2024年7月9日
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皆さん、お元気ですか。
連日の猛暑の中、今、もっとも注目を集めているのが千葉県の勝浦市と銚子市かも知れません。
関東で唯一、30℃を超えない街として知られ「千葉の避暑地」として話題となっています。
どちらも太平洋に向かって突き出た半島状の地形です。
海水で冷やされた空気が幾重にもなって市街を吹き抜けるのだそうです。
そんな涼を求めて合宿を行うチームもあるほどです。
皆さんのお近くにも幾分涼しい練習場所があるのでしょうか。
炎天下での練習を避けて、事故の無いようにお気をつけください。
◆◇本日のメニュー◇◆
1 暑さに負けない #1
2 セリアスタッフの舞台裏【熱い暑いレース】
3 陸上雑感【ワールドランキング】
この夏、走り込んで強くなりたい!
だから暑さに負けない、負けたくない。
そんなあなたへ、食事法や生活法をご紹介します。
今回のテーマは「カラダの熱を冷ます」です。
暑さに負けない #1
◆疲労回復と成長のカギ◆
夏こそ、睡眠が大切です。その成否を分けるのは、睡眠の深さです。
それは深ければ深いほどに成長ホルモンの分泌量が増え、疲労回復と成長をうながしてくれるからです。
そんな”質の高い睡眠”へと誘うのが規則正しい生活です。
ランナーにとって、生活のリズムを守ることはカラダを守り、育てることに他なりません。
夜更かしなどせず、早寝・早起きを徹底しましょう。
◆入浴が深部体温を冷ます◆
夏こそ、就寝前にサッと入浴しましょう!お湯に浸かっても良いし、シャワーだけでもかまいません。
冷水ではなく、お湯を浴びるのがコツです。
寝る前のタイミングでの入浴によって、体表の温度を一時的に高めます。
すると体表が冷めるときに、深部体温の放熱がスムースになります。
このようにして就寝中に内臓や脳をたっぷり休ませると、疲れが癒えて、翌朝には心地よく目覚めます。
もちろん、気持ちよく眠れるようにエアコンも上手にお使いください。
ただし、冷え過ぎには注意しましょう!
◆熱を発散させる食材◆
キュウリ・カボチャ・ゴーヤ・トウガン・スイカ。これらウリ科の野菜はカリウムを豊富に含んでいます。
発汗と共に失われてしまったカリウムが補給されずに低カリウム状態となると、カラダに熱がこもってしまい、頭痛や食欲不振など、ぐったりとした夏バテ状態となります。
暑熱下でのランニング後、いつまでも汗が止まらずにいたり、帰宅途中の電車内でも汗がひかないようだったら低カリウム状態が心配されます。
そうならないようにするためにも、ウリ科の野菜を意識して食べましょう!
◆ウリ科野菜と相性の良い食材◆
「キュウリとワカメの酢の物」や「キュウリとナスとミョウガの和え物」など、さっぱり味わえるキュウリ料理をお弁当にもご用意ください。このとき、上手に海藻と合わせることができたらカリウムがたっぷり補給されるでしょう。
また、練習直後にオススメなのが冷やしたスイカです。
粗塩(海水塩)をサッと振りかければカリウムやナトリウムが補給され、体内にこもった熱が発散され、汗がスーッと引いて、呼吸も落ち着くはずです。
◆暑いのが苦手なら、キュウリの浅漬け◆
とにかく暑いのが苦手という方。常備食として「キュウリの浅漬け」を用意しておきましょう。
山さんのオススメは「乱切りキュウリの浅漬け」です。
浅漬けとしてそのまま食べても良いし、ドレッシングやマヨネーズとの相性も良いのでサラダに加えるのもオススメです。
暑熱下でのランニングから帰ったら、冷たく冷えたキュウリの浅漬けを頬張ってみてください。
きっと汗が引いて、呼吸も落ち着くはずです。
8月になったら、きっと梨や葡萄などの果物も出回ります。
それまではカラダの熱を冷ます食材の一番手「キュウリ」を上手に食べましょう。
::: セリアスタッフの舞台裏【熱い暑いレース】 :::
週末は千葉県中学校通信陸上を訪問しました。全国中学陸上総体への出場をかけて、中学生たちの熱いレースが展開されました。
それにしても暑かった・・・。
観ているだけでも暑いのに、競技をしている選手、そして役員をされている先生方は本当に大変だったはずです。
普段から暑い中でも練習を頑張っているから、早朝にしか走らない私とは暑さに対する耐性が違うのだろうかと思いながら選手たちの走りをみていました。
皆さんはこれからもレースが続くことでしょう。
引き続き厳しい暑さが続くことが予想されます。
セリア通信も参考にしながら万全の暑熱対策をして、安全に・元気にレースに臨みましょう。
::: 陸上雑感【ワールドランキング】 :::
ワールドランキングは、記録と順位によるパフォーマンススコアによって順位付けされている。記録には風の影響や測定方法なども加味され、順位は大会のカテゴリーによってポイントが加算されるため、同じ記録なら、より大きな舞台で活躍した方がポイントが高くなるという仕組みだ。
五輪や世界陸上を目指す選手は、ポイントを得るためにもカテゴリー上位の大会への出場が必須となっている。
国外のグランプリレースを転戦する選手は五輪や世界陸上出場を見据えてポイントを得ようと必死なのだ。
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危険を感じる暑さが続いています。
暑さ対策を十分に施して走るようにしましょう。
時間帯や場所を考えることもお忘れなく!
では、また来週。
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