2011年9月6日
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皆さん、こんにちは。
先日の台風12号は、中国・四国地方では大きな被害をもたらしました。
皆さんのところは無事でしたでしょうか?
最近は雨の降り方が異常になっていますね。
ゲリラ豪雨のように集中的に沢山降る事が多くなっていると思います。
屋外で練習する時は、十分に気をつけて下さいね。
◆◇本日のメニュー◇◆
1. 夏の疲れを自己分析しよう その4
2. 山根氏のつぶやき
ひと雨ごとに秋らしくなっていきますが、
まだまだ夏の疲れがとれないよ〜、という人もいるでしょう。
疲労というのは肉体だけのことでしょうか?
カラダと心は密接な関係にありますから、
精神的な疲れ、というものもカラダに大きく影響します。
今週は心のリラックスについてもアドバイスしてもらいますよ〜。
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│"ー"│ 夏の疲れを自己分析しよう その4
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◇積極的休養って?◇◆◇……・━━━…・┿
ラグビーワールドカップ2011ニュージーランド大会が9日(金)に開幕します。
日本代表は10日(土)に強豪フランスを相手に初戦を迎えます。
決勝トーナメント進出を果たす為に越えなければならない大きな相手です。
日本代表の勝利を信じてみんなで応援しましょう。
ところで、日本代表の強化合宿スケジュールの中で必ず行われていたのがアクティブレストです。
直訳すると「活動的な休養」。一般には「積極的休養」と訳され、広く知られています。
疲れが溜まった時にこそ、気分転換をしながらカラダを動かしましょう、という疲労回復方法です。
ラグビーは100キロ前後の選手同士が全力でぶつかり合うのですからダメージは計り知れません。
激しいトレーニングを行う選手のアクティブレストにはプールやジャグジーが一番です。
アイシングや温浴を兼ねていますし、選手同士のコミュニケーションを図ることもできるからです。
血流促進によって肉体の疲労を回復し、会話によって精神的な疲労を回復する。
肉体と精神の両面からリラックスすることがポイントです。
ランナーの皆さんにも是非、この考え方を見習って欲しいと思います。
特に、会話を楽しみ、人とコミュニケーションを図ることも、疲労回復につながる、
という事を憶えておいて下さい。チームメートや友人、家族と楽しく過ごすことが大切なのです。
夏の疲れが気になる今こそ、アクティブレストを採り入れてみてはいかがでしょうか。
◇散歩のススメ◇◆◇……・━━━…・┿
午前中に練習や試合が終わった時、疲労回復の為には午後の過ごし方が大事です。
プールに行くのはもちろん良いのですが、わざわざ出掛けるのがしんどいこともあるでしょう。
そんな時は散歩がお勧めです。ゆっくり快適なジョグでも良いんですよ。
jog(ジョグ)には元々「ゆっくりと揺り動かす」という意味があるそうです。
散歩やジョグで血流が促進され、カラダの隅々に栄養が行き届き、疲労回復が早くなります。
太ももの筋肉は一足ごとに収縮します。その度に血液が心臓に向かって押し流されます。
その様子が牛の乳搾りに似ていることから「milking action(ミルキングアクション)」と呼ばれています。
二本の脚でゆっくり歩くと、心臓が3つになったのと同じ効果だとも言われています。
また、走っていると目に留まらない景色が、歩くと見えて来ることがあります。
街並や季節の移り変わりなどを楽しむことは、良い気分転換になりますね。
夏の疲れで食欲や落ちてしまったり、筋肉痛や頭痛が残ってしまった時にはお勧めです。
気持ちよく歩いて、疲労回復に努めましょう。
◇日々の変化に対応しよう◇◆◇……・━━━…・┿
最高の練習環境、生活環境が整っているのに、疲労が蓄積していまう選手も多いようです。
栄養バランスの良い食事が提供され、コーチやスタッフから配慮してもらっているのにも関わらず、
貧血や故障を繰り返してしまったり、ひどい疲労感に悩まされる毎日・・・。
この夏、人一倍頑張ったのに、そんな状態から抜け出せずに焦っているあなた。
そんな時は日常生活を思い切って変えてみましょう。食事にプラスα、練習にも工夫をしてみるのです。
良いアドバイスを貰っていても、活かすことがないまま過ぎてしまうことが多くありませんか?
人は案外、自分の殻を打ち破れないものです。自分を変えられないことがストレスになり、
知らず知らずに疲労を蓄積させてしまっていることがあります。
自己ベストが出た時の練習パターンから抜け出せず、オーバートレーニングを招いたり、
疲労を蓄積させてしまうケースが目につきます。
人は毎日変化しています。いつも前の自分とは違う自分がいることを忘れてはいけません。
今日の自分と明日の自分は違うのです。日々の変化に柔軟に対応出来る考え方や生活姿勢が必要です。
そのことがアロスタシスを引き出し、良い状態で安定させるチカラを育みます。
◆アロスタシス◆ 体の中の変化を通しての安定を意味する。
ストレスが加わることによって体内でストレス反応が起こり、
それに合わせて体内に変化が起こること。
◇心を解放するには◇◆◇……・━━━…・┿
肉体疲労が溜まると精神的にも疲れてしまいます。肉体疲労を放置するとモチベーションにも影響します。
この夏、頑張った人ほど激しい疲労を感じ、やる気を失いやすいのもそのためです。
疲労回復には栄養補給も必要です。運動量に見合った食事を摂り、セリアシリーズで
バランスアップを図りましょう。
ただし、肉体疲労を取り除くだけでは不十分。精神的なバランスアップも必要なのです。
現代の日本人は心の解放がとても苦手です。ゲームやテレビなど、独りで楽しんでもダメ。
家族で食事を楽しんだり、仲間とレクリエーションをしたり、仲間と趣味を共有したり、
人とコミュニケーションを図ることが、一番の心の解放につながります。
競技に集中するためにも、皆さん流のアクティブレストを考え、実践してみて下さい。
競技意欲にも変化が表れ、疲れ知らずの日常が送れるようになるでしょう。
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競技というのは、勝負の世界ですから、緊張を伴いますし、
日々のトレーニングも常に厳しいですよね。
ストレスもたまるし、心穏やかにならない時も多いはず。
でも、苦しいのは皆同じです。
前向きになるか、後ろ向きになるかは、心の持ち方ひとつです。
自分の心は自分でコントロールしかありませんけど、
人とのコミュニケーションでずいぶん楽になれる事があります。
そして、人を楽にさせてあげることも出来るんです。
何よりのモチベーションは楽しんでやることです。
★山根氏のつぶやき☆★──────────────────────────────────☆
土曜日、強風の吹き荒れる東大和市の陸上競技場を走った。
武蔵野の面影漂う落葉広葉樹林に囲まれていた。
時折、日が射すとむせ返るような暑さ。ふと見ると、高校生たちが樹林を抜けるように
走っていた。早速、真似してみると、足下にはまだ青々としたドングリが沢山落ちていて、
シューズの裏にゴリゴリ当たった。
足裏の感触を楽しみながら、しばらく暑さも忘れて夢中で走った。
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樹林の中を走るなんて、贅沢なひとときです。
足裏への刺激が健康にも良さそう。(笑)
舗装されていない道は、田舎ですら少なくなっていますよね。
出来るだけ足に優しい場所を走りたいものです。
世界陸上テグ大会は、室伏選手の金メダルが光りました。
「チームで取った金メダルです」とコメントしていたのが印象的でした。
マラソン男子団体のメダルも素晴らしかったですね。
どの選手も、独りで戦っているのではないんだなぁ・・・
サッカーも男女それぞれ予選が始まりましたし、いよいよラグビーのW杯も開幕です。
応援の方も忙しい秋になりそうです。
あ、もちろん皆さんの事も応援していますからねっ。(笑)
嬉しい結果が出た時には、ぜひ知らせて下さい。
それでは来週まで、どうかお元気で!
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