【セリア通信vol.582】大会に向けて#5 やって良いこと、悪いこと

2018年10月23日

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皆さん、お元気ですか。

朝のランニング途中、吹きだまりにアケビを発見!
見事にパックリと口を開けていました。

子供の頃だったらきっと口に含んでいたでしょうね。
一瞬、躊躇いましたがそのまま走りました。

◆◇本日のメニュー◇◆

1 大会に向けて#5 やって良いこと、悪いこと
2 ココに注目!【東葛(とうかつ)駅伝】
3 山さんのつぶやき

いよいよ大会です。
直前にやって良いこと、悪いことをご紹介します。

大会に向けて#5 やって良いこと、悪いこと

◆食事は3〜4時間前に済ませよう◆


朝食は試合開始時間から逆算して3〜4時間前までに済ませましょう。
主食のご飯をしっかり食べて下さい。
グリコーゲンを満タンにしておけば、ウォーミングアップを十分に行なってもエネルギー不足にはなりません。
酸っぱい食品(梅干し・かんきつ類)を合わせると炭水化物が効率良くグリコーゲンとして筋肉中に貯えられます。
ごはんが飲み込み難い方は副菜にイモやカボチャ料理を一品添えましょう。
カボチャの煮付け、里芋の煮転がし、ポテトサラダなどです。 

◆熱効率を高めよう◆

最後までパワーとスタミナを発揮するにはエネルギーの燃焼効率を高める必要があります。
それにはビタミンB1の助けが必要です。
付け合わせはぬかみそ漬け、汁物はお味噌汁にしましょう。
苦手でなかったら、デザートなら玄米フレークやミューズリー、グラノーラなどのシリアルと果物を組み合わせます。
バナナやキウイフルーツなどを混ぜるとカリウムが十分摂れるので、痙攣(けいれん)予防になります。

◆予め試してみる◆

試合当日の食事は予行が必要です。
本番と同じ食事メニューを一週間前に試してみて下さい。
自分のカラダにフィットするか否かを確かめます。
朝食後4時間経ってから、カラダの状態を探ります。
元気がみなぎってれば調整は必要ありません。
違和感があったら、食事メニューを調整しましょう。
量の加減や胃の状態などをみて判断します。

◆試合前にやってはいけないこと1◆

エナジードリンクやドリンク剤は決して飲まないで下さい。
覚醒効果の高い高濃度のカフェインが含まれているからです。
その影響から頭が冴え、疲労感から解放されます。
そのような状態で走り始めたためにオーバーペースに陥ってしまい
脱水症状になるケースが後を絶ちません。
場合によっては命の危険も生じます。
これは脅しではありません。
最近、頻発している脱水症状との関連性は否定出来ないと考えています。

◆試合前にやってはいけないこと2◆

スタート前1時間を切ったら、砂糖入りの食品は食べないで下さい。
チョコレートはもちろん、カロリーメイトも避けましょう。
胃酸が多く出やすい人はゼリー飲料も止めましょう。
レース中に低血糖になってしまったり、嘔吐しやすくなるからです。

試合前、あなたのカラダやココロの緊張は最高潮に達しています。
その最中には消化吸収力も低下しています。
砂糖の多い食品は消化に時間がかかります。
だから、胃もたれしてしまったり、処理出来ずに戻してしまうのです。

アップが終わったら、薄めのスポーツドリンクを口に含んで、カラダの状態を確かめながらミネラルウォーターを飲みましょう。

朝食がフィットしていたら、エネルギーには余裕があります。
レース直前に無理して食べる必要はありません。

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::: ココに注目! :::

【東葛(とうかつ)駅伝】

東葛駅伝の応援に行きました。
72年の歴史を有する伝統の一戦です。
自称”陸上マニア”の僕ですが、この仕事に携わるまで知りませんでした。

地元の陸上関係者が口を揃えて「凄い、すごい!」と言うのですが、「何が!?」というのが当初の正直な感想です。

でも、実際に行ってみて驚きました。
千葉県東葛地区の中学71校が勢揃い。
松戸-野田間全10区間を襷リレーします。
沿道は各校の応援や保護者で埋め尽くされていました。
新聞やテレビの取材も押し寄せていました。

千葉県の中学長距離はレベルが非常に高いことは有名でした。
その理由の一端を垣間みた気がします。
選手を育む環境がココにはある。
そんな気がしました。
(山内)

::: 山さんのつぶやき :::

大会出場中に脱水症状で倒れる選手が増えている。
原因究明を呼びかけたい。
暑さや環境にばかり注目が集まっているが、私は選手の体調に問題があると考えている。
過緊張でストレスを抱えていたり、消化不良や腹痛を抱えている選手が多いからだ。
それを言えない、言わない状況がスポーツの現場にはある。
分かっていても走らせたり、走りたがったり、選手のみならず、監督さえも判断に困ることがあるはずだ。
当日の体調チェックを徹底すれば事故は防ぐことが出来ると思っている。

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そうなる前に予防を徹底して下さいね。
「着替え・うがい・手洗い・保温・マッサージ」
お忘れなく!

では、また。


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