2009年1月6日
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セリア通信を読んで下さっている皆さま、新年あけまして、おめでとうございます。
2009年もこうして配信出来ることを嬉しく思います。
今年もぜひ読んで下さいね。よろしくお願いします。
昨年末の高校駅伝、年明けのニューイヤー駅伝、箱根駅伝、ビッグな大会が終りました。
出場された選手の皆さん、お疲れさまでした。
予選から考えれば、本当に沢山の選手がそこに賭けていたんですよね。
それぞれに、収穫あり、反省あり、貴重な経験になったと思います。
ぜひそれを、次へのエネルギーにして下さいね。
私の今年の目標は・・・ズバリ、セリア通信の読者を増やすこと！
皆さんにもお願いします。どうか一人でも多くの方に読んで頂けるよう、セリア通信を宣伝して下さい。
お願いばかりしてないで、先に進まなきゃ。(笑)
山根さんの今年の意気込みはスゴイですよ。皆さん、頑張ってついて来て下さいね。
それでは、今年最初のメルマガの始まり始まり〜。
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│"ー"│ 自分のカラダときちんと向き合う食事を
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明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。
一年の計は元旦にありと言いますが、皆さんは何を目標に掲げたのでしょうか。
国立で、花園で、合宿先で、このメルマガを受け取って下さっている選手も多いことでしょう。
今年も健康で怪我や故障もなく、思い通りの一年となりますよう心より祈っております。
◇私の所信表明◇◆◇……・━━━…・┿
ここ数年、教育の現場では盛んに食育の必要が訴えられています。食生活の乱れが成長期の子供達に及ぼす悪影響や諸問題、いじめ、無気力、授業放棄、不登校、ＤＶ(家庭内暴力)などの原因となっているからです。
一方で昨年、日本マクドナルドは不況をものともしない勢いで成長し、外食産業初の年商5000億円を突破しました。
国民一人当たり4〜5千円もマックを食べた計算になりますね。
エコやロハスが叫ばれる昨今ではありますが、実際には猛烈な勢いで食の依存が進んでいることになります。
正しい生活習慣を身に付ける為にも、実情に即した解決策を見出さねばなりません。
子供達の実態から目を背けてはいけません。
最近、陸上長距離チームの中高生達にこんな質問を投げかけています。
「マックのハンバーガーを美味しいと感じますか？」
※ エコ （ecology）
人間生活と自然との調和・共存をめざす考え方。
※ ロハス（Lifestyles Of Health And Sustainability）
地球環境のために節約するだけではなく、環境と共存しながら健康的で無理のない生活を追求すること。
◇マックは旨い？◇◆◇……・━━━…・┿
「はい」と答えた人は何％くらいだと思いますか。監督不在であれば、ほぼ100％近くが「美味しい」と思っていることが分かりました。
驚いたのは監督が同席していても臆せず「旨い！」と手を挙げる選手がいることです。
子供達が企業戦略にまんまと攻略されてしまっていることに、大きな衝撃を受けました。
政策や教育の出遅れも致命的ですね。ジャンクフードに冒された子供達は、私達の築いてきた社会の犠牲になっているのですから、私達の手で救い出さねばなりません。
◇間違った食生活習慣の危険性◇◆◇……・━━━…・┿
成長期の子供達はカラダだけでなく精神も発達します。好みが強くなるのもそうした成長の現れです。それも自立心が芽生え、確立され始めた証拠です。保護者の皆さんも経験があるはずです。
親から不意に友達をけなされた時、ショックを受けませんでしたか。
部活を辞めて、勉強しなさいなんて言われて腹を立てた経験はありませんか。
家族よりも友達を思う気持ちや、大切なものを思うあまりに激昂し反発するのも思春期特有のものです。
好きなものや大事なものを頭ごなしに否定されると納得出来ないのです。
状況をきちんと理解し、受け止め、その上で納得しなければ、身に付かないのです。
間違った食生活習慣の危険性を分かりやすく説明し理解してもらうこと、それが今の私の課題です。
しかし、これには大変根気が要ります。
◇アスリートのカラダと向き合う食事◇◆◇……・━━━…・┿
スポーツ栄養とは何かと尋ねられたら「自分のカラダときちんと向き合う食事」とお答えしています。カラダは常に変化し続けています。その時々の体調に合った食材を上手に調理して食することが大事です。
いくら好きなものでも、毎日では飽きてきますね。偏りを防ぐ防衛本能が働くのです。
トレーニングに関しても、日々コンディションも違いますし、運動強度や運動量も違います。
特定のサプリメントだけを摂れば良いというものではありません。
また、反対に不足が生じているからサプリメントがカラダに上手く定着する場合もあります。
正しい生活習慣の基本を確立し、体調に合わせて食事や捕食を考えること、それらが身に付くよう導くことが私の仕事です。その先に輝かしい栄光や勝利が待っているのです。
◇目指せ！違いの分かるアスリート◇◆◇……・━━━…・┿
走った後の水は旨いですよね。必要な時に必要なものを必要な状態で口にすると、心から旨いと感じます。甘味、辛味、苦味、酸味、旨味はそれぞれに意味があります。
カラダにフィットした食事が出来るようになり、成長期のアスリート諸君に正しい味覚が身に付くよう、色々な題材を集めて紹介していきます。改めまして、今年もどうぞよろしくお願いします。
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私もかつては、ジャンクフードを平気で食べていました。
その頃は運動もしていませんでしたし、正しい食とは何か、など考えた事もありませんでした。
走るのが習慣になってからは、きちんと食事をしないと、カラダに元気がなく、走る意欲も起きないので、次第に食べる物の質と量を考えるようになりました。そして、カラダが欲するものが変わってきました。
今ではマックのハンバーガーと聞くだけで、胸焼けがしてしまいます。
カラダの組織は口から入って来る食べ物から、すべてが造られます。
ですから食べる物の質が良くないと、カラダの質も良くなりません。
今年は何としても自己改革したい、という方は、食生活も改革して下さいね。
今年も皆さんにとって良い年になりますように。私達も応援しています。
それではまた来週。
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