2010年6月15日
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皆さん、こんにちは。お元気ですか?
昨日、関東も梅雨入りしましたね。
しばらくは雨との戦い(?)になりますが、どうか体調を崩しませんように。
さて、いよいよ始まりました。サッカーW杯南ア大会。
ジャパンの初戦は・・・やってくれました! カメルーンに勝利です。
厳しい前評判を吹き飛ばす、貴重な勝ち点3でした。
素晴らしい試合をありがとう!
オランダ戦、デンマーク戦と続きますが、とにかく勝利への執念を見せて欲しいです。
皆さんのコンディションはいかがですか?
疲労について特集していますが、実践されているでしょうか?
「今はそんなに疲れていないし・・・」と思っても、明日どうなっているかは分かりません。
そう、トレーニングをしている限り、カラダは確実に疲労しています。
ですから、疲れをひどく感じてしまう前にカラダを回復させること、それが何よりの方法なのだとお伝えしています。
今日は血流の話です。
老廃物、そして疲労回復の栄養素、どちらも血液によって運ばれます。
それがスムースに出来れば、より早く回復できますよね?
では早速、様々な方法について、山さんから教わっちゃいましょう!
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│"ー"│ 疲労に効く栄養《4》血流を良くしよう
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◇ラグビーも熱い◇◆◇……・━━━…・┿
2011年ラグビーW杯出場を決めた日本代表チームが、ANZパシフィック・ネーションズカップで、世界ランク上位チームに挑んでいます。ヘッドコーチは元NZ代表のスーパースター、ジョン・カーワン氏。日本のチームでもプレーしたことがあり、選手やスタッフから「JK」の愛称で親しまれています。
現役引退後はイタリア代表監督の実績を評価されジャパンに招聘されたのです。
JKのW杯に向けたチーム作りにラグビー関係者も熱い期待を寄せています。
初戦のフィジーには惜敗でしたが、19日(土)はサモア代表戦です。是非、ご注目下さい。
セリアで育った選手も出場しますよ。
◆パシフィック・ネーションズカップ◆
環太平洋地域のラグビー強豪国の代表による対抗戦。
出場国は日本(13位)、フィジー(10位)、サモア(12位)、トンガ(15位)の4カ国。
(カッコ内は4月1日現在の世界ランキング。NZと豪州は出場辞退)
◇回復すれば成長につながる◇◆◇……・━━━…・┿
頭も筋肉も使わないと育ちません。でも、使えばそれだけ疲れますね。そんな時は思い出して下さい。「疲労・痛み・発熱」はカラダの3大アラームだということを。カラダ作りで大事なのは、最初の疲労を感じた時、その段階でしっかり回復させることです。そうすれば成長につながります。
逆に疲れを残したままにすると、次第に痛みに変わり、ついには故障してしまいます。
痛む前に何とか疲労を回復させる事が、皆さんにとっては練習以上に大切なことなのです。
◇クールダウン◇◆◇……・━━━…・┿
疲労を取り除くには栄養が必要です。いち早く栄養を送り届けるためにも様々な工夫が必要です。クールダウンを行うのもその一つ。ゆっくりカラダを動かしながら筋肉を解きほぐして血の流れを促します。
面倒くさいなんてダメです。ダウンジョグやストレッチをするだけで疲労回復はより確実になるのです。
サボっている人を見つけたら注意してあげて下さいね。クールダウンをきちんとやらない人は故障するのです。
◇アイシング◇◆◇……・━━━…・┿
練習後、バケツに水と氷を入れてアイシングしている姿をよく見かけます。浴槽を改造してアイシング専用に利用しているチームもあるんですよ。疲れた箇所を急激に冷やすと血管が開いて血流が良くなります。部分的には氷のうが便利ですね。アスリートならば自分専用の氷のうを用意して下さい。
氷も持参できれば完璧です。たった10分ほどの我慢です。痛みがない時にこそやっておくのが予防。
何事も先手必勝ですね。
◇ラグビーでの手当◇◆◇……・━━━…・┿
激しくぶつかり合うラグビー選手は試合後すぐにアイシングを行います。手当が必要なのは一目瞭然。痛めた箇所に氷を押し当てながらストレッチをしています。出場選手は約20人、100キロ超の選手も多いですから、トレーナーも大忙しです。ここでしっかりケアーしておかないと、次の試合までに回復しないことを選手たちも十分理解しているのです。皆さんも是非、ラグビーの試合をご覧になって下さい。
試合後の様子も参考になると思いますヨ。
◇陸上競技も激しい◇◆◇……・━━━…・┿
一方、陸上選手のカラダには余程のアクシデントがない限り、傷は見あたりませんね。そこが落とし穴なのです。見た目には表れませんが、トレーニングやレースでカラダにかかった負荷は想像を遙かに超えるものです。
ジョギング程度でも体重の約2倍の負荷がかかると言われています。スピード練習なら相当な衝撃ですね。
もし、足の裏にかかる衝撃と同じ強さのパンチを受けたら、とても耐えられるものではありません。
陸上選手も激しいスポーツだという自覚を持ってケアーに努めて下さい。
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陸上競技でのカラダへのダメージは、確かに見た目には分かりませんね。
だからこそ、自らが進んで対処しなくてはいけないんですね。
そして、疲労を体感する前に、できるだけ早く手当をすること。
面倒でも、早くすればするほど、疲労も早く取り除けるってワケです。
そうと知ったら、やらないワケにはいきませんねぇ・・・(笑)
★山根氏のつぶやき☆★──────────────────────────────────☆
高校2年の夏、キャプテンに連れられて高校野球千葉県大会の抽選会に行った。我がチームでは次期キャプテンが一緒に行くことが恒例となっていたのだ。銚子商業、習志野高校など全国に名を知られたチームが報道陣に取り囲まれ、場内は騒然とした雰囲気に包まれていた。
同じ高校生なのに何でこうも違うんだろうか・・・静かに見つめながら何だかとても腹が立った。
帰りに先輩がカツ丼を奢ってくれた。これも我が校の伝統なのだと言う。
大盛りのカツ丼を頬張りながら、「強くなりたい」と真剣に思った。
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それぞれのチームに伝統の『験(げん)かつぎ』があるんですね。
先輩が後輩にその精神を伝え、チームを担う責任を植え付ける・・・大切なことです。
で、山さんは強くなれたのでしょうか。後日談を是非お聞きしたいものです。
皆さんは先輩から受け継ぎ、後輩に伝えていく何かを持っていますか?
雨に濡れたままで、風邪など引かないよう注意して下さいね。
コンディショニング上手になるには、面倒くさがらず、何にでもマメになることですよっ。
では来週また元気にお会いしましょう!
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