2024年7月23日
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皆さん、お元気ですか。
読者の皆さまから、反響が続々と届いています。
いちばん多いのが食生活改善についてです。
「菓子パン、ジュースなどの甘いものを止めたら、日中の眠気がなくなり、疲れも感じなくなりました!」
「食事がしっかり食べられるようになり、競技にプラスになったばかりでなく、学校生活にも積極的になれました。」
お子様と一緒に食生活改善をしたお父様からもこんなメッセージをいただきました。
「ウエストがワンサイズ小さくなり、健康診断が待ち遠しいです・・・。」
今、私たちは知らず知らずのうちに糖質を摂りすぎているようです。
皆さんもぜひ、糖質を控えて疲れ知らずの身体を手に入れてみませんか?
◆◇本日のメニュー◇◆
1 暑さに負けない #3
2 セリアスタッフの舞台裏【練習量に応じた食事】
3 陸上雑感【北部九州インターハイ】
山さんは1日のうちでいちばん気温の低い午前4時から5時台にかけて走っています。
これも山さん流の暑さ対策です!
暑さに負けない #3
◆練習時間と場所を考えよう◆
先日、長野県の菅平高原で合宿中の大学チームスタッフから相談がありました。「あまりの暑さに、コンパクトクーラーを購入を考えている。」というのです。
高地で合宿中の先生からは「日中の練習は無理!」というお話もありました。
かつて避暑地と呼ばれていた高原でさえ、このような異常な暑さに見舞われているようです。
酷暑の中でのランニングはとても危険です。
どうか安全な場所と時間を選んで練習するようにしましょう。
◆時間と場所を家族に知らせよう◆
夏休み中に個人や仲間で練習する場合には走る時間と場所、誰と走るのか等をご家族にも伝えましょう。万が一、事故があった場合、素早く対応してもらう必要があるからです。
個人練習なら山さんのように、朝6時前までに終わらせるのをオススメします。
もしくは日が暮れて、直射日光を避けられる時間が良いでしょう。
緑道や走路が木陰となっている自然公園や海風の吹き抜ける競技場や公園など、街中より気温の低い場所を選んで走りましょう。
◆おかしいなと思ったら・・・◆
暑いのに汗が引いたり、鳥肌が立ったり、手足に痺れを感じたら、即座にランニングを中止してください!そして、迷わずに頭から水を浴びましょう。
公園や競技場なら、水飲み場や手洗いの蛇口をひねって、恥ずかしがらずに、全身に水を浴びましょう。
とにかく意識があるうちに早めに行動してください!
早め早めに的確に対処することが熱中症などの事故防止になるからです。
◆アイススラリーやアイスベストも利用しよう◆
もし、競技場や公園などで練習するのであれば、自分で「冷たい水・氷・氷のう・アイススラリー・アイスベスト(保冷剤)」などを持参しましょう。「おかしいな?」と思ったら、体表の熱を冷まし、内臓や頭の熱を冷ますものがあれば安心だからです。
今までは先生やマネージャーが用意してくれているのでしょうが、これからは一人一人が熱中症のリスクを回避する準備をするべきだと思います。
◆やせ我慢しないでね!◆
ランナーの皆さんは、とてもまじめですね。だから、カラダに異変を感じても我慢しちゃうんです。
「暑さに負けたくない。」そう思う気持ちは理解できるのですが、熱中症に関しては、この「やせ我慢は禁物」です!
タイミングを逃すと大事故になりかねません。
なぜなら、内臓や脳が熱にとても弱いからなんです。
この大切な内臓や脳に熱がこもって制御不能になると、思いもよらない速さで死に至ることも考えられるからなのです。
ちなみに山さんが初めて熱中症になったのは20歳代後半でした。
激しい頭痛と吐き気に見舞われて、何度も嘔吐しました。
当時はそれが「熱中症」の症状だとは知らず、一晩中、苦しんだことが思い出されます。
練習中や練習直後は大丈夫でも、帰宅途中の電車のなかで急変した選手もいました。
突然、手足が痺れて動かなくなって救急搬送されたそうです。
練習後のクーリングダウンはもちろんのこと、氷のうなどで頭を冷やすなどして、カラダに熱がこもらないようにしましょう。
皆さん、夜更かしは禁物ですよ!
自律神経系の働きに乱れが生じると熱中症のリスクが一気に高まるからです。
くれぐれもお願いしますね。
どうかこの夏、皆さんが無事に過ごせますように・・・。
::: セリアスタッフの舞台裏【練習量に応じた食事】 :::
「高校に入ってからどんどん走れなくなっていて・・・貧血かもしれません。」
高校1年生さんからそのような相談がありました。
聞くと、4月から寮生活を始めたとのことでした。
駅伝強豪校なので練習量は中学時代の倍以上、それなのに食事量は中学時代の半分以下。
これでは走れなくなって当然です。
練習量に応じた食事を摂らないと競技力は上がらないどころか、貧血や故障になってしまいます。
皆さんはいかがでしょうか?
中学から高校、高校から大学、大学から社会人。
ステージが上がって練習の質・量ともに上がったにも関わらず、調子が上がらない。
そんな方は食事の質・量が同じように上がっていないかもしれません。
学生の皆さんは只今夏休みということで、練習量が増えているかもしれません。
そういう時の食事の質・量にも気をつけてくださいね。
(山内)
::: 陸上雑感【北部九州インターハイ】 :::
すでにスタートリストが発表されています。組ごとにレース展開も異なるでしょうから、今頃はご出場される皆さんはもちろん、先生方も戦略を練っていらっしゃることと思います。
当日の天候はもちろん、外国人留学生の影響もあるでしょうし、超高校級の選手の走りにも左右されることでしょう。
果たして、どんなレースが展開されるのか?
予選から目が離せません。
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キュウリやウリの浅漬けをたくさん仕込みました。
朝ランの後の朝食時に食べるとカラダの熱が冷めるからです。
そろそろスイカもイイですね!
では、また来週。
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