2012年7月24日
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皆さん、こんにちは。
関東は梅雨明けしたとたん、ヒンヤリ涼しくなっちゃって、
クシャミをしている人も多いんじゃないかな?
暑くなっても、涼しくなっても、体調を崩さないよう、
アスリートなら自己管理をバッチリしなくちゃね。
◆◇本日のメニュー◇◆
1 ホントに鉄分多いの?
【鉄分のまとめ】
2 季節のピンポイントあどばいす
【スイカに塩】
3 山サンのつぶやき
4 社員募集のお知らせ
先週は【正しく鉄を摂ろう】と題して、食事の栄養バランス、鉄分を吸収しやすいカラダ作り、
セリアを上手に利用することで、薬に頼らずに鉄分を上手にカラダに取り込む方法を
紹介しました。今まで八回にわたって貧血予防と鉄分について特集してきました。
今週はそのまとめです。
ちょっと長くなりますが、大切な事ばかりですので、頑張って読んで下さいね〜。
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ホントに鉄分多いの? 【鉄分のまとめ】
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◆失われた鉄を補おう◆
アスリートは毎日、激しいトレーニングを行っています。
そのダメージで血液や筋肉などが壊れて、鉄分が溶け出してしまいます。
鉄分は汗と共に体外に出てしまう事もあります。暑い季節にはその量が増えます。
貧血を予防して、持久力を保つ為には、失われた分を毎日補う必要があるんです。
◆非ヘム鉄+ビタミンC◆
植物に含まれる鉄は非ヘム鉄。
鉄分が多いのは、ひじきや海苔(のり)などの海草類ですね。
野菜ではホウレンソウが代表格です。
アサリやシジミは、動物性だけど、血が赤くないから、
どちらかと言えば、非ヘム鉄なんです。
これらの非ヘム鉄はカラダに吸収される時、ビタミンCの助けが必要です。
レモンなどの柑橘類やポン酢と一緒に食べましょう。
おススメは新鮮野菜と海草のサラダ。ツナやレモンスライスを合わせれば最強です。
酸っぱいのは貧血予防にイイ、そう憶えておいて下さい。
野菜や果物をちゃんと食べないと、貧血になりやすいんです。
「非ヘム鉄+ビタミンC」この組み合わせをよ〜く憶えておこう。
ビタミンC生活のメリットは他にもあります。
鉄以外のミネラルの吸収にも大活躍なんです。
◆吸収しやすいのはヘム鉄◆
非ヘム鉄より吸収の良いのがヘム鉄。
豚レバーは代表選手ですね。
でも、ヘム鉄が豊富なのはレバーだけではありません。
牛肉、豚肉、マグロ、カツオなど赤身の肉や魚ならOK。
血液中で酸素を受け渡しするヘモグロビンは別名「血色素」と言います。
血が赤いのはヘモグロビンの色なんです。
だから、赤身のお肉にはヘム鉄が多い・・・憶えやすいですよね。
高タンパクで低脂肪、しかもヘム鉄が豊富。
缶詰や佃煮になっているものも多いから、お弁当にも便利です。
赤身の肉や魚を毎日食べれば、鉄分もタンパク質もしっかり摂れます。
筋肉はもちろん、骨や血液の原料にもなりますから、
アスリートには欠かせないですよね。
血液の状態が良くなると、代謝が活発になって活動的なカラダになります。
だから、貧血予防に良い食事は正しいダイエットとも言えますね。
ぜひ、お腹が気になるお父さんや冷え性のお母さんとも実践しましょう。
◆摂り過ぎは危険◆
いくら鉄分が豊富だからと言って、毎日毎日レバーを食べ続けるのは、
カラダに良くない、という事もお伝えしましたね。
ミネラルは微量栄養素と言われるだけあって、わずかな量で働きます。
他の栄養素との良いバランスを保って、機能しているんですね。
ですから摂り過ぎると、バランスが崩れて、内臓に負担をかけてしまったり、
カラダによくない症状が出てしまうことがあります。
摂り過ぎの危険がある栄養素も多いので注意して下さいね。(ビタミンAなど)
◆貯蔵鉄は常にキープ◆
いざという時の為に、カラダには栄養を貯える仕組みがあります。
鉄分は肝臓などに、フェリチンや血清鉄として貯えられています。
これらを貯蔵鉄と呼びます。
銀行預金のようなものだと考えてみて下さい。
十分な貯金があれば、どんな活動にも使えますよね。
もし、貯金が少なくて心細いと、活動も制限されてしまいます。
鉄分とカラダの関係も同じこと。貯蔵鉄が不足すると、持久力も低くなってしまう。
そのまま放置したら、機能鉄(ヘモグロビンなど)も減ってきてしまう。
でも、この段階では貧血とは診断されないから怖いんです。
貧血を引き起こすサイクルが始まっているのに、トレーニングを続けたら・・・?
答えはハッキリしていますね。
そんな状態にならないように、鉄は十分に貯えておくべきです。
◆薬に頼らない◆
スポーツ性貧血は病気ではありません。
食事の栄養バランスを保つことで改善出来ます。
何より、成長期の中高生が薬に頼るのは、とても危険です。
薬には副作用があり、カラダへの負担が大きいのです。
エネルギーの消耗が激しい成長期のスポーツ選手は、
毎日の食事からきちんと栄養を摂るのがベスト。
それはトレーニングと同じくらい大切な事なんです。
日々消費される鉄分を補うには、セリアFeを利用して下さい。
安心で安全な食材を加工したヘム鉄のサプリメントです。
もし、貧血になってしまったとしても、焦ってはいけません。
食事改善から始めて、時間をかけて再発しない食生活を確立しましょう。
貯蔵鉄が足りない場合は、セリアジョブをおススメします。
失われた鉄分を補うのはもちろん、その他の栄養不足にも配慮しました。
母乳や牛乳に含まれるラクトフェリン、吸収の良いヘム鉄、
そして、貯蔵鉄に必要な無機鉄もバランス良く配合してあります。
まず改善すべきなのは、食事の栄養バランスです。
その上でセリアFeやジョブを上手に利用して下さいね。
セリアFe | セリアジョブ |
◆被害者意識を捨てよう◆
貧血になる原因を作ったのは、 ズバリ、貧血になった本人です。
先生でも、監督でも、コーチでも、家族でもないんです。
何の知識も持たずに貧血を予防しなかった本人に責任があります。
まずは、素直に反省しましょう。
何が悪かったのか? 何が足りなかったのか?
原因をハッキリさせないと、一度は治っても、再発してしまいます。
誰かのせいにしないで、冷静に自分を見つめ直すことが、改善の第一歩です。
そうした自己分析のチカラもアスリートには必要。
トップアスリートは、二度と同じ失敗を繰り返さない。
貧血で辛い経験をした人は、二度と貧血にならないように、
そして、貧血の経験が無い人は、絶対にならないように気をつけましょう。
時には、ケガや故障が人間を大きく成長させることもあるかもしれません。
でも、そうならないように準備出来た人はもっと強くなれるでしょう。
セリア通信の読者の皆さんが、誰よりも元気に夏を過ごせるよう、
スタッフ一同、心より願っていますネ。
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::: 季節のピンポイントあどばいす :::
【スイカに塩】
夏と言えばスイカの季節!
子供の頃、大きなスイカを抱えて父が帰って来ると喜んだものです。
さてさて、皆さんはスイカに塩を振りますか。
食べ方は人それぞれでしょう。
でも、真夏の部活動に差し入れする際には必ず塩も一緒にね。
甘みが引き立つと同時に、 汗で失われた塩分補給になるんだ。
真夏の食卓ではキュウリも、トマトも粗塩をひと振りするとイイ。
カラダのミネラル濃度ってとっても大事。
汗をかいても、腎臓が血液中の塩分濃度を調整してくれたりする。
だけど、汗の量が多ければ、それだけ水分も大量に必要だよね。
十分な水分をカラダに吸収させるのにも、塩が必要なんだって。
スイカやキュウリに塩をかけると、水分も十分に取り込めるってわけ。
それこそ、ちょっとの塩が命を守ってくれるんだ。
スイカに塩、忘れないでね。
::: 山サンのつぶやき :::
腕時計を新調した。
10年バッテリーで60ラップもとれて、
¥1,980とは驚きだ。
しかも、国内有名メーカーの製品。
送料無料、翌日配達・・・。
田舎暮らしにネットショッピングは欠かせない。
でも、ちょっと心配だ。
果たして、これで儲かるのだろうか。
::: 社員募集のお知らせ :::
シーエフ・スポーツ事業部では社員を若干名募集しています。
スポーツ選手の健康を守り、活躍を後押しする仕事です。
主に栄養面からコンディショニングのアドバイスをしています。
「山サンみたいな仕事がしてみたい」「競技を続けながら、仕事をしたい」
と思っている人がいたら、御一報下さい。相談、見学も大歓迎です。
◇問い合わせ・連絡先◇
シーエフ・スポーツ事業部 山根武司(やまねたけし)
電話 0470-86-5777(受付はAM8:30〜PM6:00)
メール info@cf-seria.com(24時間受付可能)
シーエフ社 所在地 〒298-0104 千葉県いすみ市松丸418-1
ホームページはこちら http://www.cf-seria.com/
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いよいよロンドン五輪が迫ってきました。
日本代表選手の皆さんは、どんな気持ちなのかなぁ・・・?
本人が納得いくパフォーマンスをして欲しいと願っています。
攻めて攻めて、攻めまくれ〜っ。 (え? 言ってることが違う?)
それでは来週まで、どうかお元気で。
五輪観戦であんまり夜更かししちゃダメっすよ。(笑)
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