2008年3月18日
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日に日に暖かくなってきていますね。
皆さん、御元気ですか?
あ、花粉症の方は元気じゃないですね・・・ゴメンナサイ。
三月も中旬、新しい環境に備えて、準備に忙しい方も多いでしょう。
不安や期待で、心が大きく揺れ動く時期でもあります。
そんな時は、体調にも変化が起きやすいですから、できるだけ日常生活を規則正しく過ごして下さいネ。
今週は、水泳という競技から学ぶこと、を紹介して下さるそうですヨ。
ちなみに私、泳ぎは全くペケです。(笑)特にクロールは・・・平泳ぎより遅いです。(泣)
そんな事はさておき、早速読んでみましょう。
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水┃泳┃界┃に┃学┃ぶ┃
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◇異色の五輪スイマー◇◆◇……・━━━…・┿
今や日本水泳界は世界のトップレベル。スイミングクラブ所属選手ばかりの中で、天野美沙選手(400m個人メドレー)はただ一人、部活動からアテネ五輪の選手になったことで注目を集めた。彼女の所属は桐蔭学園高校(現在は桐蔭横浜大学在学中)。先日、同大学水泳部顧問の先生に、その強さの秘密を教えて頂いた。
マスターズ水泳ビギナーである私の師匠でもある。
◇文武両道◇◆◇……・━━━…・┿
水泳部の選手は学業成績も優秀でなければいけない。成績が下がったら練習させてもらえない。学園は進学校でも知られるが、選手達は皆トップクラスらしい。天野選手と言えども例外ではなかった。
朝練習は自由参加で強制ではない。練習時間も限られており、夜6時半には誰も残っていない。
練習量を追い求めるチームが多い中では極めて珍しい。
学校生活を中心に据えた中でこそ、質の高い練習が実現可能になるのだろう。
◇スタッフもアスリート◇◆◇……・━━━…・┿
ヘッドコーチ自らがアスリートとして今なお活躍されている。コーチングスタッフもトレーニングや研究を怠らない。
学校のプールとは思えないくらい、トレーニングマシンなどの練習用具が充実している。
また、ボランティア活動として地元のマスターズスイマーに指導するなど、社会貢献にも非常に熱心だ。
水泳を愛する多くの人々に見守られていることが、選手たちの何よりのモチベーションになるのではないだろうか。
◇食環境への配慮◇◆◇……・━━━…・┿
驚いたことに、学食には水泳部専用のメニューがあった。高タンパク低脂肪でバランスの良い食事が摂れるように配慮されている。
大量給食システムの中で別メニューを用意するのはとても難しい。スタッフの熱意を見た気がした。
サプリメントへの関心も高く、選手のロッカーにはずらりと並んでいるらしい。
かつて、将来を期待された陸上長距離の高校生がいた。なかなか結果が出ない、彼の血液検査データを見て驚いた。悪玉コレステロールや中性脂肪が危険値を越えていたのである。原因は学食にあった。
カツカレー、天ぷらそば、唐揚げ定食、ラーメン、チャーハンetc.....好物ばかりを選んだ結果である。
選手の食への意識を高めることが大切だと痛感した。
◇コンディショニングは臨機応変に◇◆◇……・━━━…・┿
水泳の世界では、週に一度の完全休養日が常識となっている。これはビギナーからトップスイマーまで同じなのだそうだ。また、大会に向けたコンディショニングも出場の状況に合わせて使い分けている。テーパリングを入れ、完璧に試合に合わせるケース、追い込み練習の最中に出場するケースなどだ。
記録を残すことで、結果の裏付けがなされ、より正確に選手の力を見極めることができる。
これは、どの競技にも有効なのではないだろうか。
☆テーパリング☆
試合で最高のパフォーマンスを発揮するために、トレーニングを減らして、疲労を除去し、万全の態勢で競技大会を迎えられるように調整すること。
◇常識を覆す◇◆◇……・━━━…・┿
水泳におけるトップ選手の高齢化は、近年めざましく変わったことの一つだ。かつて、大学生や社会人の記録更新は難しいとされていた。現在は、多くのスイマーが成人後に新記録を出し続けている。常識を覆すには、かなりの研究がなされたに違いない。
その勇気と努力には拍手を送りたい。水泳界では欧米選手に体格で劣る日本人が世界を席巻している事実がある。陸上競技に携わる者として、大いに関心を持ってその秘密を探っていきたい。
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恥ずかしながら、天野選手のこと、知りませんでした。
部活動だけで、それも文武両道とは驚きです。学生選手の鑑ですね。
強力なサポート陣の力も大きいです。やはり環境、特に食環境は大切ですね。
選手自身が料理をしないまでも、正しい食を選ぶ目を持ちたいものです。
山根さん、マスターズ水泳に手を染めているんですねぇ・・・
記録会にも出場されているようです。
その経験がアドバイザーの仕事に生かされることでしょう。(←プレッシャー?)
★山根氏のつぶやき☆★──────────────────────────────────☆
新生活応援セールを見ると、昔の自分を思い出します。今の仕事を目指し、スーツケース一つで家を飛び出しました。父親には偉そうに啖呵切っちゃったんです。その実、決死の覚悟でした。若かったなぁ。あれから20年になります。新しい環境に身を置く皆さんは、きっと悩み苦しむことも
あるでしょう。でも、絶対に思いを遂げるまで頑張り続けて下さい。
いくつになっても初心忘るべからずです。
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そうですね。
成功者は、成功するまで諦めなかった人なんですよね。
何事も思う通りにはいかないものです。壁にぶち当たってからが、その人の本領発揮です。
その時、何より支えになるのが「元気な身体」だと思います。
気持ちはそこに付いて来る、と思うんです。
でも、頭で分かっていても、そう出来ないこともあります。
そんな時は誰かに相談してみて下さい。胸の内を明かすだけで、楽になれることもありますから。
どんな時も皆さんの味方になれるよう、セリア通信も努力していきます!
それでは、また来週まで、御元気で〜。
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