【 セリア通信 vol.56 】アスリートにはビタミンC

2008年9月22日

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あちこちで彼岸花が咲いています。この時期には必ずお目見えしますよね。

どうやって時を知るのだろう・・・といつも不思議に思います。

人間よりも正確に季節を感じ取れるのかもしれません。

今日から次第に日が短くなっていきます。

ちょっと淋しい気もしますが、皆さんはいかがですか?


どうやら山根さんは、今朝早い便で成田に到着のようです。

すばらしい体験をされて来たようですので、皆さんもお土産話を沢山聞いてあげて下さいね。


それでは、山根さん、お帰りなさ〜い。



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│"ー"│ アスリートにはビタミンC
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お陰様で今朝、オーストラリア&NZから無事帰国致しました。

出発前から温かいご声援を頂き、旅行中の励ましも大変心強かったです。本当に有り難うございました。

2カ国8都市で演奏してきました。合唱音楽を通じた国際親善ではありますが、スポーツにも勝るとも劣らない素晴らしい交流ができたと思います。これから旅の整理です。

来月17日には渋谷のNZ大使館で帰国報告演奏会を予定しております。

歌と共に旅の出来事をお伝えするつもりです。

◇マネージの実践を◇◆◇……・━━━…・┿

今日は秋分の日、お彼岸ですね。と言ってもアスリートの皆さんは競技会やレースがあることでしょう。

前号で取り上げた「マネージ」(ゲームやレースを支配すること)を是非、実践してみて下さい。

カラダは意志で動くものです。ゲームプランをしっかり持ち、あらゆる状況を想定出来ていれば、どんな場面でも粘り強く、カラダもしなやかに反応します。

北京五輪、女子ソフトボールチームにはマネージ力を改めて教わった気がします。

一方、星野ジャパンの打撃陣は弱さを露呈してしまいました。あれだけのスラッガー達が力を出せずに終わりました。

皆さんはこの夏、厳しい練習を乗り越え、逞しく成長しているはずです。

その体力をしっかりマネージすることで納得のいくプレーができるでしょう。

今日の試合やレースが最高の結果になるように祈っています。

◇頑張れるようになったら◇◆◇……・━━━…・┿

意志が強くなったらカラダへの負担はより大きくなります。今まで諦めていたレベルより高い強度の負荷に耐えているのですから当然です。

この時、体内ではアドレナリンというホルモンが大量に分泌されます。これがスイッチになって体の各器官が衝撃や苦痛、ストレスなどから守るための防御態勢に入ります。

◇ビタミンCの消耗◇◆◇……・━━━…・┿

このアドレナリンを分泌する際にビタミンCを消耗します。試合期に入り緊張が続いている時や、カラダの制止を振り切るほど頑張り抜いた時は激しく消耗していることになります。

ところで、ビタミンCにはとても多くの重要な働きがあるので、消耗すると支障が出やすくなります。

主な働きは次の通りです。

ビタミンCの働き

●鉄分などミネラルの消化吸収を助ける。

●体内の酸化を防ぐ。

●抗ストレスホルモン、アドレナリンの分泌を促す。

●筋肉や骨、皮膚の細胞を丈夫にするコラーゲンの生成を促す。

●白血球の働きを活発にし、抵抗力をつける。

疲労回復やケガの予防への影響が大きいので、アスリートにとっては必須の栄養素なのです。

多くの動物はビタミンCを体内で合成しています。

ところが人間は体内合成が出来ないため、食材から摂取しなければならないのです。

◇こまめに補給◇◆◇……・━━━…・┿

ビタミンCは水溶性であるために過剰摂取しても直ぐに尿から排泄されてしまいます。

カラダの回復成長を促すには少量ずつでもこまめに補給するのがベストだと考えています。

特に激しい運動の前後に補給して欲しいのです。きちんと実践すれば、食事から吸収された栄養が効率よく機能するでしょう。

実際にビタミンCの摂取で怪我や故障を予防しているチームもかなり多くなってきました。

◇試合期には欠かさない◇◆◇……・━━━…・┿

競技レベルが上がったらカラダへの負荷も大きくなるのはお分かり頂けましたね。

試合の約3ヶ月前からコンディショニングにはビタミンCを欠かさず摂りましょう。

そして、こまめに摂取し続けることをオススメします。

秋口の好調が持続できなかった経験のある人は是非、実践してみて下さい。

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ビタミンCはカラダの機能を補助してくれる大事な栄養素なんですね。

酸っぱいものが欲しくなるのも、カラダが要求しているからですね、きっと。

どんどん体外に出て行ってしまうので、こまめに摂るようにしましょう。


★山根氏のつぶやき☆★──────────────────────────────────☆

旅行中は各家庭で毎晩のようにデザートを食べました。アップルパイに山盛りのアイスクリーム、これが定番なのです。チョコレートソースをたっぷりトッピングしてくれるところもあります。

オーストラリアやNZの一般家庭での夕食は、肉料理に温野菜とマッシュポテトです。

パンが添えられても、せいぜい1〜2枚です。ごはんが主食の日本と違い、炭水化物をデザートで補給しているのでしょう。確かに甘い物を食べるとホッと落ち着くから不思議です。

でも、今日は思いっきりごはんを食べよう。

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アイスクリームがのったアップルパイですか〜?女子にとってはたまらないスウィーツですねぇ。

洋食の料理にはほとんど砂糖は使わない、と聞いたことがありますが、その分、デザートで補給しているんですね。

和食には砂糖やみりんを使いますから、おかずで糖類が摂取できますもんね。

まして、日本人はご飯をガッツリ食べますから、デザートまで頂くと確実に・・・メタボですね。(泣)

スウィーツは間食として上手に食べるようにしなくちゃ。



食欲の秋でもあります。

旬の美味しいものはカラダにもイイそうですから、正しく適量を頂いて、しっかりとエネルギーにしましょう。



それではまた、来週まで御元気で。


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