2023年10月24日
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皆さん、お元気ですか。
12月24日(日)に京都で開催される全国高校駅伝出場をかけた
都道府県予選が全国各地で行われています。
男女優勝校が栄えある代表となるほか、
第35回の記念大会となる女子には
地区代表11校が加わります。
女子最後の地区代表チームが決まるのは
11月26日(日)に行われる東海大会。
それまでは私たちにとっても
緊張の日々が続きます。
勝敗の行方はいざ知らず、
出場される皆さんが持てる力を存分に発揮されることを
セリアスタッフ一同、心より祈っています。
思い通りに走れますように。
◆◇本日のメニュー◇◆
1 インフルエンザにかかったら
2 セリアスタッフの舞台裏【今しかできないこと】
3 陸上雑感【ランニングコーチから学んだこと】
全国への切符をかけた
大事な駅伝を控えているのに、
インフルエンザにかかってしまった。
そんな皆さんへ、セリアスタッフからのお願いです。
インフルエンザにかかったら
◆①まず、病院へ◆
インフルエンザは感染後、わずか1~2日で発症します。
突然、次のような症状に見舞われたら要注意です。
①38度以上の急な発熱
②激しいのどの痛み、咳
③全身の倦怠感
④筋肉や関節などの痛み
⑤吐き気や嘔吐
駅伝を控えた大事なときですが、
このような症状が見られたら、
解熱剤の服用やがまんや無理をせず、
すぐに先生・監督に報告します。
その上で病院で検査を受け、
医師の診断を仰ぎましょう。
◆②症状が治まるまで安静にする◆
インフルエンザに感染し発症したら走ってはいけません。症状が治まるまではぜったいに安静にしてください。
インフルエンザに感染したことによって
全身の抵抗力が低下します。
この間に無理をすると
二次感染によって肺炎になるなど
肺、気管、耳管、副鼻腔、心臓など、
カラダの各所へ過度な負担をかけるからです。
ここで無理せず、たっぷり休養と栄養を摂ること。
それが早期回復への近道となります。
※ 消化の良い良質のタンパク質たっぷりのお料理がおすすめです。
(例)お豆腐や溶き卵を入りの出汁の効いた雑炊等
◆③症状が治ったら◆
2~3日の療養を経て症状が治ったらすぐに先生や監督に報告しましょう。
ちなみに学校保健安全法では
”発症後5日を経過し、かつ解熱後2日経過後まで休学”
という決まりですが、顧問の先生や監督に
ご判断をいただくのがベストです。
その上で練習への参加や練習メニューについて相談しましょう。
くれぐれも勝手な判断で、
走らないようにお願いします。
もちろんご自身のカラダのことも大事ですし、
チームメートへの感染予防にも努めねばなりません。
◆④内臓疲労を取り除こう◆
インフルエンザウイルスから発せられる毒素を無毒化するために
感染後の内臓は働き詰めになっています。
そのために症状が治ってもなお、
カラダは万全ではありません。
練習を休んだことで
足が軽く感じられ
すぐにでも走れそうですが、
肝臓などの内臓は疲れたままだということを
どうか覚えておいてください!
感染前の、本来の走りを取り戻すためには内臓のケアが必要です。
引き続き消化が良くタンパク質の豊富な良質な栄養の摂取と
良質な睡眠(休養)を取るように心がけましょう。
ご家族にもご協力いただき、
魚介類が豊富で出汁の効いた寄せ鍋やおでんなど、
鍋料理で良質なタンパク質を補給しましょう。
出汁をつかった雑炊やうどんを食べれば
出汁(アミノ酸)と炭水化物も
上手に補給できますね。
◆⑤練習について◆
復帰後の練習については先生や監督の指示を仰ぎましょう。
繰り返しになりますが、自己判断は危険を伴ないますので
身近にいらっしゃる先生のお考えや判断に委ねるべきと私は考えています。
その上で山さんが考える
レース復帰への道筋をご紹介します。
先生から”走って良し”という判断が頂けたら、
カラダの各所(呼吸、心拍数、筋肉などの反応・変化)を
確認しながらジョグを行ってください。
そのときのカラダの状況や印象を先生に詳しく報告しましょう。
もし、ペースアップ(スピード走)も可能なら
本数を少なめにして走ってみましょう。
いきなり追い込みすぎないように
スピード抑えめでお願いします。
その結果や様子も詳しく先生に報告します。
限られた期間で、どれほど本調子を戻せるかには
個人差もあり一概に言うことはできません。
いつも以上に念入りに先生と相談する。
それがとても大切です。
最後に、皆さんが心がけるべきことはやり過ぎないことです。
インフルエンザからの復帰後のカラダは
抵抗力が低下しているからです。
練習後はすぐに着替て
カラダの保温に努めましょう。
登下校時や日常生活においても
カラダを冷やさないようにしてください。
【内臓疲労を癒す栄養たっぷりセリアロブ】
::: セリアスタッフの舞台裏【今しかできないこと】 :::
大学駅伝チームの監督とのお話。夜遅くまでゲームを楽しんでいて
朝練に来られない選手がいるそうです。
アスリートにとって
睡眠や早寝早起きといった
規則的な生活習慣は練習と同じくらい、
いや、それ以上に大事かもしれません。
それができないと、アスリートとしての
ポテンシャルを発揮できません。
非常に勿体ないのです。
ゲームが楽しいのは分かります。
私自身も中高時代はゲームが好きで
毎日のように遊んでいました。
ただ、大人になった今思うのは
その時にしかできないことがあるということです。
例えば、箱根駅伝を目指すというのは
大学4年間でしかできないことです。
今しかできないことに全力をつくしてほしい。
監督と話しながら、そう感じました。
(山内)
::: 陸上雑感【ランニングコーチから学んだこと】 :::
数多のランニングコーチの指導法をたくさん拝見してきました。
だからこそ思います。
走ることこそ、きちんと教わるべきだと。
走るとは、どういうことなのか?
そのメカニズムを理解し、
体現すればカラダに無理なく、
効率良く走れることをコーチから学びました。
ランニングはシンプルだけど
奥深くいスポーツだから
何歳になっても、何年走っても、楽しみがつきません。
そう思えるようになったのも
ランニングコーチのおかげです。
(山根)
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ラグビーW杯はいよいよ今週末に決勝です。
山さんのチームが優勝することを祈って。
では、また来週。 Tweet
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