2016年7月19日
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皆さん、お元気でしたか?
三連休は如何でしたか?
皆さん、試合や練習で忙しかったことでしょう。
山さんは、早くも1次合宿に突入したチームを訪問しました。
梅雨明け前だというのに、夏モード全開!
ずぶ濡れのランシャツが練習の過酷さを物語っていました。
でも、良い顔していました。
◆◇本日のメニュー◇◆
1 スポーツと栄養#4【タンパク質とエネルギー】
2 季節のピンポイントあどばいす【様子がおかしかったら・・・】
3 山サンのつぶやき
タンパク質は時に、エネルギーとしても使われます。
それは、どんな時?
スポーツと栄養#4【タンパク質とエネルギー】
◆タンパク質の成立ち◆
20種類のアミノ酸が複雑に組み合わさってタンパク質になります。
このうち体内で合成することが出来ないものを必須アミノ酸、合成出来るものを非必須アミノ酸と呼びます。
タンパク質はカラダをつくる栄養素です。
また、エネルギーとしても使われます。
糖質と同じ1グラムあたり4キロカロリーです。
◆アミノ酸バランス◆
9種類の必須アミノ酸のバランスに優れている食品はタンパク質としての利用価値が高くなります。
通常、私たちは多くの食品を食べることによって、アミノ酸バランスを整えています。
少量でも多品目の食事メニューであれば、タンパク質は十分に摂取出来ます。
◆不足すると◆
タンパク質は筋肉や骨、髪の毛などはもちろん、臓器の発達にも欠かすことの出来ない大切な栄養素です。
また、酵素やホルモンなどの材料にもなっています。
不足するとカラダづくりに悪影響を及ぼすほか、免疫力も低下してしまいます。
不足はあってはなりません。
◆プロテインは使わない◆
最近、食が細くてタンパク質不足になる選手が目立ちます。
心配からプロテインを利用するケースも多いようです。
山さんは、プロテイン摂取に反対です。
プロテインの過剰摂取はカラダに負担となるからです。
タンパク質は考えて、用意して、しっかり食べさえすれば不足する心配のない栄養素です。
イメージや周りに影響されて安易にプロテインを摂るのは止めましょう。
アスリートなら、しっかり食べられる食習慣を身に付けることが大切です。
◆糖質をしっかり摂ろう◆
糖質が不足するとタンパク質をエネルギーとして使います。
脂質は飢餓に備えた備蓄エネルギーです。
利用するのに案外、手間も時間もかかります。
タンパク質は糖質の予備エネルギーとしての働きがあり、
ブドウ糖が不足するとタンパク質を分解して賄います。
この状態は発育期のアスリートには悪影響を及ぼします。
貧血や成長障害などの原因となるからです。
一方、タンパク質を十分に摂取していれば、糖質の無駄遣いを減らすことが出来ます。
このように糖質・脂質・タンパク質はお互いに影響し合ってバランスを調整しているのです。
(山根)
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::: 季節のピンポイントあどばいす :::
【様子がおかしかったら・・・】
練習中や練習後、様子がおかしいことって、あるよねぇ。
立ちくらみがしたり、寒気がしたり、ヘンな汗をかいたりetc.
あれっ、おかしいぞ!?
そう思ったら、無理せずに先生や監督に相談しよう。
そんなことでやせ我慢しないようにね。
事故があってからでは遅いから。
元気な時ならいざ知らず、どうもおかしいと思ったら、迷わず申告しよう。
もし、仲間の異変に気付いたら素早く対応しようね。
(山根)
::: 山サンのつぶやき :::
今やクラブ活動や学級経営でもLINEを使っているそうだ。
災害情報や休校などの情報もLINEで配信されると言う。
運動会の朝、花火が合図だったなんて、遠い昔話になる時代がすぐそこにやって来ている。
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日曜日、コール・ファーマーのコンサートがありました。
スポーツ関係者の皆様に多数お越し戴きました。
また、お手伝いも快く引き受けて下さいました。
この場を借りて御礼申し上げます。
本当に有り難うございました。
このような機会を戴けることに心から感謝致します。
次回は10月です。
ぜひ、またお会いしましょう。
では、来週。
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