2009年10月27日
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冷たい雨が降って気温も上がらない、この数日でしたね。皆さん、風邪など引かれていませんか?
体調を崩さないためにも、調節できる上着などを持って出掛けましょう。
我慢すると良くないですから・・・
25日には全日本大学女子駅伝でしたね。いよいよ駅伝シーズン到来です。
選手の皆さんは、もうだいぶ前からシーズンインしていますよネ。
コンディションはいかがでしょうか?
これから大事な予選や本番を迎える、という時こそが、最も気を遣うべき時です。
「今までの練習成果を目一杯発揮したい」そんな皆さん、今週は山根さんから秘策を教えて頂きましょう。
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│"ー"│ ここ一番に備えて
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◇ジュニアオリンピック開催◇◆◇……・━━━…・┿
この週末、ジュニアオリンピックが開催されました。各世代のトップ選手達が顔を揃え迫力あるレースが展開されました。あどけなさの残る姿、その真正直な走りには鳥肌が立つほど感動しました。トップアスリートに引けを取らない素晴らしい記録も誕生。5年、10年先に日本を代表する選手に成長することを心から願っています。記録に振り回されることなく、学校生活や勉強にも努力し、人間としての器をしっかり育てて欲しいと思います。
◇インフルエンザ対策◇◆◇……・━━━…・┿
会場ではマスクを着用している人の多さに改めて驚きます。トイレには薬用石鹸が常備され、入念にうがい手洗いをする人が増えています。ジュニア五輪でも出場辞退者が目立ちました。これから空気が乾燥し、更に感染者の増加が予想されます。うがい手洗いの励行、抵抗体力の強化に努めて下さい。最も大切なのは、病気に負けない丈夫なカラダづくりです。
規則正しい生活、バランスの良い食生活は健康管理の基本です。
◇ビタミンCの補給を◇◆◇……・━━━…・┿
試合期の緊張にはビタミンCの補給が欠かせません。ミカンやリンゴなどの新鮮な果物を積極的に食べましょう。また、セリアCもお役立て下さい。また、すでに罹患して回復期の人もいることでしょう。
ウイルス感染後は毒素を取り除くための肝臓が疲れ切っています。症状が治まっても、なかなかカラダが動かないのはその為です。肝臓の疲れを癒すには、良質のアミノ酸ペプチドを摂る必要があります。
◇茶カテキンの利用◇◆◇……・━━━…・┿
抗菌、抗ウイルス力のある『茶カテキン』が再び注目を集めています。緑茶に多く含まれる渋み成分の一つ。緑茶をよく飲む地域では発ガン率が低いとの調査結果から、研究が盛んになりました。うがいに使うなら出がらしでも十分です。粘膜を痛める心配もないので、薬に敏感な方でも安心ですね。是非、試してみて下さい。
ただし、緑茶は放置しておくと酸化変質してしまう危険もあります。レモン汁などを数滴たらすと多少長持ちします。
◇レースの朝は◇◆◇……・━━━…・┿
皆さんはレース当日の朝はどのように過ごしていますか。以前、実業団男子のニューイヤー駅伝に帯同したことがあります。スタートは元日の午前8時。1区の選手の起床は午前3時。入念なウオーミングアップの後、一次アップを行います。食事はレースの3〜4時間前にあたる、4〜5時の間に済ませます。各区間の距離が長く、スタート時間に差があるので、起床もアップも食事も別々に行います。
高校駅伝でも食事時間に時間差を持たせるチームが多いようです。
◇一次アップの必要性◇◆◇……・━━━…・┿
カラダには動かすには順序があります。起きてからまず、脳をしっかり働かせる必要があります。起きてもしばらく頭がボーッとしている人は、水分を補給して血流を促しましょう。睡眠時間の長い人は少し糖分を補給すると良いでしょう。そして、ストレッチや体操などを意識的に行い、神経伝達系を刺激し、指示系統がスムースになるようにします。自分の思い通りにカラダを動かすことが大事です。
例えば足首回し。つま先を地面に着けて回すのではなく、宙に浮かせて足首だけを回してみて下さい。
意志で正確にカラダを反応させられるか、がポイントです。これを数回繰り返すと伝達速度が速くなります。
ジョギングする際も、カラダの反応を確かめながら行なって下さい。
◇心臓や肺の機能も◇◆◇……・━━━…・┿
筋肉や関節はもちろんですが、心臓などの循環器系、肺などの呼吸器系をよりスムースに反応させることも、一次アップの目的です。駅伝などの大勝負はもちろんですが、記録会やロードレースなどでも欠かさず行うようにして下さい。会場が遠くても、朝早いレースでも、自宅を出る前に必ず行うことをオススメします。一次アップはレースで最も苦しい時にカラダの機能を最大限に引き出してくれるはずです。
◇他の競技にも応用◇◆◇……・━━━…・┿
先日、地元のサーファーから嬉しい連絡がありました。大会で優勝し、サーフボードの会社と一年間のスポンサー契約を結んだそうです。結果がすべてである厳しい世界に、人生を賭けて挑んだ成果の一つでしょう。彼からウオーミングアップの方法を教えて欲しいと頼まれました。陸上や水泳競技での方法、食事や生活などのコンディショニングをサーフィンの競技会に応用してみるよう提案しました。一次アップと直前に心肺を刺激する必要性を伝えたのです。今までになかった考え方だったようですが、これが見事的中したようです。
一次アップの必要を感じている人は案外少ないかも知れません。「チームでやっているから」ではなく、個人的に意識してやってみて下さい。ココ一番で成果が実感出来ると思います。
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ウォーミングアップと一次アップは別なんですね?なるほどなるほど。
脳からの指令がきちんとカラダに伝えられ、思い通りにカラダが動く・・・それがボディコントロールなんですね。
楽器を弾くときも、確かに同じ事が言えます。練習によって勝手に指が動くようにはなりますが、いざ本番で緊張した時に、どうコントロールできるか、が勝負ですもん。
私も一次アップ、採り入れなきゃ。(笑)
★山根氏のつぶやき☆★──────────────────────────────────☆
右膝裏の痛みがなかなか消えない。トレーナーの診断は腱鞘炎。その為だろうか。
左のふくらはぎがつりやすくなった。よく故障は回ると言う。日常生活に問題がある訳ではないが、痛みを抱えていると何となく憂鬱である。ベテランの野球選手がふくらはぎ痛や脇腹痛で戦線離脱、というニュースを耳にするとドキッとしてしまう。決して他人事ではないのである。
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痛みのある箇所をかばっていると、別の箇所まで痛くなったりしますよね。
そうならないように、一つずつ完治させないといけませんね。
何事も先送りにしてはいけません。(痛たたっ。涙)
これから本番に挑むアナタ、悩みや相談事があるなら山根さんに声を掛けてみて下さい。
解決のヒントをもらえるかもしれませんヨ。
頑張っている皆さんの為ならば、快く相談にのってくれますよね?山根さん!
どうか、それぞれの舞台で実力が発揮されますように。蔭ながら応援していま〜す。
それではまた来週まで、お元気で。
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