機のタラップを降りた時の感動は今も忘れません。透き通るような空の色も、澄んだ空気も東京のそれとはまるで違いました。中心地から少し離れた住宅街にホームステイしましたがハグレーパークやエイボン川、そして大聖堂の前をランニングしたことが懐かしく思い出されます。大勢の友人知人が暮らす、あの町が大地震に見舞われるなんて夢にも思いませんでした。幸いにも、最もお世話になった方にはすぐに電話が繋がり、無事が確認出来ました。懸命な救出活動も続いています。一人でも多くの方のご無事をお祈りします。

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クライストチャーチは、私も何度か訪問した事があります。

知っている街が崩壊してしまった映像を観て、はじめは信じられなくて実感が湧かなかったのに、時間が経つにつれて、むなしさが胸に広がって来ました。

こんな事はあってはならない・・・そう感じています。

私たちも出来る限りの備えはしておかなくては。


27日には東京マラソンも行われましたね。

「走ったよ〜」という方はいらっしゃいますか?

シリアスランナーのレースでは、埼玉陸協の川内選手が、日本人トップでゴールする快挙、その話題で持ち切りですね。

埼玉の県立高校の定時制に勤務しながら、自主トレに励んでいるとのこと。

競技に対する真面目な姿勢は、見習うべきところが沢山ありそうです。


今日も、最後まで読んで下さってありがとうございます。

「こんな事について採り上げて欲しい」「こういう事を聞きたい」などなど、セリア通信についての要望がございましたら、お知らせ下さい。

皆さんの声をたくさん反映させていきたいと思っています。


ではでは、来週までお元気で。

受験が控えている皆さんは、どうか頑張って!


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