2009年9月8日
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秋らしい陽気になってきましたね。皆さん、お元気ですか?
まだ日中は蝉も頑張っていますが、夕方には虫の音も聞こえ、ちょっとばかり寂しい気もしています。
皆さんの秋はどのように始まっているのでしょうか。
石川遼クン、また優勝しちゃいましたね。
プレーにも発言にも、スター性が溢れ出てくるので、もうビックリです。
17歳にしてあの風格。これからどうなっていくのでしょう?
日本に、あんなスター選手が生まれた事が、とっても嬉しいです。
さて、今日は最近注目のカタカナ語が登場です。健康志向の皆さんには、ぜひとも知って欲しい言葉なのです。
カラダの中で、何がどのように作用するのでしょう? 早速読んでみましょう!
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│"ー"│ キレートとデトックス
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◇ミネラルを包む◇◆◇……・━━━…・┿
キレートという言葉をご存知ですか。カラダに有用な鉄などのミネラル(金属)を、アミノ酸やタンパク質などが包み込むことを意味します。「あんまん」にたとえてみれば「あん=ミネラル」「皮=タンパク質」の状態です。皮で包むことによってホカホカに蒸かす事ができ、食べやすく、それでいて、あんこの美味しさが引き立つようになっています。キレートすることによってミネラルの持っている強い物質反応性を活かしながら、その害がカラダに及ばないように調節しているのです。
◇キレートの代表格 ヘモグロビン◇◆◇……・━━━…・┿
アスリートにとって最も身近なキレート物質はヘモグロビンです。鉄がタンパク質でキレートされた状態です。鉄には非常に優れた酸化還元力があり、この能力を利用して酸素の受け渡しを行っているのです。
ただし、一歩間違えばカラダをも攻撃しかねないほどの毒性とも言えます。ですから、体内では常にタンパク質の膜で包みながら鉄の反応性を適切に利用するようコントロールしているのです。
食事改善をせずに鉄剤だけ服用しても、なかなか貧血が改善しないのにはこうした理由があります。
早期改善と再発予防には、鉄分摂取と共に、キレートに必要なタンパク質の摂取を心掛ける必要があります。
◇デトックスと肝臓◇◆◇……・━━━…・┿
カラダに有害なミネラルを排泄する際にもキレートが行われます。キレート処理し無毒化することで、安全に体内を移動させることが出来るのです。このように有害物質や老廃物の体外排泄を「デトックス」と言います。この作業は肝臓や腎臓などで昼夜休み無く行われています。過労時に肝機能が著しく低下するのは、老廃物の処理で働き詰めになるからです。肝臓が悲鳴を上げたら大変です。インフルエンザなどに罹患した後、症状が治まってもなかなかカラダが動かないのは毒素の処理で肝臓が疲れ切っているからです。しばらくは無理が利きませんので、体力が回復するまでしっかり休んで下さい。
◇代謝をスムースに◇◆◇……・━━━…・┿
ミネラル一つ考えても、カラダが複雑な代謝システムの上に成り立っていることが分かります。成長期のカラダはより多くのミネラルを必要としています。しかも、役目を終え、老廃物となったミネラルは、素早く安全に排泄しなければなりません。健康で丈夫な体を造るには、栄養をきちんと取り込み、不要となった物質を排泄する新陳代謝が活発であることが非常に重要です。この代謝が滞ると様々な障害を誘発します。◇代謝を活発にするビタミン・ミネラル◇◆◇……・━━━…・┿
ビタミンやミネラルは必要量が僅かであることから微量栄養素とも呼ばれます。利用される量は微量ですが、それぞれに大事な働きがあります。ビタミンには代謝を活発にする補酵素としての働きがあります。ミネラルはカラダを造る構成素として欠かせません。その上、各器官の働きを調節するスイッチとしての重要な働きもあります。どちらも「山椒は小粒でもピリリと辛い」という言葉がぴったりです。
◇不調を誘因◇◆◇……・━━━…・┿
代謝の低下は、夏バテや病気、貧血や故障の誘因となっていることが考えられます。代謝が落ちているカラダに薬を与えても、十分な効果が得られないばかりか、カラダに負担になる危険もあります。過労や貧血、故障を繰り返している人にはまず、代謝を活発にする食事を提案します。
キレートやデトックスがスムースに行われ、代謝が活発にする為に必要な栄養素を紹介しますので、食事作りに役立てて下さい。
カラダづくりの栄養でキレート・デトックスを促進する主栄養
◎肉類・魚貝類・豆類などのタンパク質
◎セリアFe、セリアCa(ビタミン・ミネラル補給)
有害物質や老廃物からカラダを守り排泄を促進する栄養
◎緑黄色野菜・果物・魚介類・きのこ類
◎セリアC(ビタミンC補給)
肝臓の機能を高め解毒を促進する栄養
◎ 魚介類
◎ セリアロブ(グルタチオン補給)
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デトックスという言葉は、最近よく聞きますよね。特に女性の健康法として。
薬ではなく、食べ物で解毒する、というのですから、カラダには安全です。
昔から、食べ合わせの善し悪しは言われて来ました。キレートやデトックスも関連しているのではないでしょうか。
食べてカラダの機能アップ、ぜひ実践しなくては。
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┗■┓山さんのアスリート御膳 【 ハゼ 】 ┏■┛
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ハゼ(スズキ目ハゼ科)
通常、ハゼと言えば、マハゼのこと。河口や内湾に生息し、秋から冬が美味とされている。
白身魚で、あっさりとし淡白な味。刺身をはじめ、煮浸しや天ぷら、甘露煮や南蛮漬け、から揚げ、佃煮、昆布締めなどに利用される。カルシウムや鉄分が多い。
マハゼは、釣り魚としても広く知られ、釣ったものを自ら味わう事も多い。
秋風が吹くと江戸川放水路のハゼ釣りを思い出します。赤潮が発生すると釣れなくなるので、<子供ながらにそんな心配をしていました。釣って楽しく食べて美味しい、家族にも喜ばれる釣りの一つではないでしょうか。何と言っても天ぷらが一番。最近はなかなか食べる機会に恵まれませんが、
旨味のぎゅっと詰まったホクホクの白身が今も忘れられません。久々に繰り出しますか。
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ハゼですか・・・私は食べたことがありません。
自分で釣った魚を食べるなんて楽しそうです。絶対美味しいに違いないですもん。
でも、我慢強さに欠けるから、釣りには向いてないなぁ、きっと。
山根さんに釣ってもらって、料理もしてもらいましょ。(笑)
これからは食べ物がますます美味しい季節です。
しっかり食べて、しっかりトレーニングして、ヤル気に満ちたカラダを作って下さいね。
私も皆さんに負けずに頑張りま〜す。
では来週またお会いしましょう。So long !!
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