2009年1月20日
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皆さん、御元気ですか?
年が明けて、これから新年度が始まるまで、進路を決める出来事があったり、生活環境が変わったり、色々な変化がおこる時期ですね。
期待や不安が入り交じって、精神的に不安定な時期でもあるでしょう。
そこで体調を崩しては、前向きな気持ちにもなれません。
カラダが元気だからこそ、心も元気でいられるんですよネ。
激しい変化の中でも、日常生活のリズムを保つように、特に食生活が乱れないように気をつけて下さい。
今週は、ある指導者の悩みから、食事の重要性について、そして、競技に向かう姿勢について、山根さんが感じたことを書いて下さいました。皆さんも一緒に考えてみましょう。
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│"ー"│ 食事さえ真面目にしていれば・・・
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◇ある指導者の悩み◇◆◇……・━━━…・┿
「まじめな生活をして、新鮮なものをしっかり食べてくれさえすれば、みんな強くなるのに・・・」ある陸上長距離チーム監督の言葉です。コンディショニングの細やかな指導をされているにも関わらず、家庭環境や日常生活に問題がある以上、正しく導くことが出来ない、という歯がゆさがあるようでした。
或る程度の選手を育成し、チーム強化が出来るようになったのは、自分が一流ではなかったからだともお話し下さいました。「才能ある選手に勝つために、どうしたら人一倍練習できるか」と常に考えていたそうです。
食べることに困るわけでもなく、目的達成のために何をどうしたらよいかを選べば良い、という環境がかえって選手の生命力を弱めているのかも知れない。選ぶだけの状況だからこそ、かえって迷うのではないだろうか・・・話を聞きながら、あれこれ考えてしまいました。
◇サーファーの生命力◇◆◇……・━━━…・┿
シーエフ社から程近い、南房総九十九里海岸には大勢のサーファーが移り住んでいます。オーストラリアやハワイから来た若者や、早期退職された熟年サーファーもいます。
以前からサーフィンの盛んな街ですが、今も海岸通りには新しいショップが次々と建ち並ぶ勢いです。
先日、国際武道大学に向かう途中、激しい風雨の中、大波に向かう猛者たちを見かけました。
ボードを抱え、雄叫びを上げて海に飛び込んでいく姿は、危険極まりない状況に見えました。
彼らに仕事はどうしているのか聞いてみると「またとない波の情報が入ると有給休暇をもらって飛んでくる」のだそうです。サーフボードやウエットスーツを製造する会社を立ち上げ、ショップを経営しながら、海に入る時間を作るそのバイタリティは素晴らしいと思います。競技の種類が大きく異なるとは言え、この様なエネルギーを、陸上選手から感じることは少ないのは残念なことです。
◇個人で切り拓くスポーツ◇◆◇……・━━━…・┿
経済不況の煽りを受けて実業団スポーツを取り巻く環境は悪化の一途にあります。他人任せのスポーツから個人で切り拓くスポーツへの移行期にあるのかも知れません。
随分前にジュニアのサーファーからセリアのオーダーがありました。将来、海外選手に負けない体力を身に付けたいという理由でした。彼は今をときめく世界的なプロサーファーに成長しています。
◇日常生活の充実から◇◆◇……・━━━…・┿
スポーツに勝敗はつきものです。勝ち負けに一喜一憂するのは仕方のないことかも知れません。結果が出ないことで疑心暗鬼や自暴自棄になり、勝手に落ち込んではいませんか。
大事なのは誰よりもスポーツを、チームを、仲間を、人を信じ、愛したか、ということではないでしょうか。
昔から「結果は神のみぞ知る」と言われてきました。もっと自信を持って日々の生活を充実させましょう。
大切なのは、どれだけ沢山の事をしたか、ではなく、どれだけ心を込めたか、です。
食事はそんな生活を支える大事な要素。カラダを造る為の食事を疎(おろそ)かにするような生活では何も成し遂げられません。監督さんの言葉にもあるように、食事さえまじめにきちんとしていれば、
人は勝手に育つものなのです。
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指導者と言えども、一日中つきっきり、という訳にはいきません。
何を食べているのか、家でどのように過ごしているのか、すべてを把握したり、管理することは不可能です。
そこは悩みの種でしょうネ。
トレーニング以外の時間の方が圧倒的に長い訳ですから、その間にカラダに良くない事ばかりしていたら、いくら練習を積んでも台無しです。
やはり自己管理が出来る人は、競技者として一人前だと言えます。
競技が好きで、強くなりたい、と思っているのならば、カラダの為に食事の質を高めて下さい。
それはトレーニング以前に、最初にやるべき事なのかもしれません。
★山根氏のつぶやき☆★──────────────────────────────────☆
「ハンドボール投げを教えて下さい」体育大学志望の高校3年生からこんな相談を受けました。
受験の際、40m以上投げると実技点が有利になるとのこと。部活動引退後、陸上部の生徒に交じって練習しているので、暫くは訪問する度に指導しました。ある日、彼からセリアの注文がありました。
倒れて救急車で運ばれた母親の為に、というのです。深夜に苦しんでいるところを幸いにも彼が発見したそうです。手術後、栄養吸収が悪いので是非とのことでした。
一ヶ月後、お母様も元気になられたそうで安心しました。本人も35メートル以上はコンスタントに投げられるようになりました。ボールを投げるカラダから湯気が立ち昇っているのを見て、私自身が元気をもらったのでした。
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人が頑張っている姿に勇気づけられることって多いですよね。だから自分も頑張る必要があるんですね〜。
自分の為だけじゃない、と思えば、私ももう少し頑張れるのかな・・・(笑)
ぜひとも、試験の時は40m越えを投げちゃって下さい!
これから受験という皆さんも多いことでしょう。
どうか風邪やインフルエンザなどには注意して、絶好調で臨んで下さいねっ。
Goooood Luck!!! Tweet
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