2014年5月6日
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皆さん、こんにちは。お元気ですか?
GW最終日ですね。
「僕たちのGWは、【G】roundと【W】eight training」
と、あるラグビー選手がTwitterでつぶやいていました。
とっても素敵だな、と思いました。
ちなみに私は、あぜ道ジョグを満喫しましたヨ。
(ユヤマ)
◆◇本日のメニュー◇◆
1 カラダに優しい貧血対策#1【やってはならないこと】
2 季節のピンポイントあどばいす【最後は気合いだ!】
3 山サンのつぶやき
貧血にまつわるちょっと怖いお話です。
あなたの身近にも、起こっているかもしれません・・・?
カラダに優しい貧血対策#1【やってはならないこと】
◆鉄は若いうちに打つな◆
2013年7月4日の朝日新聞に、
衝撃的な記事が掲載されました。
長距離選手が持久力を求め、
ジュニア時代から鉄剤注射をしている、というのです。
以来、私のところにも多くの相談が寄せられました。
自治体によっては医療費が無料化され、
貧血でもないのに医者に行け!
監督に、そう言われる選手も多いのです。
◆始まりは減量◆
女子は小学校高学年から
第二次性徴期に入り、カラダが丸みを帯びてきます。
「太ると走れないから」と食事制限をさせ、
性差のないボーイッシュな体型を維持させます。
すでにココが間違っています。
本格的なカラダづくりが始まる成長期に
無理な食事制限や減量をしたり、
摂取エネルギーが不足すると、
筋肉や骨はもちろん、内臓も未発達になります。
だから貧血になるのです。
◆血液を造れないカラダ◆
ご飯を食べない選手が増えています。
実業団選手にも多く、信じられません。
そんなことをしたら、
骨、筋肉、内臓、どれも成熟出来ません。
当然、血液においても、
造れない、貯えられない、守れない、
そうなってしまうのです。
骨が未発達だと、血液は十分に造れません。
肝臓が未発達ではミネラルを貯えられません。
そうなると、カラダの組織をどんどん切り崩して、
不足分を賄うようになります。
鉄剤を注射したところで、一時的には回復しますが、
カラダには維持する力がありません。
◆軽量コンパクトな省エネ走者◆
最近の中高生たちは小食です。
口をそろえて「食べなくても大丈夫です」と。
お菓子が食事代わりだったとしたら、
食べるチカラも身に付いていないのです。
それでも持久力が発達する時期と重なっているため、
軽くて速い選手がどんどん活躍します。
ところが、高校生になり、
大人のカラダになって来た時、
大きな壁にぶちあたる事になります。
ジュニア期から省エネ走者になってはいけません。
その先の人生の為にも、正しく理解して下さい。
◆育てて強くなる◆
カラダは削ってはなりません。
育てて強くするものです。
削り切った先に未来はありません。
それでも削ったら、 栄養失調になります。
安易にダイエットするな!
薬に頼るな!
かけっこが好きだったら、将来の活躍を臨むなら、
どんどん食べて、元気で、丈夫で、健康で、
人一倍練習出来るカラダを造ろう!
そういう考えで生活を見直せば、
貧血は必ず改善します。
きっと競技力も飛躍的に伸びるはずです。
(山根)
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::: 季節のピンポイントあどばいす :::
【最後は気合いだ!】
最後は気合いだ!
どんな競技でも、トップアスリートはそう言うよね。
でも、気合いって一体何なの?
カラダには自律神経っていうのがあって、
色んな器官を調整してくれてるんだ。
苦しい最中でも最善の状態でいられるように
脈拍や呼吸をコントロールしてくれる。
その自律神経はいつも心と連携してるんだ。
「ダメだ!」と思った瞬間、カラダも動かなくなる。
みんなもきっと経験あるよね。
逆に「頑張るんだ!」と思えば、
あれこれ調節してカラダを動かしてくれるんだ。
苦しいところ、踏ん張りどころになったら、
自分に言い聞かせよう。
「絶対に勝つんだ!」ってね。
(山根)
::: 山サンのつぶやき :::
2019年のラグビーW杯日本開催、
2020年の東京オリンピック。
悔しいなぁ、
見るだけじゃつまらない。
やっぱり出たい、出てみたい。? 無理とは思いつつ、
今日もトレーニングだ!
(山根)
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目先の勝敗に振り回されて、
選手の身体の成長をないがしろにする、
そんな恐ろしい現実が陸上長距離界にはあるようです。
先日、NHKの『クローズアップ現代』でも、
女子選手の無月経について警鐘を鳴らしていました。
東京五輪に向けてジュニアの育成も盛んです。
指導者が間違った考えにならない事を祈るばかりです。
選手や家族の高い意識も必要ですね。
いよいよ紫外線も強くなってきます。
帽子やサングラスで対策すれば、
疲労も少し軽減できそうですね。
皆さん、来週までどうかお元気で。
(ユヤマ)
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