【セリア通信vol.505】血液と健康【その5、新鮮野菜・果物を食べよう】

2017年4月25日

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大型連休、如何お過ごしでしょうか?
  
変わりやすいお天気が続いています。
豪雨や突風、雹(ひょう)などの被害はありませんでしたか?
気象の変化に対応出来るよう、雨具や着替えを備えて出かけましょう。

合宿中の皆さん、海や山は天気が急変します。
特に落雷には気をつけて下さいね。

◆◇本日のメニュー◇◆

1 血液と健康【その5、新鮮野菜・果物を食べよう】
2 季節のピンポイントあどばいす【歩き方から注意しよう】
3 山サンのつぶやき

血液の健康保持には新鮮野菜や果物が欠かせません。
それは一体、なぜ?

血液と健康【その5、新鮮野菜・果物を食べよう】

◆赤血球とヘモグロビン◆

ヒトの血液が赤いのは、赤血球があるからです。
赤血球が赤いのは、色素を有しているからです。
その色素がヘモグロビンです。
健康ならば、赤血球が増えればヘモグロビンも増えます。
この二つは比例関係にあります。

◆鉄を守る仕組み◆

ヘモグロビンは、鉄を含むヘムという赤い色素とグロビンというタンパク質から成っています。
それが酸素の受け渡し機能を備えた構造です。
鉄には本来、酸化しやすい性質があり、他の物質と容易に反応してしまいます。
そのため体内ではタンパク質の器が鉄の余計な反応を防いでいます。

◆非ヘム鉄と酸化◆

食肉に含まれる赤身の成分、ヘム鉄はそのままの形で小腸から吸収されます。
一方、ほうれん草やひじきなどに含まれる非ヘム鉄は
2価の鉄イオンとなって消化管から吸収されます。
その際に渋み成分タンニンなどと反応し、酸化してしまいます。

◆酸化を防ぐビタミンC◆

非ヘム鉄の吸収には酸化を防ぐビタミンCの助けが必要です。
そのため灰汁(あく)の少ない新鮮緑黄色野菜や
果物をしっかり食べる必要があります。
ビタミンCは加熱に弱く、水に流れやすい性質です。
上手に摂取するために、手際よく調理しましょう。

◆野菜ジュースでは代用できない◆

鉄の吸収にはビタミンCの手助けが必要です。
それにはフレッシュな野菜や果物の摂取が一番です。
ビタミンCの摂取が気になる時にはセリアCで補いましょう。
食前がオススメです。

野菜の好き嫌いが激しく、
あまり口にしないでいると鉄はもちろん、
その他のミネラルもあまり吸収されない可能性があります。
貧血がちだったり、故障が多かったりしませんか?
健康で丈夫なカラダづくりには野菜や果物は欠かせない食材です。
意識してしっかり食べましょう。
 
ちなみに野菜ジュースは加熱殺菌処理されているため、
ビタミンCは殆んど含まれません。
1日分の野菜とは言っても、栄養価はそれほどではありません。
お間違えの無いようにお願いします。
(山根)
 
◆セリアCはこちら◆ hhttp://www.cf-seria.com/c2.html

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 ::: 季節のピンポイントあどばいす :::

【歩き方から注意しよう】
 
先日、ある学校で有名トレーナーとご一緒になり、
選手それぞれの下腿の特徴や動きを検査する場に立ち会いました。
踵から膝にかけてのラインがまっすぐなタイプ、
外側や内側に傾いているタイプがあるんだって。

まっすぐなら走ってもストレスが少ないんだけど、
傾いていると足首や膝に疲労が溜まりやすいんだって。
日本人はO脚が多いから外側に傾いている選手が多かったなぁ。
もし傾いていたら、故障しやすいから注意しようと呼びかけていた。

対策は歩く姿勢から意識するんだって。
歩く際、足の甲の真上に膝が来るようにするんだ。
日常生活の積み重ねが故障を防ぐだなんて、
食生活と一緒だね。
みんなも実践してみよう。
(山根)

::: 山サンのつぶやき :::

懸垂を続けて4ヶ月。
筋肥大は止まったようだ。
大事なのはこれから。
目指せ、筋持久力アップ!
一年は続けよう。
また、報告します。

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連休中もアスリートは休み無しに決まっているね。
山さんも、同じ気持ちで頑張ります。
大変なのは君だけじゃ無いって言えるように。

ではまた、来週。


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