【 セリア通信 vol.136 】疲れやすいカラダ《2》補強トレーニングでカラダを支えよう

2010年4月6日

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新年度になりました。皆さんお元気ですか?

新環境に飛び込んだ皆さんは、めまぐるしい毎日でしょうね〜。

体調は崩していませんか?

もう20年以上前の話ですが、私は大学入学直前、既に胃の調子を悪くしていました。

と言うのも、入学前に、ある科目のクラス分けの試験が行なわれたのです。

「え〜っ、そんなの聞いてないよ〜」と面食らってしまい、胃がキリキリ・・・

一週間ほど、引っ越したばかりの部屋でウンウン苦しんでいました。

青春のホロ苦い想い出です。

今思えば、大した事ではなかったんです。でも当時は一杯一杯だったんですね〜。


皆さんには「何事も初めてで当たり前なんだ」と開き直って、失敗を怖れずトライして欲しいと思います。


さて、春だというのに疲れて仕方ない、という可哀想な人はいませんか?

疲れが抜けない、ヤル気が起きない、元気が出ない・・・

そんな時は、カラダだけでなく、心の問題も抱えている可能性があります。

そして、カラダを支えるために必要な、地道なトレーニングを忘れていませんか?

心の持ち方一つで、カラダの動きが変わるかもしれません。

そんな今日の話、読んでみましょう。


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│"ー"│ 疲れやすいカラダ《2》補強トレーニングでカラダを支えよう
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◇疲れは「拒絶信号」◇◆◇……・━━━…・┿

いつも疲れている、問題を抱えている、力があるのに発揮出来ない、そうした選手からの相談が後を絶ちません。

疲れの原因は何か。多くの場合は練習に取り組む姿勢にあるように感じます。何か疑問を感じていたり、集中出来ていないと、カラダは拒否反応を示します。そんな状態が続くとカラダは疲れ、どうにも動かなくなるのです。心の問題は、カラダにも問題を引き起こすのです。

◇新チームを観察して◇◆◇……・━━━…・┿

春休み中、多くのチームを訪問しました。新入生を迎え、ぎこちない雰囲気が漂っている時期です。
新入生の皆さんが一日も早くチームになじんで、力を発揮できるよう願うばかりです。上級生は冬期トレーニングを経て、その成果が表れ始めていました。そして彼らの中に、ある共通点を発見したのです。

◇補強は正しいフォームで◇◆◇……・━━━…・┿

見違えるほどのアスリート体型になった選手、脚の運びや走りに積極性が感じられる選手の補強トレーニングに注目しました。誰よりも種目をきちんとこなし、また、どの補強もフォームがきれいです。まるで雑誌のモデルのように正しい姿勢です。補強トレーニングの目的は、筋力不足を補い、神経伝達系を発達させ、バランス力や調整力を整えることです。見た目以上に辛くてしんどい種目ばかりなので、嫌々やっている選手も多いでしょう。

そんな選手が多い中、黙々と取り組んでいる姿が印象的でした。

◇中学生はプロトタイプ◇◆◇……・━━━…・┿

中学生の時期は、他の器官に比べて呼吸器系や循環器系が発達します。大した筋力が無くても走れてしまうのは「小さなカラダに大きなエンジン」が搭載されるからです。長距離選手の場合、効率の良いカラダの様に思われますが、大人のカラダになるためのプロトタイプであって完成型ではありません。

◆プロトタイプ:仮に組み立てられた状態。原型、試作品などを指す。

◇補強がカラダを支える◇◆◇……・━━━…・┿

一方、高校生になると大きなエンジンを搭載するに相応しいボディーが形成されます。生涯にわたってより健康で活動的で、しかも安定した力を発揮するために、丈夫で長持ちする骨格や筋肉が造られます。

大人のカラダを形成しながら、競技にも合わせていく為には、補強トレーニングはとても大切です。

今まで経験のない動きや、使った事の無い筋肉を動かすのですから、辛くて嫌な時間かもしれません。

でも、その取り組み方次第で成果が違ってくるのです。

◇神経系も発達◇◆◇……・━━━…・┿

例えば足が接地する際に使う筋肉の数を考えてみて下さい。皆さんは筋肉をどの程度使えているでしょうか。

意外に一部の筋肉しか使っていないことが多く、怪我や故障の原因となっているばかりか、直ぐにカラダ悲鳴を上げる原因となります。沢山の筋肉がバランスよく発達し、それを有効利用することが出来れば、筋繊維にかかる負担も少なくなります。その結果、スタミナやスピードのアップに繋がるのです。補強トレーニングで様々な動きを身につけることは、神経伝達系のトレーニングにもなります。繰り返すことで脳の指令がよりスムースに伝達されるようになり、無理なく走ることが可能になります。補強トレーニングをきちんとこなせば、いつのまにか走りが研ぎ澄まされるのです。

◇素直な心で◇◆◇……・━━━…・┿

トレーニングには「意識性の原則」があります。目的や方法などを理解して行いなさい、というものです。

与えられたメニューに疑問を持っていたり、嫌々やっていたら、全く成果は上がらず、疲れるだけです。

補強や冬期トレーニングは本当に地味な練習の連続です。だからこそ、どう取り組むか、が大きな鍵なのです。

この春、活躍が期待できそうな選手たちを見て、改めてそう思いました。

◇補強=サプリメント=セリア◇◆◇……・━━━…・┿

サプリメントには「補う」という意味があります。補強と同じように、サプリメントもバランスアップには欠かせません。日々の小さな積み重ねですが、これが大きな結果の差に繋がります。

セリアユーザーには、世界選手権で活躍したり、日本記録を打ち立てたり、名実共に立派なアスリートが数多くいます。また、身近な学生達の中にも、コツコツとセリアを続け、見違えるようになった選手がいます。

何をどう補強すればよいのか、分からなかったら、相談して下さい。栄養について、セリアについて、何でも質問して下さい。山さんは皆さんの強い味方です。

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素人の発言で申し訳ないのですが、私の場合、腹筋や背筋などの補強を長くサボッてしまうと、疲れやすくなり、腰痛なども出てしまいます。ジョガーでもそうなのですから、アスリートだったら・・・

地味なトレーニングって大切なんですね。何事も嫌々やっていると効果も半減です。

どうせしんどい事をやるなら、前向きに楽しくやっちゃいましょう。(笑)


★山根氏のつぶやき☆★──────────────────────────────────☆

クリント・イーストウッド監督の映画「インビクタス/負けざる者たち」を観た。

近年、彼の映画には必ず人種問題を超越しようとする訴えが描かれているから好きだ。

アパルトヘイト(人種隔離政策)を乗り越え、新しい時代を迎えた1995年の南アフリカラグビーワールドカップ大会。決勝でNZ代表オールブラックスを破った南アフリカ代表スプリングボックス栄光の軌跡。思えば私が初めてNZへ行った1880年代当時、南アはスポーツの世界でも孤立を余儀なくされていた。オールブラックスの南ア遠征反対運動の真っただ中にあったことを思い出し、改めて感慨にふけってしまった。

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この映画、観たいです。

主演のマット・デイモン、大好きですもん!(そうじゃなくって・・・笑)

南アと言えば、今年はサッカーのW杯が開催されます。

どんな大会にも、その裏には色んな想いやドラマがあるんですね。そう思って、観戦してみます。


桜の花は、もうしばらく楽しめるでしょうか・・・

散ることを知りながら、懸命に咲く。だから輝いて見える桜花。

人間も、このようにカッコ良く生きたいものです。


では、来週まで、どうかお元気で。


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