2009年4月21日
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皆さん、新生活にも慣れて来た頃でしょうか。
日差しが強く、汗ばむくらいの日もありますね。
房総のこの辺りでは、今が田植えのシーズン真っ盛り。
田植えの農機の音と、カエルの声と、鳥たちの鳴き声で、それはそれは賑やかです。
私達も希望に燃える春、といきたいものですが、何だか調子が出ないなぁ・・・という方も多いかもしれませんね。
どうやら春は体調を崩しやすいとも言えるようです。
今週は、そんな悩みを解消する為の、山根さんからのアドバイスです。
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│"ー"│ 思わぬ不調に悩むアナタへ
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◇思わぬ不調◇◆◇……・━━━…・┿
貧血や故障など、思わぬ不調に苦しんでいませんか。シーズンインを前に、何となく気が重くカラダが動かない、という相談が増えています。1〜3月にかけて各地の練習会や合宿を訪問してきました。どのチームもレベルアップを図るために肉体的にも精神的にも限界まで追い込んでいました。
気温も低く、発汗量も少ないので、想像以上の練習量になっていたのではないでしょうか。
それに気付かずにカラダのケアーを疎かにしていたら、いざという時に疲労のピークを迎えてしまいます。
不調の原因として思い当たるふしはありませんか?
是非、早い段階で修正して、大事な試合で力を発揮できるようにして下さいね。
◇変化に対応、備えよく◇◆◇……・━━━…・┿
春は、天気も日内温度や湿度もめまぐるしく変わります。人のカラダでは、その変化に素早く順応するために自律神経系が各器官の働きを調節してくれます。ところが、春先はこのセンサーがまだまだ思うように働きません。そのために、温度変化にカラダがついていけず、熱中症や脱水を起こす事も珍しくありません。
また、気圧の変化も激しく、ぜんそくなどのアレルギーを発症しやすくなります。
カラダの対応が不十分な時こそ、備えを十分にして練習や試合に臨みましょう。
帽子や着替え、水分補給はもちろんですが、粗塩(沖縄海水塩配合のセリアロブもおススメです)、氷なども準備しておくと良いでしょう。
暖かな日中は思い切ってTシャツ一枚でも良いですが、少し日が傾いてきたら、さっと着替えるのが大事です。
季節が落ち着いたらカラダも慣れてくるはずです。
◇鉄剤の危険性◇◆◇……・━━━…・┿
貧血気味だから、と素人判断で無闇に鉄剤を服用するのは絶対に止めましょう。病院の処方薬にせよ、市販の薬剤にせよ、薬は薬です。飲み過ぎには副作用のリスクがあります。
鉄剤を服用し続けた結果、胃腸や肝臓を悪くした選手も少なくありません。
胃腸を荒らしてしまい、食欲不振に陥り、貧血を助長させてしまった人もいます。
次第にカラダに張りがなくなる、頬に吹き出物が出る、抵抗体力がなくなる、風邪を長引かせてしまうなど様々な症状が起こって来ます。
◇食事改善とセリアで◇◆◇……・━━━…・┿
好不調の波が激しい時は要注意。貧血かな、と思ったら、まずはしっかり食べて、上手に休養をとること。そして何より、中高生のカラダを考えて設計されたセリアで鉄分補給することをお勧めします。
薬とは違い不足分を補う優しい食材から出来ている安全・安心なサプリメントです。
貧血回復の目安は、赤血球の寿命を考えると約120日でしょう。これはカラダの赤血球がすべて入れ替わるのに必要な日数です。焦って治そうと思えば思うほど、カラダに無理がかかるばかりです。
食事改善とセリアで血液を育て、4ヶ月かけてじっくり治すくらいの考え方が必要です。
◇心の土台づくり◇◆◇……・━━━…・┿
競技を支える心についても考えてみましょう。オーバートレーニングが原因となって心がうつ状態になることが知られています。いわゆる「燃え尽き症候群」の一種です。生活環境や気圧の変化に対応出来ず、心が病んでしまうのです。お天気が悪いだけで、誰もが沈鬱な気持ちになります。低気圧が停滞すると何となく陰鬱でモチベーションが下がってしまいます。そんな時は「今は天気が悪いから」と開き直ると同時に、こんな時こそ、自分自身を見つめ直すチャンスだと考えてみてはどうでしょうか。
何のために走るのか、誰のために走るのか、どのように走るのか・・・そうした考えの土台があってこそ、トレーニングに耐えられるのです。冬期のトレーニングは、考える事なくこなせてしまいます。
それは逆に大きな落とし穴であるとも言えるのです。
◇起立性脳貧血◇◆◇……・━━━…・┿
監督の話の最中に気分が悪くなったり、血の気が引いて立っていられなくなる選手も目立ちます。これは明らかに起立性脳貧血です。血圧が調整出来ずに脳が貧血を起こすのです。
また、朝食抜きや偏食気味であると、練習後にエネルギー切れを起こし、顔が青ざめ手足がしびれ冷たくなります。
いずれも一過性のもので症状自体は心配ありませんが、倒れた時に打ち所が悪いと大変危険です。
しばらく楽な姿勢になってカラダを温めて、水分補給を行いましょう。落ち着いたら少し糖分などを補うとスッと回復します。不規則な生活、不安や不満を抱えた生活、肉体的・精神的ストレスなどの原因で、競技に集中出来ないと起こりやすい症状です。周囲の期待や高過ぎる目標など、自分の正直な気持ちとのギャップが生じるとストレスを抱えやすくなります。
もう一度、自分自身をしっかり見つめ直し生活を改めることから始めてみましょう。
行動を改めると、今までとは違う自分を発見できるかも知れません。
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気温や気圧でヒトのカラダも調子が狂うんですね。
自分では今までと同じ生活やトレーニングをしているつもりでも、気候や環境の変化がカラダや心に影響を及ぼす・・・なかなか気づきにくいことだと思います。
体調の変化、その原因を自分でつきとめること、それが自己管理の第一歩かもしれませんね。
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┗■┓山さんのアスリート御膳【 ワカメ 】┏■┛
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季節の変わり目で何となくイライラし、体調が優れないことはありませんか。
こんな時はワカメがお勧めです。春を迎えた今が旬。山菜と同様、冬の食事に不足がちなミネラルを補ってくれる貴重な食材です。また、甲状腺ホルモンの分泌を促す「ヨウ素」を多く含んでいます。
基礎代謝を活発にし、精神安定にも一役かってくれます。日本はヨウ素の生産量が世界第二位。
そのほとんどが千葉県で産出しているのをご存知ですか。南房総は太古の昔からワカメだらけだったようです。
ワカメに豊富な水溶性食物繊維「アルギン酸」は大腸の働きを整えてくれます。
環境が変わって便秘がちな人には最適ですね。さらに、特有のネバネバ成分「フコダイン」は胃潰瘍などの傷を癒す働きがあります。また、肝機能の改善や抗がん作用などにも注目が集まっている成分です。
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低カロリーでミネラルたっぷり、アスリートにはもってこいの食材ですね。
私が利用している袋入りの乾燥ワカメは、中国産がほとんどです。
せっかく産地に住んでいるのだから、地元のワカメを食べなくちゃ。
調子が悪いのに原因が分からない、という人は、一人で思い悩まずに、友達や先生やコーチ、周りの人に相談してみましょう。もちろん、山根さんへの御相談もOKですヨ。
植物も動物もイキイキとしている春、皆さんもそのエネルギーをもらって、元気にトレーニングに励んで下さいね。私達はいつでも応援しています!
それではまた来週。どうか御元気で。
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