【セリア通信vol.267】アスリートのダイエット【脳と心を満たそう】

2012年10月9日

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 皆さん、こんにちは。お元気ですか?
 相変わらず、変わりやすい天気が続き、
 カラダの調子も狂っちゃう! という人も多いのでは?
 季節の変わり目は仕方ありません。
 その時々を楽しんでしまえば、こっちのもの。
 雨もまた楽し・・・ってね。
 今日もはりきっていきましょ〜。

 ◆◇本日のメニュー◇◆

 1 アスリートのダイエット
   【脳と心を満たそう】
 2 季節のピンポイントあどばいす
   【試合のあと】
 3 山サンのつぶやき
 4 社員募集のお知らせ

 先週は 【痩せやすいカラダ】と題して、ダイエットしやすいカラダの準備について、
 次の三つのアドバイスをしました。深呼吸・正しい姿勢・活動的な生活でしたね。
 皆さん、実践していますか? 今週はカラダとココロの結びつきについての、
 とっても興味深い話です。


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        アスリートのダイエット 【脳と心を満たそう】
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 ◆栄養学のはじまりは・・・◆

 栄養はバランスが命。これは永遠のテーマです。
 栄養学は足りない栄養素の研究から始まったものです。
 ほとんどの人が食べるものに不足していた時代がありました。
 今でも世界中を見てみれば、状況は変わっていません。
 飲み水にも困っている人たちの方が圧倒的に多いんです。

 ダイエットを考える時は、必ず思い出して下さい。
 人としてどうあるべきか。
 時には痩せることも必要でしょう。
 でも、人としての尊厳を守って欲しいのです。
 結果を急ぐあまり無理なダイエットをしたり、
 怪しい道具や薬に頼ってはいけません。
 そんなことをしたら、後でカラダに悪影響が及び、
 取り返しがつかないことになりかねません。
  
 ◆カラダと相談する◆
 
 何をどれだけ食べたら良いか。必ず聞かれる質問です。
 これは実際のところ、本人にしか分からない事なんです。
 同じ距離を走っても、同じ時間で走っても、
 運動量は人によって違いますね。
 体重、ピッチ、ストライド、フォーム、シューズ・・・。
 一つとして同じ条件ではないからです。
 栄養価計算は、あくまで数字でしかありません。
 何をどれだけ食べたら良いかは自分で判断すべきです。
 アスリートのダイエットで一番大事なのはココなんです。

 「肉を食べたい!」って思う時は、カラダが肉を欲しています。
 そうした自分のカラダの声に耳を傾けながら、
 何をどれだけ食べたら良いのかを判断することです。
 ただ、ドカ食いは禁物です!
 お肉を中心に、栄養のバランスを考えて食べましょう。
 焼き肉とご飯だけではカロリーばかりが多くなり、
 カラダはいつまでも不足を感じたままになります。
 お肉を食べたい時でも、野菜や果物、汁物は必要ですヨ。

 結果に対して責任を取る。
 これはトップアスリートになった人が持っている能力です。
 一時の感情に流されることなく、
 目的意識をハッキリ持って、自覚のある食生活をしましょう。
 ダイエット成功のカギは自己管理が出来るかどうかです。
 
 ◆楽しく食べる◆

 太りやすい人は脂質と炭水化物に偏りがちです。
 脂質は1グラム9キロカロリー。
 炭水化物とタンパク質は4キロカロリーです。
 このうち、エネルギー源としてカラダが欲するのが炭水化物と脂質です。
 タンパク質は主にカラダづくりの栄養源です。
 この事を頭にしっかり叩き込んでおいて下さい。

 過食を防ぐには、食卓をバラエティ豊かにすることです。
 ご飯、汁物、煮物、焼き物、サラダ、おひたし等々。
 旬の食材を活かして調理して下さい。
 彩り豊かにするとバランスもよく、見た目も楽しくなります。
 そして、家族や仲間とワイワイガヤガヤしながら食べましょう。
 楽しければ食欲が旺盛になり、 消化器官も活発に働きます。
 舌も味に敏感になり味覚が発達します。
 食材や料理にも興味を持って、一つずつ味わいましょう。
 自然に話題も豊富になるはずです。
 そうして食べていると、脳はきちんと必要量を判断します。
 味わうこと、栄養が吸収されることで情報が脳に伝わり、
 お腹いっぱい、判断して満足します。
 バランスがとれると、それ以上は欲しくならないんです。

 ◆脳の満足、心の満足◆
 
 いつもお腹が空いていたり、物足りなさが残るのは、
 栄養のバランスを崩している証拠。
 甘い物が好きな人は思い当たるはず。
 パスタを食べて、デザートも食べて、お腹いっぱいなのに、
 なぜか物足りなさを感じてしまう・・・
 パスタやスイーツはほとんどが炭水化物+脂質。
 エネルギー源ばかりで、高カロリーなのに、
 トレーニング中のカラダが欲する栄養が全然足りていません。
 
 バランスを崩している人は、いつもお腹が空いているんです。
 特に甘い物好きの人は、血糖値の上下が激しいので疲れやすく、
 すぐにまた甘いものが欲しくなる傾向があります。
 食事を控えて、甘いものを少しだけ・・・そんな人は、
 体重のコントロールが出来ないのはもちろん、
 ケガや故障も絶えません。
 人一倍、食べることに神経質になっているのに、
 貧血や故障を招くばかりで太ってしまう人。
 食べるのを我慢することは、決して正しいダイエットではありません。
 必要なものをきちんと食べた方が、よっぽどダイエットなのです。

 必要な栄養が必要量取り込まれると、
 脳が「もう充分」という指令を出します。それが本当の満腹感です。
 満腹感はお腹がパンパンになることではありません。
 脳が判断して、心で感じるものなのです。
 ですから、心が豊かになって初めて感じるんです。
 独りで食事をする事が多い人は、ダイエットが難しいかもしれません。
 寮生活だと太ってしまうのに、合宿が始まるとヤセる選手を数多く見かけます。
 きっと、独りでいる時の昼食や間食に問題があるんです。
 大勢で楽しく食べると過食がなくなるんです。
 練習量だけの問題ではないんですね。 
 脳、そして心の満足がダイエット成功のカギと言えるでしょう。
 
 ◆心を穏やかにするセリア◆

 魚を食べると怒りにくくなる、と言われています。
 研究結果によれば、魚の脂として知られるDHAやEPAの効果だとか。
 穏やかな気持ちの時は、消化器官も活発に働きます。
 ストレスも軽減され、過食も防げるはず。
 中鎖脂肪酸と合わせてダイエット効果も高まることでしょう。
 怒りっぽいあなた、サプライズで直るかもしれませんヨ。
    ◆サプライズはこちら◆ http://www.cf-seria.com/sp2.html

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 ::: 季節のピンポイントあどばいす :::

   【試合後の鍋料理】

 試合の後はカラダが疲れていますよね。
 ということは、内臓も疲れているってこと。
 だったら、消化の良いものを食べなきゃね。
 ステーキや焼き肉、豚カツなどの
 ガッツリ肉系はヤメておいたほうがイイかも。
 おススメは鍋料理。
 鶏肉や魚貝の旨味が疲れたカラダを癒します。
 この季節、キノコ類も美味しいよね。
 ビタミンB1が補給されれば、パワーもよみがえるはず。
 おじやにするとスープに溶け出した栄養も、
 余すことなくぜ〜んぶ食べられちゃうヨ。 
 試合後の晩ご飯には、みんなで鍋を囲もう!

 ::: 山サンのつぶやき :::

 スポーツは出来れば生で観たい。
 テレビでもライブ中継に限る。
 とは思いながらも最近、見逃す機会が多く考えてしまう。
 ハードディスクレコーダーを買うべきかなぁ。
 う〜ん・・・

 ::: 社員募集のお知らせ :::

 シーエフ・スポーツ事業部では社員を若干名募集しています。
 スポーツ選手の健康を守り、活躍を後押しする仕事です。
 主に栄養面からコンディショニングのアドバイスをしています。
 「山サンみたいな仕事がしてみたい」「競技を続けながら、仕事をしたい」
 と思っている人がいたら、御一報下さい。相談、見学も大歓迎です。
 ◇問い合わせ・連絡先◇
 シーエフ・スポーツ事業部 山根武司(やまねたけし)
 電話 0470-86-5777(受付はAM8:30〜PM6:00)
 メール info@cf-seria.com(24時間受付可能)
 シーエフ社 所在地 〒298-0104 千葉県いすみ市松丸418-1
 ホームページはこちら http://www.cf-seria.com/

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 カラダと心は互いに影響し合っている、と改めて思いました。
 楽しく食べれば、カラダによく吸収されるのと同じように、
 トレーニングも、イヤイヤやるより楽しくやった方が
 効果が倍増するんじゃないかなぁ・・・
 いつもポジティブな気持ちでいたいですね。

 それでは来週まで、どうかお元気で。


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