2022年1月18日
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皆さん、お元気ですか。
先週、山さんは久しぶりに
実業団男子チームの合宿を訪問しました。
別大マラソンや東京マラソンに向けた走り込みを
ココ千葉県いすみ市のロードコースで行っていたからです。
じつはコロナ禍の影響から急遽、
沖縄合宿を取りやめたチームスタッフから
”いすみ市”で合宿をやりたいとのご相談を頂きました。
そこで多くの長距離チームが利用している宿舎やコースを
ご案内させて頂くことになったのです。
大会招待選手や日本代表選手たちが
軽やかに駆け抜ける姿は
ときに力強くもあり、
また美しいとさえ思うほどでした。
狙うはMGC、そして世界陸上。
思い通りの走りが出来るように応援しています。
今週末からは入れ替わりで実業団女子チームがいらっしゃるそうです。
みなさんもぜひ、いすみ市に走りに来てください。
私がコースをご案内します。
◆◇本日のメニュー◇◆
１
上手に摂ろう栄養素①ビタミンC
２ セリアスタッフの舞台裏【憧れの大学生ランナー】
３
陸上雑感【短距離選手と貧血】
カラダに良いということは分かっていても
苦手な食べ物はなかなか食べられませんね。
”果物が苦手なんですが、どのようにしてビタミンCを摂ったらよいでしょうか？”
そんな選手からのご質問への回答です。
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上手に摂ろう栄養素①ビタミンC
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◆コラーゲンをつくる◆
私たちのカラダは小さな細胞がいくつもつなぎ合わさって出来ていますね。
この細胞と細胞を結合させているのがコラーゲンというタンパク質です。
コラーゲンは体内でビタミンCの力をかりてつくられます。
そのためビタミンCが不足すると細胞の結合がゆるくなってしまい
次のような様々な障害を招きます。
①歯ぐきの出血
②骨の発育
③血管や関節のトラブル
④風邪などの病気
⑤ケガや故障
⑥回復の遅れ
◆ストレスへの対処◆
ランナーにはじつに多くのストレスがふりかかります。
練習時の精神的・肉体的ダメージももちろんストレスです。
また、進路のことなど学校生活のなかでも心労が絶えませんね。
排気ガスやハウスダストなど社会生活のなかにも潜んでいると言われています。
このように現代社会を生き抜くランナーには
数多のストレスがふりかかります。
ストレスの多い選手ほど、ビタミンCの助けを必要としています。
次のうち、２つ以上思い当る方はビタミンCをしっかり摂るように心がけましょう。
①競技レベルの高いチームに属している
②練習量が豊富で、心身のダメージが大きい
③いつも不安や緊張をかかえている
④ケガや故障が絶えない
⑤毎日がしんどい
◆果物に多いビタミンC◆
ビタミンCが多い食品は果物です。
ミカンやオレンジなどの柑橘類やイチゴはご存知ですね。
含有量の豊富なキウイフルーツは一年中手に入るので毎日の補給に便利です。
また、新鮮な野菜にも多く含まれているのですが
熱に弱く水に溶けやすいので調理の際には
次の３つに気をつけて下さい。
①洗い過ぎない
②水にさらし過ぎない
③過熱し過ぎない
残念ながらアレルギーや偏食などから
どうしても果物や野菜が食べられない方には
イモ類をおススメします。
◆ビタミンCの豊富なジャガイモ・サツマイモ◆
ジャガイモやサツマイモも
ビタミンCの豊富な食材です。
果物や野菜が苦手な方でもこれなら大丈夫ですね！
また、イモ類に含まれるビタミンCには
過熱しても傷みにくい性質があります。
茹でてよし、煮てよし、焼いてよし。
お好みで調理法で大丈夫です。
例えば、
”サツマイモごはん”は如何でしょうか？
１cmほどのさいの目切りにして、適量をごはんと一緒に炊けば完成です。
しかもビタミンＣが摂れるばかりか、同じ分量のごはんよりカロリーは控えめとなっています。
ジャガイモ料理は言わずもがなでしょうか。
洋の東西を問わずたくさんの料理法がありますね。
山さんのオススメは”ジャガイモのガレット”です。
ジャガイモは皮付きのまま細切りにします。
それに軽く塩・コショーをふりかけ、
小麦粉少々と混ぜ合わせます。
あとは少量のオリーブオイルを入れたフライパンに敷き詰め、
ピザ用のチーズを散らして両面を焼くだけです。
焼き加減や味付けはお好みでお願いします。
ただし、コンビニやファストフード店のフライドポテトは要注意です！
酸化しやすい油で調理されているので、酸化ストレスの原因となってしまうからです。
如何でしたでしょうか？
野菜や果物が苦手な方はイモ料理でビタミンCを補いましょう。
また、セリアＣでの補給も便利です。
ぜひ、お試し下さい。
【セリアＣはこちらから】 https://www.cf-seria.com/c2.html
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セリアスタッフの舞台裏【憧れの大学生ランナー】
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2週間前に千葉県柏市の柏の葉公園を訪問しました。
千葉県中学駅伝の会場ということもあり
多くの中学校駅伝部が試走に来ていました。
「中学生元気だな～」
と思って見ていると、
中学生でないランナーもいます。
どうやら帰省中の大学生たちが
中学生の練習を訪問・サポートしていたようです。
なかには年始の箱根駅伝を走ったばかりの大学生も。
練習後は大学生から中学生へひと言。
テレビで観る憧れの世界で
走っている先輩たちの話だけに
聞いている中学生の表情はいつも以上に真剣です。
中学生たちにとってはこの経験をきっかけに
走ることへの意欲・意識がますます高まることでしょう。
今後、どのような素晴らしい選手が台頭してくるか。
いまから楽しみです。
（山内）
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陸上雑感【短距離選手と貧血】
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短距離チームの先生方から
貧血のご相談を頂くようになりました。
実際に血液検査結果などを拝見してみると、
かなり重度の貧血になっているケースが多いようです。
共通しているのは”まじめでストイックな性格”の持ち主が多い点です。
練習量は誰よりも豊富で、一切の手抜きをしない選手。
その姿勢は食生活にも及んでいます。
だからこその素晴らしい競技成績。
でも、どうぞ過労や栄養失調にはくれぐれも気をつけて下さい。
あなた方にこそ栄養と休養が必要なのです。
おかしいなと思ったら、
遠慮なくご相談下さい。
（山根）
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今週は寒さが一段と厳しくなりそうです。
ちょっとした油断がケガや故障につながりますので、
アップはくれぐれも入念にお願いします。
また、練習後のカラダも温かく保ちましょう。
では、また来週。
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