2009年4月28日
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皆さん、こんにちは〜。
世の中はゴールデンウィークですが、皆さんはどうでしょうか?
大事な試合が控えている人もいますね、きっと。
何かに向かって一生懸命な姿は、人の心を動かします。
だから、頑張って下さいね!
日差しも強くなってきて、暑いくらいの陽気にもなっています。
5月は紫外線が多いと聞きますし、まだカラダが暑さに慣れていないので、疲れやすいかもしれません。
練習や試合で外に出ている時間が多くなると、それなりの注意と対策が必要なようです。
今週は、この時期に気をつけて欲しいことを、山根さんがアドバイスしてくれますヨ。
実践すれば、いいシーズンのスタートが切れること間違いなしです。
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│"ー"│ 春の暑さ対策
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◇インターハイに向けて◇◆◇……・━━━…・┿
今、放課後の競技場はにぎやかです。インターハイのブロック予選を控えた選手は迫力が違いますね。目で、耳で、カラダ全体で皆さんの高まる緊張を感じる毎日です。長距離選手が仕上がってくると、地面を蹴る音が違います。一足ごとに「パン!」と歯切れの良い音がして、地面の揺れさえ感じます。
◇接地音が決め手◇◆◇……・━━━…・┿
無駄が削ぎ落とされたフォームでは、最大級の力で地面を踏むのでしょう。接地の瞬間に体重を預けて「ドスン!」と着地している走りと、重心が高く決まった状態で蹴っている走りでは足音がまるで違います。是非一度、よく走れているチームや選手の足音をグランド脇に立って聞いてみてください。
こんな発見をするとワクワクしてきます。色々なチームを訪ねる機会に恵まれている事に感謝しています。
◇春は気まぐれ◇◆◇……・━━━…・┿
春の天気は変わりやすく、予想が立ちにくいですね。カラッと爽やかな日もあれば、夏日もあります。急な変化に対応出来るよう備えましょう。ちょっと雨にぬれるだけで、カラダが芯まで冷え込みます。
また、日内気温の変化も激しく、夜風はまだまだ肌寒いものです。用心のためにもレインコートやウォーマーを持参しましょう。状況に合わせてこまめに着替えることはとても大事です。
何故なら、カラダがまだ季節の変化に対応出来ないからです。さらに試合への緊張による睡眠不足や、当日の過緊張が重なると自律神経系の働きが混乱し、体温調節が利かなくなってしまうのです。
◇今こそ怖い熱中症◇◆◇……・━━━…・┿
じっとりした暑さで気温が25℃を超えていることがありますね。それなのにウインドブレーカーを着込んでアップしている選手をよく見かけます。それで平気だとしたら異常です。カラダが暑さを的確に感じていない証拠ですね。そのままレースに出場してしまうと熱中症で倒れてしまう危険があります。意外にも、春に熱中症が多いことをお忘れなく。また、同じ気温でも湿度が低く、体感温度が低い場合もあります。
外気温や湿度の変化に気をつけながら、その異なる状況に合わせて身につけるものも飲み物も選手自身が選びましょう。
◇栄養補給=マイ保冷バッグ◇◆◇……・━━━…・┿
これからの季節、お弁当も傷みやすくなってきます。皆さんの荷物はテントや車内で温められてしまいます。是非、お弁当や補食は大きめの保冷バッグに入れていきましょう。
保冷剤はもちろん、水を凍らせたペットボトルを入れるのもオススメです。
ちなみに私が実践している保冷バッグの中身は・・・
1 雑穀米おにぎり(鮭、梅干し入り)
2 ビスケット(小麦全粒粉)
3 バナナ(痙攣予防、エネルギー補給)
4 干しぶどう(痙攣予防、エネルギー補給)
5 オレンジジュース(エネルギー補給クエン酸効果、果汁100%)
6 ミネラルウォーター(水分補給)
7 スポーツドリンク(ハイポトニック系)
8 氷(ケアー用)
9 セリアロブ(暑さ対策、海水塩補給)
10 セリアC(緊張対策)
これらを全部食べる訳ではありません。例えば、脚が痙攣しそうな時にはバナナを一口頬張り、干しぶどうを一つまみ。カリウムやミネラルを補給します。欧米のアスリートは干しぶどう入りのミックスナッツを食べたりしています。また、アップやレース後に暑さを感じた時は、セリアロブを1粒ずつ。
天然の沖縄海水塩が配合されており、暑熱対策用の塩分補給に最適です。
スポーツドリンクは試合前にしか飲まないので、低浸透圧のハイポトニック系を用意することにしています。
最近はゼリー飲料などが市販されていますが、その機能性には疑問があります。
一つの食品ですべてを補うオールインワンには無理があると言えるでしょう。
やはり、試合時のコンディショニングには食品が欠かせません。食べてこそ、強くなれるのです。
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水分だけでなく、ちょっとしたミネラルを補給することで、身体全体がバランスよく動くようになるんですね。
準備も慣れてしまえば、面倒ではなくなります。
大事なカラダの事ですから、面倒なんて言ってちゃダメなんですけど。(笑)
★山根氏のつぶやき☆★──────────────────────────────────☆
石川遼選手に負けるまいと英語漬けの毎日を送っている。先ずはヒアリング。
英語を聞き分ける耳を育てたい。簡単な日常会話でさえ、聞き取ることは難しい。
テキストを見れば理解出来るのに、耳からだけだと心もとない。
いつの日か遼君のように英語で記者の質問に答えられるようになるだろうか。
もちろん、記者会見の機会があるはずもないのだが。
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遼クン、マスターズでも堂々たるものでしたね。
世界の舞台を見据えて、早々と英語を勉強し始めたようです。
皆さんもこれから、オリンピックや世界選手権に出場するなら、英会話は必須ですよ〜。
夢はデッカク、ね。(笑)
GW中は遊びに出掛ける人の車も多いですから、ロードでのトレーニングでは、十分に気をつけて下さいね。
皆さんが、試合で十分に力を発揮してくれる事を祈っています。
それではまた来週!
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