2020年1月21日
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皆さん、お元気ですか。
厚底シューズが大きな話題となっていますね。
一昨日開催された全国都道府県対抗男子駅伝でも多くの選手が着用し好記録を連発しました。
そこで実際に履いている親しい選手に履き心地を尋ねてみました・・・。
「正直、まったく違います!」
「足を置いたら前へ押してくれる感覚があります」
皆口々にシューズの効果を認めていました。
指導者の皆さんにも尋ねてみました・・・。
「シューズを履きこなすための走力が必要」
「スピード化を前提とした強化が課題」
既に現場では技術革新による新時代到来とその対応を迫られているように感じました。
皆さんはどのようにお感じでしょうか。
◆◇本日のメニュー◇◆
1 「貧血」~その取組と成果3~
2 山内の「尿の色のなんでだろう!?」
3 今週のアクション「独りの時間こそ真面目に過ごそう」
第2回ではスポーツ界ではあまり語られていない貧血の主原因「エネルギー不足」について解説しました。
「運動量」に見合ったエネルギー補給がなされていないと知らず知らずのうちに貧血に陥ってしまいます。
食事量を見直しから初めて下さい。
今回は「カラダづくり」です。
「貧血」~その取組と成果3~
◆血液(赤血球)はカラダである◆
皆さんにぜひ、理解して頂きたいことがあります。それは血液も立派なカラダの組織であるということです。
脳や内臓、筋肉や骨、皮膚や髪等と同様に血液の健康保持にはカラダづくりの栄養素が必要です。
◆カラダづくりの栄養素◆
カラダづくりの栄養素を「構成素」と呼びます。構成素は「タンパク質」と「ミネラル類」です。
セリアスタッフが行った中高生ランナー食生活調査の結果、貧血になりやすい選手には
1、エネルギー不足
2、タンパク質不足
3、ミネラル類不足
4、ビタミン類不足
このような傾向がはっきりと見られました。
◆タンパク質は細々補給法◆
第2の原因タンパク質不足は食生活改善で十分に対応出来ます。ご相談のあった高校生トップランナーには次の通りにアドバイスしました。
1、主食(ごはん)をしっかり食べること。
2、主菜・副菜に肉・魚・豆製品を取り入れること。
3、お弁当にはマグロやカツオの角煮など佃煮を入れること等です。
豆腐や高野豆腐、納豆などの大豆食品、佃煮、かつおぶし、じゃこなどの魚介食品、牛の大和煮、カツオフレーク缶などの缶詰、練り物などの加工食品などを細々と利用すればタンパク質は十分に補給出来ます。
◆タンパク質の摂取目標◆
ランナーの肉体には私たちの想像以上に衝撃が加わります。それに伴い、血液や筋肉、骨では組織破壊が起こります。
しっかり再生させながら、より丈夫な組織をつくるためには十分なタンパク質の摂取が必要です。
その目標は「体重×2グラム」。
体重55キロの選手の場合、必要タンパク質量/1日=55×2グラム=110グラムとなります。
プロテインではとても補い切れません。
細々補給法を実践しましょう。
※タンパク質の摂り過ぎは危険ですのでご注意下さい。
内臓を傷めたり、余分は体脂肪として蓄積されるからです。
◆ミネラル類の補給はセリア◆
一方でランニングのダメージによる組織破壊で失われてしまった鉄分などのミネラル類を補給するのは食事改善だけではとても難しいと言えます。医師の処方により鉄剤を服用しても、貧血が改善せずに苦しんでいる選手が多いのが現状です。
それは鉄以外のミネラル類が不足したまま放置されているからです。
私たちの独自調査では貧血に陥ったランナーのカラダには造血に必要な鉄以外のミネラル類の不足が見られることが分かりました。
そこで、食事量のボリュームアップとタンパク質摂取の細々補給法を実践してくれた高校生トップランナーにはセリアジョブ150を摂取してもらうことになりました。
ジョブには3種類の鉄分のほか、亜鉛、銅、セレンというミネラル類とビタミンB群を強化してあるからです。
これらを組み合わせることにより、カラダに負担をかけることなく栄養バランスを向上します。
これでカラダづくりの栄養素「構成素」のバランスが整いました。
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::: 山内の「尿の色のなんでだろう!?」 :::
透明、黄色、そして赤。なんでそのような色になるのでしょうか?
古くなった赤血球を分解する過程で出来る成分がその正体です。
赤血球はひ臓で壊されます。
ヘモグロビンも一緒に分解され、ビリルビンという成分になります。
ビリルビンは様々な場所を経由して尿と一緒に排泄されます。
このビリルビンが黄色なのです。
尿自体は無色なのです。
ですから尿とビリルビンの割合で色が決まります。
体内の水分量が少ないと、尿の水分量も減るのため黄色い尿が濃くなります。
その際には水分補給をしっかりとお願いします。
ランナーの皆さんは赤い尿を目にしたことがあるかも知れません。
これは赤血球がたくさん破壊されている証拠です。
血液をつくる鉄分やタンパク質の補給をお忘れなく!
(山内)
::: 今週のアクション「独りの時間こそ真面目に過ごそう」 :::
皆さんはとっても真面目ですよね!一生懸命トレーニングに励む姿を見る度に山さんは大感激してしまいます。
でも、家に帰ったらどうだろう?
寮の部屋でもきちんと過ごしているだろうか?
ちょっと疑問に思ってしまう選手もチラホラいるんです。
そこで今週のアクション!
「独りの時間こそ真面目に過ごそう!」です。
だらだらせず摂生してみて下さい。
これは山さんの生活におけるテーマでもあるんです。
みんなと一緒の時間は多いに楽しんで、独りになったら真面目に過ごす。
そうするだけで表裏がなくなって、ストレスがなくなるんです。
ぜひ、お試し下さい!
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ラグビーW杯日本大会で大活躍した福岡堅樹選手が15人制ラグビーから引退しましたね。
彼の躍動感溢れるプレーが大好きでした。
次に目指すは東京五輪7人制代表入り。
そして医学への道を志すそうです。
益々のご活躍を祈っています。
では、また来週。
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