2022年6月21日
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皆さん、お元気ですか。
念願のインターハイご出場を叶えた皆さん、
ほんとうにおめでとうございます。
良かったですね。
残念ながらあと一歩、
届かなかった皆さんも
ほんとうにお疲れさまでした。
地区大会にご出場なさった先生方、
選手の皆さんからご連絡を頂いて嬉しいです。
いずれにしても大事なのはまだまだこれからですね!
次の舞台に備えてまずは十分に英気を養ってください。
そして体調良く本番を迎えられるように
準備を徹底しましょう。
皆さんのさらなるご活躍を信じて応援しております。
◆◇本日のメニュー◇◆
1
強化トレーニングに向けて #2
2 セリアスタッフの舞台裏【7種競技の舞台裏②】
3
陸上雑感【訓練の必要】
19日(日)ギオンスタジアムで
全日本大学駅伝の予選会(関東地区)が開催されました。
全国切符をかけた熱戦が繰り広げられた中、
熱中症で倒れた選手もいたようです。
緊張と重圧がのしかかった上に
蒸し暑さも重なりました・・・。
強化トレーニングに向けて #2
◆熱中症とは◆
熱中症とは、いったいどういう状態のことなのでしょうか?
それは高温多湿な環境下(室内外を問いません)で
体温調節が働かなくなった症状をさします。
その症状をかんたんに分類してみます。
①軽度:手足のしびれ、立ちくらみ、こむらがえり、大量発汗など
②中度:頭痛、吐き気(嘔吐)、倦怠感、悪寒、意識異常など
③重度:意識を失う、カラダの引きつり(けいれん)、発熱など
◆熱中症をまねくこと◆
ヒトの体温は脳の視床下部がになっていて
自律神経を介して調節します。
この一連の働きは、体調の影響を受けやすく
また、不規則な生活などが重なると
働きが鈍くなり、制御不能となってしまいます。
だから、こんな方は熱中症にかかりやすくなります。
①睡眠不足
②不規則な生活
③不安や緊張などのストレス
④欠食や偏食
⑤下痢・便秘
⑥風邪など
※練習は出るけれど、朝寝坊が多かったり、
授業を休んで部屋で寝ているようなヒトは
熱中症に気をつけましょう!
◆ランナーは熱中症にかかりやすい◆
ランナーの皆さんにとっては
走ることがストレスと化してしまうことがありますね。
すでに身をもってご経験されている方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
注目を一身に浴びるような大きな大会や、
大事なレースであればあるほど
不安や緊張にさいなまれ、眠れぬ夜となりますね。
また、厳しい練習に不安や恐怖を抱いていると
お腹の調子を崩しがちになってしまいます。
そんなちょっとした不安から、
いとも簡単に熱中症に陥ってしまうのです。
◆熱中症対策~やるべきこと~◆
ランニング中の環境の急変に強くなり、
熱中症を防ぐためにやるべきことは以下のとおりです。
①規則正しい生活を徹底する
②こまめな水分補給と塩分補給を徹底する
③暑さや、急な温度上昇にしっかりとカラダを慣れさせる
④状況に応じた服装に着替える
⑤カラダを冷ます氷、水、塩などを用意する
大事なのは”徹底的にカラダに覚え込ませること”です。
就寝時間、起床時間、食事時間はとくに徹底してください。
そうすることによってのみ、カラダは環境の変化に強くなれるのです。
そして暑い中での走りも想定して1週間から10日程かけて十分に慣れさせましょう。
◆塩分補給を忘れない◆
こまめな水分補給は周知されていますね。
その一方で塩分補給をしているランナーはあまり見かけません。
この夏は皆さんもぜひ、塩分補給の徹底を呼びかけて下さいますようお願いします。
塩分補給には精製塩ではなく、海水塩や粗塩をご利用下さい。
汗をかくと水分、そしてナトリウムとカリウムが失われます。
ナトリウムとカリウムは互いにバランスをとりながら
細胞を正常に保ち、血圧を調整します。
発汗量が多くなり、
これらのミネラルが失われると
筋肉にけいれんが見られるようになります。
こむらがえりなどの症状は
ミネラルバランスが崩れたために
起こっている症状のひとつと言えるでしょう。
スイカやキュウリなどの夏野菜はカリウムが豊富です。
さらに粗塩をひとつまみかけると美味しさが倍増しますね!
きっとカラダが欲しているナトリウムやカリウムを
旨味と感じるからに違いありません。
熱中症のリスクを軽減し、練習効率を高めるためにも
この夏は練習の前後や合間の塩をひとつまみ補給しましょう。
皆さんの運動量を考えるとスポーツドリンクや経口補水液だけでは足りません。
また、セリアロブの利用も便利です。
体調保持に欠かせないミネラル類が補えるよう
沖縄の海水塩を強化してあります。
練習の前後に、合間に1粒ずつ!
どうぞ、お試し下さい。
セリアロブはこちらから https://www.cf-seria.com/lobb2.html
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セリアスタッフの舞台裏【7種競技の舞台裏②】
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先週のセリア通信で、日本選手権の7種競技に
出場された清水真帆選手(サクラサク)が
千葉に来て下さったことを紹介しました。
色々なお話をうかがった中でも
印象深かったのが種目間のエネルギー補給でした。
2日間にわたって行われる混成種目。
1つ1つの種目で力を発揮するには
体内にエネルギーが蓄えられていることが必須になります。
この種目間の栄養補給、
選手によって個性が出るようです。
今度観る機会がある時は
選手の皆さんが何を食べているのかに注目してみようと思います。
(山内)
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陸上雑感【訓練の必要】
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カラダにはある種の訓練が必要だと思うのです。
訓練とはすなわち覚え込ませること。
課題を克服するためには
出来るようになるまで
繰返し行い、
考えずとも反応するまで
カラダに覚え込ませることだと考えています。
大学生や高校生と接しているなかでどことなくですが
そういうプロセスが足りないような気がします。
食べること、寝ること、起きること、トレーニング・・・。
競技者として最低限身に付けなければならないことの
すべてにあてはまると思うのですが。
(山根)
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中高生の皆さんはそろそろ期末試験ですね。
夜更かしせずとも効率良く勉強が出来ますよう工夫して下さいね。
では、また来週。
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