2017年8月22日
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皆さん、お元気ですか。
日照不足の影響でしょうか、気の早い彼岸花を見つけました。
少しうつむき加減に咲く様が
フライングした選手のように見えました。
夏は何処へ・・・。
◆◇本日のメニュー◇◆
1 夏休み質問コーナー#5【隠れ貧血とは】
2 季節のピンポイントあどばいす【試合期への移行】
3 山サンのつぶやき
後半失速するようになり、医師の診断を受けたのですが、
貧血ではありませんでした。
原因は何でしょうか?
夏休み質問コーナー#5【隠れ貧血とは】
◆栄養不足になると◆
厳しい夏期トレーニングの代償として血液や筋肉等の組織が破壊されます。健全な回復と成長がなされるには十分な栄養と休養が必要です。
どちらか一方でも不足するとカラダは異変を来します。
◆貯えを切り崩して使う◆
もし、走り込みのダメージが大きく血液破壊が進行し、鉄分に不足が生じた場合、
肝臓に貯えてあるフェリチンが使われます。
栄養バランスが崩れたまま放置すると、
次第に貯えが底をつきます。
◆パフォーマンスに悪影響◆
カラダはどんな状況でも健康保持に努めます。脳や内臓を守り、筋肉や骨への影響も最小限に留めます。
そのため貯蔵鉄(フェリチン)が減り始めると、
過度なダメージを防ぐためにパフォーマンスが落ちる仕組みになっています。
◆隠れ貧血とは◆
ヘモグロビンが正常値であっても、フェリチンが低下していると思う様に走れません。
この状態を前潜在性鉄欠乏と呼びます。
陸上選手の皆さんの間で呼ばれている
いわゆる「隠れ貧血」のことです。
鉄の貯えが底をついたからといって安易に鉄だけ摂るのは間違いです。
改善には食事栄養バランスの根本的な見直しが必要であり、
カラダの隅々まで栄養が行き届い健康状態に戻すことが先決です。
欠食やエネルギー不足はないか。
P(タンパク質)F(脂質)C(炭水化物)の
バランスは崩れていないか。
偏った食事になっていないか。
など、バランス確認を行いましょう。
栄養バランスの向上なしにはフェリチンの回復はあり得ません。
隠れ貧血の改善は「栄養バランスアップ+セリアジョブ」がベストです。
(山根)
◆セリアジョブはこちら◆ http://www.cf-seria.com/job2.html
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::: 季節のピンポイントあどばいす :::
【試合期への移行】9月に入ると、すぐに新人戦だ。
そろそろ夏期トレーニングから試合期への
移行期間に入っているチームもあるようだ。
ココで大切なのは「摂生」することなんだ。
暑さやだるさに身を任せて、暴飲暴食を絶対にしないこと。
試合を意識した生活を始めよう。
夏の練習で代謝が上がっているから、
バランスよく食べれば、どんどん余分が削ぎ落されるぞ。
アイスやお菓子をセーブするのもお忘れなく。
それだけで調子が上がっていく選手も案外多いんだよね。
(山根)
::: 山サンのつぶやき :::
真夏の東京五輪に向けた選手強化がなされている。涼しい高原を走るのではなく、あえて酷暑の東京で合宿をするという。
プロジェクトの成果に期待したい。
残念ながら雨降り続きの冷夏だったことは笑い話で終って欲しい。
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先週末、山さんは国立トレーニングセンターへ通いました。
日本陸連公認ジュニアコーチ講習会に参加するためです。
3日間、跳躍種目から投擲種目はもちろん、
競歩まで全種目の実技実習も行いました。
今日はまだ、カラダがボロボロです。
受講者の中には元マラソン日本代表選手の姿もありました。
いずれ上級資格取得にもチャレンジしようと思っています。
では、また来週。
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