【セリア通信vol.588】ランナーと貧血#1


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皆さん、お元気ですか。

いつものランニングコースには1km毎に距離が表示されています。
箱根やニューイヤーに出場する有力チームが距離走で使用しているからです。

最近、それがきれいに塗り直されていました。
大会も間近に迫り、練習にも力が入っているのが想像されます。
のどかな田園風景の広がる田舎町ではありますが、空気はぴりりと締まっています。

◆◇本日のメニュー◇◆

1 ランナーと貧血 #1
2 ココに注目!【失敗を分析しよう】
3 山さんのつぶやき

貧血の相談が後を絶ちません。
その対応もまちまちです。
どうあるべきか一緒に考えましょう。

ランナーと貧血 #1

◆クラブチームの増加◆

近年、クラブチームに所属する小中学生ランナーが増えています。
子供たちにクラブに入ったきっかけを尋ねました。
・校内マラソンで負けて悔しかった・・・
・走るのが好きだから・・・
・兄弟姉妹の影響・・・
・学校に指導者がいないから・・・
等々、理由は様々でした。

◆家族も協力◆

県外のクラブチームに通っている選手も少なくありません。
その活動を支えているご家族も本当に大変です。
食事・洗濯などの身の回りの世話はもちろん、送迎や応援までやっていらっしゃいます。
いつ如何なる時も見守り続ける親の愛に勝る応援はありません。

◆持久力の発達◆

長く運動を続ける能力、すなわち持久力が著しく発達するのは小学校高学年から中学生にかけてと言われています。
走れば走っただけ速くなる。
クラブチームに所属する子供たちはまさにその世代にあたります。

◆伸び悩み◆

多少の個人差はありますが、中学生に入ると結果が伸び悩み始めます。
それは大人のカラダへの準備期間に入った証拠です。
時期を同じにして体型的にも著しい変化が見られます。
思うような記録が出ないのは辛いことですが、決して焦ってはなりません。

◆病気でないのに◆

実は最近、毎月のように血液検査をしている小学生ランナーがいることが分かりました。
思うように走れないからといって、鉄剤処方を求めるケースもありました。

明らかな貧血や病気でもないのに鉄剤を飲むのは危険です。
医師の診断に基づいたものとはいえ、決して賛成は出来ません。

ひたむきに頑張る子供を応援する気持ちは私たちにも痛いほど分かります。
ましてや伸び悩んで苦しんでいる姿を見るのは本当に辛いことでしょう。
だからこそ正しい判断が必要です。

来週は鉄剤投与を続けた結果、どうなったかについて事実例をもとにご紹介します。

◆セリアはこちら◆ http://www.cf-seria.com/

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::: ココに注目! :::

【失敗を分析しよう】

先週末も日本列島は高気圧に覆われました。
マラソン大会や記録会で自己ベストをマークした方も多いはず!
思ったよりも走れなかった・・・。
そんな方もいるかも知れません。

僕もハーフマラソンを走りました。
ところが途中からフォームを見失い、理想とはほど遠い走りになってしまいました。
絶好の気象条件だったのに・・・。

僕のように失敗したアナタ、落ち込むのはほどほどにしてしっかり分析しましょう。
何がダメだったのか?
その原因は練習だけではありません。

普段の食事や生活など、疎かにしていたことはなかったか?
1つ1つ見直しましょう。

失敗の原因を1つずつ克服すれば自ずと成功の確率は増えるからです。
僕も改めて見直して、次のレースに備えます。
一緒に頑張ろう!
(山内)

::: 山さんのつぶやき :::

選手の頑張っている姿を見ると自分もやらねばと思い何だか落ち着かない。
だから朝、必ず走ってから大会訪問するようにしている。
マラソン中継もしかり、ラグビー観戦もだ。
しっかり走り込んでから観る。
それが鉄則!

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北海道から遠征に来ていた先生が半袖姿で競技場に現れました。
それにしても暖かな12月です。暖冬の影響が出なければ良いのですが・・・。

では、また。


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