2020年2月4日
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皆さん、お元気ですか。
高校３年生のS君から、ご注文のメールが届きました。
いつものセリアジョブ150が、２個と記されていたのです。
あれっ、おかしいなぁ・・・？
個数違いかも知れない。
そう、思ってコーチを通じて連絡してみるとすぐに返事が来ました。
「もうすぐ入寮するので２つにしました」
純粋で、初々しいなぁ！
何だか嬉しくなっちゃいました。
ガンバレ！！！
◆◇本日のメニュー◇◆
１ 故障が貧血の原因に！？ その１
２ 山内のなんでだろう「ごはんと大豆」
３ 今週のアクション「うがい、手洗い」
貧血をこじらせている選手には共通する原因があります。
その１つが「炎症」です。
あなたは風邪や病気を長引かせてはいませんか？
ケガや故障を引きずってはいませんか？
先週までは一般的なスポーツ貧血とその改善例をご紹介しました。
今回は”こじらせ型の貧血”について探ってみましょう。
故障が貧血の原因に！？ その１
◆細菌感染と鉄◆
風邪や病気の原因となる細菌感染。体内の鉄分を利用することで繁殖します。
細菌が繁殖しないようにカラダは防御システムを稼働します。
何をするのかというと体内の鉄分を排出するのです。
そうすることで、細菌は利用出来なくなり死滅していきます。
◆炎症と鉄分◆
炎症時には「活性酸素」が細胞を傷つけます。鉄分は活性酸素の材料にもなってしまいます。
なので、炎症が起きると細菌感染のときと同様にカラダは防御システムを稼働します。
体内の鉄分を排出することで、活性酸素の働きを抑え、炎症を治りやすくします。
◆アスリートは難しい◆
このように、細菌感染や炎症時には、それらが広がるのを防ぐためにカラダが防御システムを稼働します。その結果、体内の鉄分が減るのに加えて、食事で摂った鉄分も吸収されないということが起きるのです。
運動をしない人なら安静にして治療に専念すればいいのですが、アスリートはそうはいきません。
炎症を抱えながらも試合に向けて常に練習をしてしまうことで次第に体内の鉄分が減少して貧血になってしまうのです。
◆あなたの貧血の原因は？◆
・ 鉄を摂っているのに貧血を繰り返してしまう。・ 食事栄養バランスは良いはずなのに貧血になってしまう。
・ 故障や痛みが長引いている。
・ 感染症などの病気で苦しんだ。
・ 貧血になる理由が思い当たらない。
これらに心当たりはありませんか？
あなたの貧血、もしかしたら細菌感染や炎症が原因かもしれません。
来週は炎症があるときの貧血対策を提案します。
どうぞ、お楽しみに。
＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊
::: 山内の「ごはんと大豆」 :::
味噌汁、豆腐、納豆といった大豆製品。いずれもごはんと相性バッチリ！
定食屋さんではごはんと味噌汁が一緒に出ることも多いですよね。
それはなんでだろう？
お米は炭水化物だけでなく、タンパク質も多く含んでいます。
しかしアミノ酸バランスが悪いためお米だけではタンパク質がうまく利用出来ません。
ちなみにお米に足りないアミノ酸はリジンです。
大豆製品はリジンを豊富に含んでいます。
お米と一緒に食べるとリジンが補われるためタンパク質が効率良く利用されます。
だからお米と大豆は相性バッチリなんですね。
ぜひ、ご飯のお供に大豆製品を！
(山内）
::: 今週のアクション「うがい、手洗い」 :::
街中マスクだらけ・・・。感染症はやっぱり怖いですね。
アスリートなら尚更です。
そこで、今週のアクションは「うがい、手洗い」です。
あなたは心がけていますか？
山さんは手洗い時には必ず石けんを使っています。
また、帰宅時にはうがい薬を使っています。
たった、それだけです。
あなたもぜひ、やってみて下さい。
きっと効果を実感してくれることでしょう。
ちなみにマスクは売り切れでも、うがい薬はいっぱい残っていました！
＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊
厚底シューズ問題が収束しましたね！
これで選手の皆さんもトレーニングに集中出来ることでしょう。
さぁ、ギアを入れ直して、しっかり走りましょう！
では、また来週。
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