2024年7月16日
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皆さん、お元気ですか。
夏の甲子園を賭けた地方予選が各地で始まりました。
今年、千葉県の開会式は大会日程より先に行われました。
これはとても良いことだと山さんは思います。
何しろ、千葉は出場校が多く、入場行進だけでも時間がかかるんです。
その後、すぐ試合となると選手への負担が大きいはずです。
あらゆるところで少しずつ暑さ対策がなされているのを実感しています。
◆◇本日のメニュー◇◆
1 暑さに負けない #2
2 セリアスタッフの舞台裏【ついついみちゃう】
3 陸上雑感【いよいよパリ五輪】
暑さに弱いのは体質の問題だけではありません。
もしかしたら何かを改善したら暑さに強くなれるかもしれないのです。
暑さに負けない #2
◆暑さと皮下脂肪◆
皮下脂肪が多ければ多いほど、体内に熱がこもってしまい、なかなか放熱できません。冬のレースならいざ知らず、夏のレースや練習時にはきついでしょう。
暑い中での走りが嫌だったり、自信がなかったら、体脂肪率に着目してみるのも一案です。
ちなみに某男子マラソン五輪代表選手は皮下脂肪がとても少ないため車内の冷房も嫌がるほどで、一緒に乗るスタッフが暑くて大変だったそうです。
◆走り方と暑さの関係◆
同じペースで走った場合、筋肉をあまり使わないで走れる人より筋肉を激しく使って走る人の方がより多く発熱します。冬場のレースや練習なら、それでも押し切れるかも知れませんが、夏場はただでさえ暑い上に、筋肉が発熱することで筋肉そのものの動きも鈍くなってしまいます。
無駄な力を入れない、理想的なランニングフォームを追い求めることで暑さに強い走りを手に入れることができるのではないでしょうか。
◆体脂肪を落とすには◆
体脂肪を落とす必要を感じた方へ食事のアドバイスです。砂糖やブドウ糖、果糖といった甘味料の入った食品を極力食べないようにしましょう。
お菓子、菓子パン、アイス、炭酸飲料、コーヒー、果汁100%ジュース、ケチャップ、ソース・・・。
これらの食品は血糖値が急激に上がりやすいため、中性脂肪が作られやすいんです。
糖質はヒトのカラダにとっては何よりのエネルギー源です。
出会った瞬間、脳から飢餓に備えて「食べられるだけ食べなさい!」という信号が発せられ、際限なく食べてしまいやすい性質があります。
すぐに使わない分は全部、脂肪として蓄えられるからなんです。
◆走りの改善◆
走りの経済性という言葉をご存知でしょうか。効率よく走ることによって酸素摂取量を抑えることができるんです。
酸素摂取量が少なくて済むということは、それだけ筋肉やエネルギーが温存されことになるため、長距離ランナーとしてはとても有利になります。
皆さんは日頃、チームで様々な補強トレーニングを行なっていることと思います。
それは効率の良い走りができるようになるためであり、長距離ランナーとして欠かせないトレーニングであることを知っておいてください。
目的意識を明確に持って補強を行うことによって、きっと効率の良い走りが手に入ることでしょう。
そうしたら暑さにも強くなります!
◆暑さに強い選手になれば◆
暑さに強い選手は強靭な肉体を持っているとか、厳しいトレーニングを課してきたとか、勝手に思ってはいませんか?暑さが苦手だということは、あなた自身のカラダにまだまだ改善の余地ありということです。
特に体脂肪と暑さの関係は絶対に見逃せません。
研ぎ澄ませたカラダにするために無駄な糖質のオフを心がけてみてください。
暑さ対策で始めたカラダの余分の削ぎ落としとランニングフォーム改善が秋のレースでもきっと活かされることでしょう。
皆さん、元気に夏を乗り切れますように。
::: セリアスタッフの舞台裏【ついついみちゃう】 :::
職業病でしょうか？スーパーで買い物をしていると、ほかの人のカゴの中身が気になります。
外食をしていると、ほかの人が何を食べているのか見てしまいます。
自動販売機を見かけても、ほかの人が何を買うのか見てしまいます。
「菓子パンがたくさん入っている！」
「栄養が糖質に偏っているな。」
「甘い飲み物！血糖値が上がっちゃう」
と心の中で突っ込みをいれています。
こういうことの積み重ねが健康を害するんだよなと思うのです。
食と健康に対する意識がもっと高まる。
そのために今している活動を続けていかないと。
そういう思いが日に日に強まる昨今です。
(山内)
::: 陸上雑感【いよいよパリ五輪】 :::
いく人ものセリアユーザー選手がパリ五輪へと向かいます。陸上ならまだしも、あまり知られていない種目の選手もいるんです。
皆さん、それぞれにコンディショニングには細心の注意を払われていらっしゃるんですね。
テレビ放映はないけれど、ネット中継で応援しようと思っています。
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学生時代、夏は毎日のように玉川上水沿いの緑道を走っていました。
木陰を吹き抜ける風が心地良かったです。
では、また来週。
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