2018年10月9日
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皆さん、お元気ですか。
13日(土)に箱根駅伝予選会が開催されます。
レギュレーションに変更があり、ハーフマラソンでの戦いになりました。
初出場や復活を賭けるチームの走りも気になります。
果たして2019年の本戦出場チームの行方は如何に・・・・。
◆◇本日のメニュー◇◆
1 大会に向けて#3栄養摂取のポイント2
2 ココに注目!【リカバリー食】
3 山さんのつぶやき
先週は大会前のエネルギー摂取について学びました。
今週は大会2週間前からの注意点についてお話します。
大会に向けて#3栄養摂取のポイント2
◆緊張と消化吸収の関係◆
大会が迫り緊張が増すと消化器官の働きが著しく低下します。カラダや気持ちを鼓舞する交感神経が優位になり、胃腸の働きを司る副交感神経が劣勢になるからです。
期待が高い選手ほど、過緊張状態になりやすいので食事メニューには配慮が必要です。
◆たった2週間で◆
過緊張から消化器官の働きが低下するとカラダづくりの栄養(タンパク質やミネラル類)が消化吸収されにくくなります。その影響から、たった2週間で貧血に陥ったり、過労や気力の衰えを訴えるケースも見られます。
また、ビタミンCを消耗するため抵抗体力が低下します。
風邪を引きやすくなったり、感染症に罹ったりします。
大会が迫ったら栄養バランスを整えることも大切ですが、食べ慣れた消化の良い料理を中心にした食事メニューにするようにしましょう。
◆ヒジキやレバーで下痢◆
試合直前になって、ヒジキやレバーばかりを食べ、慢性的な下痢症状に陥った選手もいました。なかにはリンゴダイエットを試みた選手もいました。
いずれも体調を崩し、スタートラインにすら立てませんでした。
常日頃から食事栄養バランスに配慮した生活をしていれば、試合前に特別なことをする必要はありません。
いつも通りに食卓を囲んで、よく噛んで、よく味わい、食事を楽しむことが何より消化吸収力を高めます。
◆残す勇気も必要◆
数日前から現地入りするチームも多く見られます。どうか宿舎での食事には気をつけて下さい。
体調の維持管理が優先であって、場合によっては残す勇気も必要です。
万が一のことを考えてお刺身などの生ものは食べるのを控えましょう。
揚げ物も多いですね。
消化不良の原因になりやすいので注意しましょう。
味噌汁、納豆、豆腐、お新香、サラダ、酢の物、煮物などはまったく問題ありません。
◆ビタミンCを補給しよう◆
大会前2週間を切った頃から緊張はどんどん高まります。交感神経が昂り、ビタミンCを消耗します。
消化吸収の良い食事を心がけていてもビタミンCはどうしても不足がち。
そこでデザートにはかんきつ類やキウイフルーツなど
ビタミンCの豊富な果物を選びましょう。
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::: ココに注目! :::
【リカバリー食】4月からずっと続けていることがあります。
それは走った後、すぐの栄養補給です。
バナナ1本とセリアロブ1粒。
そのおかげでしょうか。
先日、初めて1kmを2分55秒で走ることが出来ました。
陸上人生16年目にして初の3分切りです。
「練習後の速やかな栄養補給=リカバリー食」は練習で傷めた筋肉の回復と成長を促します。
目安は200kcal、おにぎり1個分くらいです。
糖質:タンパク質=3:1の割合で一緒に摂るのが理想です。
塾や仕事で練習後の食事が遅くなりそうな方、ぜひ、リカバリー食をお試し下さい。
(山内)
::: 山さんのつぶやき :::
9.98スタジアムって!?。なるほど、そういう意味だったのか。
由来はともかく、僕はこの言い方が嫌いだ。
不快にさえ思う。
否が応でも悲劇が連想される。
メディアも挙って使いたがる。
デリカシーはないのだろうかと思う。
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朝、ウインドブレーカーを着用しています。
若い頃ならまだ、Tシャツで大丈夫だったかなぁ。
歳を取ったのかなぁ。
用心深くなりました。
では、また。
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