2023年8月8日
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皆さん、お元気ですか。
インターハイが閉幕しましたね。
ご出場された皆さん、お疲れ様でした。
今夏もたくさんの嬉しいご報告を頂きました。
皆さんのご活躍を知って、今なお心が躍っています!
感動をありがとうございました。
そして早くも2次合宿、3次合宿が始まりますね。
怪我や故障なく練習が出来ますよう心からお祈りしています。
実り多い合宿になりますように。
◆◇本日のメニュー◇◆
1 皆様からの生の声にお答えします。その2
2 セリアスタッフの舞台裏【その心境やいかに】
3 陸上雑感【辛いこと】
今週も夏休みに入って皆さんからお寄せ頂きました
たくさんのご相談の中からご紹介します!
皆様からの生の声にお答えします。その2
◆相談①走り込みやレース中に腹痛が◆
夏だからと油断してアップ不足のまま速いペースで走ると内臓(肝臓など)がうっ血して腫れてしまいます。
その場合は右脇腹の奥に、こらえきれない痛みを覚えます。
高地順応していない状態での走り込みでも同様の症状が現れます。
また、水分補給を意識するあまり
スポーツドリンクや清涼飲料水、エナジードリンクを多飲し、
さらに氷菓子などを頻繁に食べていると胃酸が胃を荒らしてしまいます。
走っている最中に胃(腹部左の奥あたり)に激しい痛みを感じることがあります。
◆対策◆
そんなときは次のことを心がけましょう。①夏でもウォーミングアップは入念に行いましょう。
②レースや走り込み前のダッシュ走もしっかり行いましょう。
③練習時や暑熱下での行動時以外でのスポーツドリンクの飲み過ぎに注意しましょう。
④いつもより入念に咀嚼して食べるように心がけましょう。
⑤規則正しい生活を心がけましょう。
◆解説◆
筋肉の温度を高め、神経伝達をスムースにし、全身の血の巡りを良くする。
それがウォーミングアップです。
暑いとおろそかになりがちですが、
ダッシュ走などで内臓にも負荷を与え、
血の巡りを滑らかにすることが大切です。
レースで、高地合宿で右脇腹が痛んだら
アップ不足を疑ってみましょう。
何かと甘いものを口にしていると思いのほか胃に負担をかけてしまいます。
消化吸収にも影響して貧血などを誘発しますので、
胃に優しい食生活を心がけましょう。
夏は甘いもののの誘惑が多い季節・・・。
左のお腹が痛んだら胃を労りましょう。
◆②疲れがひどく、しんどい◆
- 朝、起きるのがしんどい
- 車や電車で座るとすぐ寝てしまう
- 頭がボーッとしてしまい、集中できない
- 何をやるにも、ため息が出てしまう
- 練習に身が入らない
- 顔や手足がむくんでいる
- 口当たりの良いものしか食べられない
- お腹をこわしている
早く治さないと!
◆対策◆
そんな方は次のことを心がけましょう。①”早寝・早起き・朝ごはん”を徹底しましょう。
②栄養バランスの良い食生活を心がけましょう。
③麦ご飯、玄米、雑穀米などを取り入れましょう。
④ビタミンB1(エネルギーづくりに必要)を多く含む食品(豚肉・すりごま・大豆・大豆製品・キノコ類)を食べましょう。
◆解説◆
夏の食事はそうめん・ひやむぎなどのどごしの良い炭水化物にかたよりがちですね。
さらにかき氷、アイス、清涼飲料水の食べすぎはもちろん、
豊富な運動量を支えるためのエネルギー需要の高まりもあって
体内のビタミンB1が使い果たされてしまう危険があります。
もし、そうなると脳もカラダも思うように動かせません。
そのうち生活するだけでもしんどくなります。
これが夏バテなんです。
ビタミンB1は体内に溜めておくことができません。
毎日、毎食の食事でしっかりと補給することが大切です。
夏バテが回復するまでは麦ご飯などにするのも一案ですね。
ビタミンB1を多く含むキノコやごま、大豆製品(厚揚げ・油揚げなど)を
上手に組み合わせたお料理で工夫してみましょう。
玉ねぎやニラ、ニンニクに含まれるアリシンは
ビタミンB1の吸収を促進します。
いかがですか。
夏バテ解消のレシピがいくつか思いついたことでしょう!
例えば、「豚しゃぶ」。
お豆腐や枝豆と合わせて胡麻ダレで食べるのは如何でしょう?
豚肉のゴーヤチャンプルーなんかもイイですね。
【ビタミンB群の補給ならセリアFe】 https://www.cf-seria.com/fe2.html
::: セリアスタッフの舞台裏【その心境やいかに】 :::
地上波放送もされたインターハイ男女1500m決勝。多くのセリアユーザーさんが出場されていたので
仕事の手を止めて観戦しました。
選手入場の際、観ているだけなのにも関わらず、
緊張で心拍が上がり、汗をかいてしまう私。
走りもしないのにこんなふうになってしまうのなら、
もし、あの場に立ち、走ることになったら
一体どうなってしまうのだろう。
実際に走った選手たちは一体どういう心境だったのでしょうか?
緊張と戦っていたのか、それとも落ち着いていたのか。
今度、走った選手に聞いてみようと思います。
レースの方はというと男女共にエキサイティングでした。
あんなスピードで走ってみたい!
(山内)
::: 陸上雑感【辛いこと】 :::
選手に根強く浸透しているのが「ダイエットすれば速くなる」という考えだ。
「ごはんを抜く」
そんなことが今なお盛んに行われている。
それなのに。
ファストフードは止められない。
そういうものこそ止めるべきなのに・・・。
「ごはんを食べない」
そんな選手に会うのが一番、辛い。
(山根)
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千葉にはようやく恵みの雨が降りました。
とはいえ沖縄、九州地方も心配です。
台風被害がありませんように。
では、また来週。
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