2010年5月11日
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前ページ:故障しないカラダ《2》緊張やストレスが故障の原因に?
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皆さん、こんにちは。お元気ですか?
夏を思わせる陽気が続いていますね。
こういう時期こそ、熱中症には気をつけて下さい。
気づかないうちにカラダが水分不足になりやすいんです。
練習前にも水分の補給をお忘れなく・・・
さて、トレーニングは順調ですか?
故障も怪我もなくやれている皆さんも、油断は禁物です。
痛みはなくても、カラダの中で故障の原因となるものが生まれているかもしれません。
調子の良い時ほど、カラダの声をよ〜く聞いてあげて下さいね。
脚の故障は、誰もが一度は抱えたことがあるでしょう。
トレーニング量はもちろんですが、意外なところに原因がある場合も・・・
今週は、ちょっと気づきにくい原因についてのお話です。
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│"ー"│ 故障しないカラダ《3》足裏、すねの痛み
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◇スパイクの感触◇◆◇……・━━━…・┿
野球選手やサッカー選手なら憶えているでしょう。初めてピカピカのスパイクを履いた時の感動を・・・。恐る恐る一歩ずつグランドを踏みしめながら歩きませんでしたか。面白いように地面を捕らえ、推進力を生み出してくれるスパイクに、かつて野球部員だった私は、超感動しました。
◇用具を大事にする◇◆◇……・━━━…・┿
以来、グローブとスパイクだけはピカピカに磨きましたっけ。右投げ右打ちの私の場合、どうしても右親指部分が擦れるのでピッチャー用のP皮を打ち付けて長持ちするように工夫しました。道具の修理が大好きだったので、見よう見まねで出来るようになりました。
※P皮:革やウレタンで出来たスパイクつま先摩耗保護パーツ。
右投げの場合、アルファベットのPの文字に似た形をしている。
◇陸上のスパイク◇◆◇……・━━━…・┿
大学生になってランニングに夢中になり、陸上のスパイクを履くことに。ピンの感触は野球のそれとはちょっと違いました。足がしっかり固定され、力が見事に推進力に変わります。その威力を感じると同時に、ずっと履いていたら脚が辛いだろうなぁと直感しました。というのも、野球部時代に足底筋の痛みに悩んだ経験があったからです。
◇初心者病?◇◆◇……・━━━…・┿
練習時間の長い野球の場合、疲れがひどくなると足底筋がプツッと音を立てて痛み始めます。こうなるとまともに走れません。足裏をかばうように走っていると、脛(すね)の深部にも痛みを感じる様になります。翌日も痛むのですが、アップをしていると不思議と感じなくなりました。
しかし、練習の後半には動けないほど痛み出すのです。監督に相談しても「初心者病だ」と聞いてもらえませんでした。
◇硬いソール◇◆◇……・━━━…・┿
俊敏な動きを引き出すために、スパイクはソールが硬いバネのように作られています。長時間履くと床の上を裸足で走っているのと同じになります。その上、色々な動きによる脚への衝撃を吸収する足裏の筋肉(足底筋)に負担がかかります。さらに、スパイクの歯が力を逃さず推進力に変えてしまうので、シューズとは違う大きな力が脚に加わるのです。◇硬いピッチ◇◆◇……・━━━…・┿
ほとんどの試合や競技会が人工芝グランドや全天候型のラバートラックで行われるようになりました。そのために練習も競技場で行われることが多くなりましたね。スパイクを履いて、本番さながらに競技場で行う練習は、いつも以上に力が入るものです。硬いソール、鋭い歯、さらにハードなピッチ。
脚には想定外の負担がかかっているのです。
◇栄養不足も一因に◇◆◇……・━━━…・┿
道具や環境の進化は、カラダにとっては過度の負担となっています。足底筋膜炎や骨膜炎(頸骨過労性骨膜炎;シンスプリント)、ひいては疲労骨折等が多くなったことも見逃せません。怪我や故障を未然に防ぐため、ストレッチング、補強トレーニング、アフターケアなどは各チームで工夫される様になりました。スパイク練習等も選手の能力に合わせて制限されるようになってきました。
その一方、栄養面でのケアーはまだまだ個人任せです。補強トレーニングで改善出来ない場合は、栄養不足が考えられます。
◇丈夫な身体づくりにセリア◇◆◇……・━━━…・┿
栄養バランスに配慮するのはもちろんですが、怪我や故障の状況に合わせて工夫することが大事です。特に、これからカラダづくりという新入生、スパイクを履くのも初めてという諸君は、過不足のない栄養摂取を心がけ、予防に努めて下さい。怪我や故障予防に欠かせないビタミンCは足りているでしょうか。
骨の主原料カルシウムは?コラーゲンはどうだろう?・・・
セリアでバランスアップをはかり、リスクを減らしましょう。
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スパイクの話を読んで、思い出したことがあります。テニスエルボー(テニス肘)です。
ラケットが軽量化して使いやすくなった分、肘に負担がかかって起こる故障です。
趣味でやっていた硬式テニスですが、軽いラケットを使っていたら、肘が痛くなってしまったのでした。
スゴイ威力を発揮する道具は、同時にカラダに負担となる危険性があります。
憶えておいて下さいね。
★山根氏のつぶやき☆★──────────────────────────────────☆
アイシングに便利な優れものの紹介です。イギリスで生まれた園芸用ゴムバケツです。
「タブトラッグス(TUBTRUGS)社製」最近ではホームセンターや通販でも手に入ります。
サーフショップには必ず置いてあるほどサーファーの必需品。何が便利って、ゴム製なので丈夫で柔らかいことです。何個も重ねられ、弾力性もあるので車の荷台にも収まりやすいのです。
また、道具入れにも大変便利。何でも入れられるので是非、一つお試し下さい。
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うわ〜っ、カラフルで、楽しいですね。色んな使い方が出来そうです。
練習や合宿も楽しいグッズで盛り上げてみては?
そして、機能性にも優れているなら、一石二鳥です。
今、この辺りでは、藤の花が満開です。山藤の薄紫が山林を彩っています。
そんな景色に目を奪われながら、のんびりジョグするのは最高です。
あ、でも皆さんは、ロードでよそ見をすると危ないですよ〜。
くれぐれも交通事故にはお気をつけて・・・
では、皆さんが元気にトレーニングできる事を願っています。
来週まで、どうかお元気で。
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