【 セリア通信 vol.91 】肝臓を守れ!

2009年5月26日

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すっかり初夏の陽気ですね。ちょっと外に居ると日焼けしてしまいます。

え?UVカットしなきゃダメですって?

そうですねぇ、お肌の曲がり角もとっくの昔に曲がっちゃいましたし・・・。


皆さんはいかがですか?

しっかり日焼けした引き締まったカラダは、見ている人を元気にしてくれます。

シーズン真っ只中の選手達は試合続きかもしれませんね。

そうなってくると大切なのが、疲労回復です。


今週は疲労と肝臓の関係について、です。

目に見えないところで内臓もせっせと働いているんですよね。

そこをケアしてあげないと、内臓も疲れ切ってしまうんです。

では早速読んでみましょう。


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│"ー"│ 肝臓を守れ!
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◇新型インフルエンザの脅威◇◆◇……・━━━…・┿

日本の罹患率は世界第三位だという。一体、何故これだけ急速に流行ってしまったのだろう。

日本の医療の技術や施設の充実ぶりは世界でもトップクラス。

飢餓や飢饉とも無縁であり、衛生環境も整っている筈なのに。専門機関の原因解明が急がれる。

◇増え続ける肺炎、気管支炎◇◆◇……・━━━…・┿

国内各地の学校、社会人チームなどを訪問する中で、確かに異変を感じていた。

ウイルス感染症による疾病や気管支炎、肺炎、肺結核などの、菌による感染症が広がっていたからだ。

セリア通信でも、事ある毎に抵抗体力の強化策について取り上げてきた。

ストレスや栄養バランスの悪さなど、いくつもの誘因が考えられる。

特にカラダを酷使するアスリートは危険なのだ。

◇回復には十分な栄養と休養◇◆◇……・━━━…・┿

北京五輪を前にして原因不明のウイルス感染症を発症した選手がいた。

先日行われた東日本実業団陸上で、復活をかけレースに臨んだが、全く奮わなかった。

病気回復の経過が思わしくなかったようだ。やはり五輪を前に感染症にかかった選手のケアーについて、何年も前に、ある監督から相談されたことがあった。「食事の美味しい温泉旅館でゆっくり療養させて下さい」とアドバイスするしかなかった。ベストの状態には至らなかったが、無事、五輪の大舞台に立つことが出来た。

ウイルスと闘った肝臓を癒すためには、十分な栄養と休養が必要なのである。

◇筋疲労より怖い肝臓の疲労◇◆◇……・━━━…・┿

筋破壊が起こると、筋肉細胞中の酵素やタンパク質などの代謝物が血液に流れ出る。

激しいトレーニング後の血液はそうした溶出物で汚れた状態になっている。

これを腎臓がろ過し、肝臓が解毒している。カラダへの負荷が大きくなればなるほど溶出物は増え続ける。

ハードトレーニングが続けば、腎臓や肝臓は休み無く働き続けなければならない。

代謝物の処理だけでも大変なのに、そこにウイルスが侵入したらひとたまりもない。

ましてや造血剤などを服用し続けていると、それだけで肝臓は疲労困憊している。

ウイルスや菌の毒素など、処理出来る力は残っていないだろう。

解毒が追いつかない状態では、病魔になど太刀打ち出来ない。

アンチ造血剤の立場を貫き、セリアFeやジョブを開発する必要があったのは、貧血対策のみならず、アスリートの肝臓を守るためでもあった。

◇私自身の経験を振り返って◇◆◇……・━━━…・┿

今では笑い話になったが私自身、ウイルス感染症で一ヶ月余り会社を休んだ経験がある。

不規則な生活で不摂生もあったろう。気ままで無計画なランニング。栄養バランスも悪かったかもしれない。

思いのほか重症だった。学生時代に過労で肝臓を痛めたこともあった。人一倍練習する事だけを考えて、他の事には一切無頓着だった。訳の分からぬ不調に苛まれ、日常生活すら辛かった事を憶えている。


◇手洗い、うがいの励行◇◆◇……・━━━…・┿

これからまだまだ大会が続く。試合会場での感染も多いようだ。人から人への感染が認められた今、最大の防御は、本当に基本的な事であるが、うがいや手洗いの励行であることを忘れないようにして欲しい。


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肝臓というと、お酒を飲み過ぎると悪くする、というイメージしかなかったです。

疲労物質を分解する大切な役目を果たしているんですね。

だからあんなに血液が集まっているんだ・・・なるほどなるほど。


新型インフルエンザも怖いですけど、そういう菌の類にとりつかれない強いカラダを作っておけば、発症しないで済むワケですね。ともかく日頃から、栄養と休養をきちんととること、が基本です。


★山根氏のつぶやき☆★──────────────────────────────────☆

「山根さん、一緒に走りましょう」この言葉に弱い。誘われると嫌とは言えない。

車にはいつも有り余る程の着替えを用意している。シューズもバスタオルも積んでいる。

軽めの練習とは言え、そこはトップチーム。遠ざかる高校生たちの背中を見ながら、一人地獄の苦しみを味わうことが多い。風のように走り行く彼等の後ろで大汗を流す「レスラー体型」の私を、どうぞ可哀想な目で見ないで下さい。これも大事なコミュニケーションなのですから。

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可哀想な目で見られてる、と感じているのは、山根さんだけかもしれませんヨ。

どんな姿でも、必死に頑張っている人にはエールを送りたくなるものです。

皆さんもどうか「ヤマネさん、急げ〜っ」と声を掛けてあげて下さいね。(笑)


もうすぐ六月です。五月病気味だった人も、もう大丈夫です。

色んな事にも慣れて来て、以前の自分ではなくなっているはず。

気持ちの良い風と共に、爽やかにいきましょう!


それではまた来週。


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