故障と貧血を防ぐ栄養と食事 その1【セリア通信vol.840】

2023年10月3日

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皆さん、お元気ですか。

鎌倉学園高校でエースとして活躍後、
青山学院大学で箱根駅伝を目指していた
石鍋颯一選手を皆さんは、ご存知でしょうか・・・。

残念ながら故障のため
箱根駅伝出場は叶わなかったものの、
現在は”スポーツのアドバイスができる歯科医師”を目指して
岡山大学歯学部で勉強しているというのを山さんもニュースで知りました。

石鍋選手が鎌倉学園高校在学中には
毎年4月の保護者会に出席させていただきました。
お母様と一緒にお話を聞いてくださっていた
石鍋キャプテンが懐かしく思い出されます。

その彼が全日本大学駅伝に出場する
全国選抜チームの一員として出場のチャンスを掴んだと言うのです。
そして、ぜひ本戦出場を叶えてほしい。
山さんも応援しております。

◆◇本日のメニュー◇◆

1 故障と貧血を防ぐ栄養と食事 その1
2 セリアスタッフの舞台裏【新たなる決意】
3 陸上雑感【奇遇】

駅伝間際の、
この時期だからこそ
絶対に避けたいのが故障と貧血ですね。
そんなあなたが今こそ摂るべき栄養と食事を紹介します。

故障と貧血を防ぐ栄養と食事 その1

◆第一位 ビタミンC◆

故障と貧血を防ぎたいあなたが
毎日、毎食摂るべき栄養の第一位はビタミンCです。
ビタミンCはなんと言っても細胞と細胞とをつなぎ合わせる
コラーゲンというタンパク質をつくるのに必須の栄養だからです。
しなやかで丈夫な筋肉細胞、骨、皮膚の形成は
ビタミンCなしでは、なし得ません。

◆ミネラルの吸収を助ける◆

ビタミンCを豊富に含む
新鮮野菜や果物をたっぷり食べると
カラダづくりに欠かせないミネラル類の吸収率がアップします!
筋肉や骨、血液などの組織破壊が多いランナーは
毎日たくさんのミネラル類を必要としています。
食事から得られたこれらの栄養を
素早く、確実に吸収するのを
手助けしてくれるのがビタミンCなんです。

◆ストレスで消耗◆

緊張やイライラなどの精神的なストレスや、
トレーニングや生活などによる肉体的なストレスが多いと
体内のビタミンCを激しく消耗してしまいます。
もし、そのような状況が続くと
気温などの環境の変化や
細菌などへの抵抗力が失われます。
レース中のアクシデントの誘因となったり、
病気にかかりやすくなったりするばかりはなく、
骨の発育が妨げられたり、
細胞の結合組織が弱くなり
貧血や故障を招く原因になりかねません。

◆上手に摂る方法◆

ビタミンCは水に溶ける水溶性ビタミンです。
新鮮な野菜類や果物に多いのですが、
切ったり、洗ったり、茹でたりすると
流れ出たり、壊れてしまいます。
上手に摂取するためにも
できるだけ手際良く調理し、
鮮度の良い状態で食べましょう。
また、季節の食材の一つ、
サツマイモに含まれるビタミンCは加熱調理にも強いんです。
大学イモやサツマイモご飯などは
お弁当でも役立ちますね。

◆駅伝やレースのひと月前から強化しよう◆

思春期の皆さんにとって
レース前の緊張は相当な負担となることでしょう。
私たち大人が想像する何倍もの精神的、肉体的負担に
おそわれているに違いありません。

レース本番に主力選手が欠場している。
そんな光景を目の当たりにすることも決して少なくありません。
そればかりかレースの真っ最中に倒れ込んでしまう選手が多いのが現状です。
おそらく、その数週間前から緊張状態となっていて
ビタミンCも尽き果てていたのでしょう。

ココロもカラダもギリギリのところで頑張っている。
そんな皆さんだからこそ、しっかり摂って欲しいのがビタミンCなんです。
大事な駅伝やレースのひと月前になったら、
意識して摂取を心がけましょう。

ビタミンCの上手な摂取法はこまめに摂るです。
お弁当にも果物持参でお願いしますね。
そして、よかったらセリアCも。
お役立てください。

【セリアCはこちらから】

::: セリアスタッフの舞台裏【新たなる決意】 :::

このところSNSやメール、
電話でのご相談が増えています。
選手や保護者の皆様と直接交流が持てる機会をつくりたい。
そう考えて環境を整えてきて良かった。
心からそう思っています。

ご相談を受けることは嬉しいのですが、
また、一方で責任をますます強く感じています。
ご本人が求める結果が出て、喜んでいただくまでの
道筋を照らしてあげられるように
陸上のこと、栄養のこと、
そのほか、年頃の選手の皆さんについてまで
色々と学ぶ毎日です。

仕事や家庭のある中で、
時間を作るのは大変ですが、
より良いアドバイスができるように
頑張って勉強を続けます。
(山内)

::: 陸上雑感【奇遇】 :::

陸上が取り持ってくれた
不思議なご縁のお話です。

練習中に突然、
意識不明となった選手がいます。
仲間たちが落ち着いて救急搬送を依頼し、
現れた救急救命士さんが、現役のランナーだったんです。
到着するや否や練習の詳細を尋ねられ、
見守るみんなも驚いたそうです。
そのおかげでもあって
ことなきを得たのでした。
じつは2人ともに
私の知り合いでした。
その後も情報を交換しながら
再発予防に努めているという報告を
私にも下さっています。
(山根)

* * * * * * * * * * * * * * * *

次週は出雲駅伝ですね。
出場選手の皆さんが
思い通りに走れますよう祈っています。

では、また来週。


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