【 セリア通信 vol.93 】貧血になる人ならない人 その1

2009年6月9日

前ページ:貧血になりやすい人たちへ
後ページ:貧血になる人ならない人その2

こんにちは。皆さん御元気ですか?


先の日曜日には、陸上女子100Mで日本新記録が出ましたね。久々に明るい話題です。

そして、サッカーもW杯出場を決めてくれました。(しかし、あのレフェリーはヒドかった・・・)


世界の舞台でも勝負強いところを見せてくれる、頼もしい日本人選手が少しずつ出て来ました。

皆さんも、その後に続くよう、頑張って下さいね〜。

そして「あの選手はセリア通信の読者だったんですよ!」と自慢させて下さい。(笑)


さて、暑い季節に向けて、貧血を防ぐためのアドバイスを山根さんにしてもらっています。

陸上長距離の選手が苦しむ最大の敵が、貧血かもしれません。対処法を誤ると、治りづらいのも貧血です。

まずはそうなってしまわない為の正しい予防に努めましょう。


*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜

┌──┐
│・・│
│"ー"│ 貧血になる人ならない人 その1
└──┘

◇疲労のピーク◇◆◇……・━━━…・┿

ブロック予選、県大会を終え、間もなく地区大会ですね。ひと月以上も緊張が続き、疲れ気味の人も多いようです。

自己ベスト更新が続いている人は、貧血や故障と背中合わせの状態にあります。

皆さんは今まさに、疲労のピークを迎えています。

緊張の糸が切れると、カラダが突如、悲鳴を上げる、それもよくあることです。

このところ貧血や故障の相談も増えています。大勝負に向けてカラダを絞りに絞った今こそ、栄養バランスも含めたメンテナンスをしっかり行いましょう。

◇同じ釜の飯を食べても◇◆◇……・━━━…・┿

同じ様な生活を送っていても、貧血になる人とならない人に分かれます。

それは体質の問題、と一言で片付けてしまうと、たとえ治っても再発する可能性があります。

更なる成長を目指すのであれば、なぜ自分が貧血になったのか、冷静に自己分析をしましょう。

原因を突き止めれば、予防は可能です。逆に、原因も判らないのに無闇に投薬治療を続けることは、カラダに余計な負担を強いることになります。クスリは薬物です。継続は百害あって一利無しです。

絶対に避けて下さい。

◇メンタルと消化器官の関係◇◆◇……・━━━…・┿

ヒトの体調は主に自律神経系がコントロールしています。例えば、胃腸の働きを円滑にするのは、自律神経系の副交感神経の仕事です。気持ちがリラックスして楽しい時などに活発になります。

楽しくて、美味しくて、時間が経つのも忘れてしまうような状態にあれば消化器官はしっかり機能するのです。

ですから、家族や友人と楽しく食事をする事をお勧めします。

また、競技や生活に対して積極的な時にも活発になります。常に前向きで何でも積極的に行動できる時は、消化吸収能力が十分に発揮されるので、貧血や故障のリスクも減るのです。

◇ミネラルが吸収出来ない状態◇◆◇……・━━━…・┿

一方、怒り、悲しみ、不安、緊張などが続く時は、交感神経がたかぶり、消化器官の働きがネガティブになります。

ひどくなると腹痛、下痢、便秘、嘔吐などを引き起こします。精神が弱るほどの異常事態を脳が察知して、カラダを守ろうとするからです。食べるという行為は、外物を体内に取り込むのですから、心身共に元気でないと、カラダにとっては大きな負担になってしまいます。

中でもカラダづくりに必要不可欠なミネラルは、一歩間違えると毒にもなりかねません。

精神的にも肉体的にも参っている時は、ミネラルの処理ですら負担になります。

ですから「少しでも危険があれば受け付けない」と判断が下され、胃腸から全部排泄してしまおうとするのです。

◇体質より気持ちの問題◇◆◇……・━━━…・┿

同じ釜の飯を食っていても、精神状態の如何によって消化吸収力に大きな差が生じます。

貧血になりやすい人は、神経質で食が細く、偏食が目立ちます。好き嫌いや選り好みは食べ物だけではありません。

社会生活や人生観などにも深く関わる問題です。貧血になりやすい人、中でもお腹の調子が安定しない人は、自己を振り返ってみて下さい。まずは自分を見つめ直し、身も心も元気にリフレッシュすることをオススメします。

◇貧血になりやすい人は故障も多い◇◆◇……・━━━…・┿

消化吸収力が低下すると筋肉がどんどんやつれ、次第に痩せ細ります。エネルギー源を吸収しない状態であっても、脳や基礎代謝を維持しなければ、ヒトは生きられません。そんな極限状態でカラダはどう対応するのか・・・

なんと筋肉を分解し、エネルギー源のブドウ糖を生み出すのです。風邪などで何も食べずに寝込んだ後、体重が激減していることがありますね。これは脂肪が減ったのではなく、筋肉が無くなってしまった結果です。

先に書いた通り、胃腸の調子が悪いとミネラルの吸収も不十分になります。同時に筋力も低下するので、故障や怪我のリスクが高まるのです。

◇カラダの弱っている人にはジョブ◇◆◇……・━━━…・┿

消化吸収力が低下している人に鉄剤を投与することは、受け入れ態勢のないカラダに毒を注いでいる様なものです。

消化器官の働きが悪い人にこそ、セリアジョブをオススメします。

◆セリアジョブはこちら◆ https://shop.cf-seria.com/items/28548613


*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜

心とカラダは密接な関係にある、とは感じていましたが、消化吸収力が落ち、よってミネラルも取り込めない、という事実を知って、恐ろしい気持ちになりました。

そして、筋肉を分解してエネルギー源にする、という事も・・・

まずは心を健全に保つことが大切なんですね。

日頃からストレスを多く感じている人は、そこから改善していきましょう。


★山根氏のつぶやき☆★──────────────────────────────────☆

先日、父の手料理を食べる機会がありました。中学生以来かも知れません。

思えば母親が留守の時に弁当を作ってくれたことがありました。あの時はヒドかった。

芯の残ったご飯の上に、大きなフランクフルトが一本、ギュッと押し込まれケチャップでグチャグチャになっていました。父も一人暮らしが長くなり、料理の腕前もすっかり上がっていました。

ふっくら煮えた肉ジャガは絶品です。自分が食べたいものを食べたいように料理する。

料理の上達には欠かせないことかも知れません。

☆────────────────────────────────────────────☆


今度は山根さんがお父さんに得意の手料理をふるまってあげて下さいね。

料理上手の男のヒトはポイント高いです、ハイ。(私見ですが・・・)

アスリートは肉体を造るための食事は自分で作るくらいの、意識の高さが欲しいです。

自分で料理しないまでも、栄養の知識は必要です。カラダは食べた物からしか造られないのですから・・・


それでは、また。

汗をかく事も多くなってきます。水分補給もしっかりね〜。

来週まで御元気で!


前ページ:貧血になりやすい人たちへ
後ページ:貧血になる人ならない人その2

セリアのご注文、ご相談はLINEからも受け付けております。
友だち追加


 今までのセリア通信はこちらから


 セリア通信の登録(無料)はこちらから


 御注文はホームページから