【セリア通信vol.465】アスリートの貧血を考える#1【貧血とは】

2016年7月26日

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皆さん、お元気でしたか?
 
朝晩はさながら高原のよう。
少し肌寒く感じるほどの涼しさに拍子抜けしている今日この頃です。
皆さんは如何お過ごしでしょうか?

◆◇本日のメニュー◇◆

1 アスリートの貧血を考える#1【貧血とは】
2 季節のピンポイントあどばいす【サングラスのススメ】
3 山サンのつぶやき

今、スポーツ選手の貧血について、正しい知識と判断が求められています。
その原因、メカニズム、対処法についてじっくり考えてみましょう。

 

アスリートの貧血を考える#1【貧血とは】

ヘモグロビンの減少

血液中のヘモグロビンが著しく減少して生じる病的な状態を貧血と言います。
正常値は一般に
 男性で13〜17g/dl
 女性で12〜15g/dl
とされています。
 
脳貧血

全校集会やミーティング時に立ちくらみやめまいを起こして倒れることがあります。
「貧血で倒れた」と表現されることが多いのですが、血圧低下によって引き起こされた症状で、貧血とは違います。
間違いないようにしましょう。

ヘモグロビン
 
血液の約40〜45%は赤血球です。
赤血球に含まれる赤い色素がヘモグロビン(血色素)です。
ヘモグロビン1分子には、酸素4分子が結合します。
つまり、ヘモグロビンの減少は持久力の低下を招きます。

小球性低色素性貧血
 
アスリートの貧血はその殆どが赤血球の減少及びヘモグロビンの減少からなる小球性低色素性貧血です。
肉体のダメージが積み重なり、赤血球が破壊され続けて発症に至ります。
       
赤血球の回復には

アスリートの貧血改善には赤血球の回復と成長が必要です。
規則正しくバランスのとれた食事を摂り、赤血球を育てるのに十分な栄養を補給することが最優先です。

その努力なしに、安易に薬や注射などの治療に頼るのは大間違いです。
何かの病気でない限り、食事改善に真面目に取り組みましょう。
貧血はカラダから発せられた栄養不足の訴えなのです。
 (山根)
 
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::: 季節のピンポイントあどばいす :::

【サングラスのススメ】
 
安全面から少年野球でもサングラス着用の輪が広がってるんだって。
日中の太陽光から放たれる強烈な紫外線やグランドの反射光が目に相当な負担をかけているらしいんだ。
ルール改正の動きにも拍車がかかっていて、着用義務も検討されているそうだ。
ランナーも同じだね。
夏の事故防止に備えて、ランニングキャップは着用しようね。
そして、これからは目の保護にも気をつけなきゃ!
 (山根)

::: 山サンのつぶやき :::

28日(木)インターハイが開幕する。
会場は中国地方5県に、ヨット会場の和歌山県。
現地に行くのは難しい。
インターネットライブ中継で、皆さんの活躍を応援しようと思っている。
冷房の効いた室内での観戦は選手に申し訳ないのだが・・・

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今のところ元気モリモリ、夏バテ知らずでいられるのは美味しい野菜のおかげです。
オリンピックで寝不足にさえならなければ、元気に夏が越えられそうです。
では、来週。


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