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■╋┓   スポーツ栄養情報 セリア通信 
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■╋■╋━ vol.11 ━━━━━━━━━━━━━━━━━2007/11/13━━━━


前ページ:本番に向けて《1》
後ページ:本番に向けて《3》実例から

立冬(11/8)も過ぎ、朝夕はグンと冷えてきましたね。

朝練のために早起きするのも、ちょっとしんどくなってきましたね?

(あっ失礼、そんなことでメゲるような皆さんじゃないですね! 笑)


先日、TVで出雲駅伝を観て「いよいよシーズンインだなぁ・・・」と。

ラグビーも始まりましたし、TV観戦も忙しいです。


さてさて、先週から『本番に向けてのコンディショニング』ということで、実力を出し切るための秘策(?)を山根さんから伝授して頂いています。



前回は『テーパリング』についてでした。

試合当日に合わせて練習量を落としていく、というものです。

そうする事によって蓄えた力をフルに発揮できます。

その際に、栄養をきちんと摂取することも重要だというアドバイスでした。



今回は、メンタル面での話、のようですヨ。興味ありますね〜。

それでは山根さん、お願いしま〜す。


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揺┃ら┃が┃な┃い┃
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試合に調子を合わせるための基本は、何と言っても規則正しい生活のリズムです。

食事、睡眠、日常活動、運動をいつも同じ時間に行いましょう。

そうすれば、脳もカラダも最も活動的な状態に順応していきます。

毎日最高の状態でトレーニングすることが一番大切ですから、試合前に限らず、日頃から自分に最適なリズムを身に付けておくと、質が高く、効率の良い練習が出来るようになります。


当┃た┃り┃前┃の┃積┃み┃重┃ね┃
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成長期は心もカラダもまだまだ不安定です。ちょっとした夜更かしや欠食で体調を崩すこともあります。

また、練習を積み重ねて研ぎ澄まされたカラダには『余裕』というものがありません。

わずかなアンバランスが体調を激変させてしまいます。これは心も同じです。

試合期は険しい山頂付近にいるのだとイメージしてみて下さい。

一歩、踏み外しただけで転落の危険があるのです。

試合前こそ当たり前の生活が大事です。

これまでの道のりを価値あるものにしたいならぱ、焦らず、迷わず、一歩ずつやるべきことを確実に行いましょう。油断は禁物です。


緊┃張┃に┃負┃け┃な┃い┃
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緊張した後というのは、妙に疲れますよね。

緊張すると、アドレナリンなどの抗ストレスホルモンが分泌され、脈拍や血圧などが上昇することで、カラダが戦う体制に整えられます。

その緊張が解けると、今度はリラックスの状態に入るので、疲れを感じるのです。

大事な試合が近づくと、想像するだけで緊張してきます。

その都度カラダは臨戦態勢になっているんですね。

このように緊張するだけで、実は体内でビタミンCが消耗されています。

あまり緊張が続くと次第に抵抗体力がなくなり、風邪などにかかりやすくなるばかりか、体調をコントロールする自律神経系の働きを乱してしまいます。


信┃じ┃る┃力┃
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信じる力ほど精神的支えになるものはありません。まず、監督や先生、チームメートを信じることです。

また、支えてくれた家族や友人に感謝しましょう。

そんな温かい人の輪の中でプレーできるというのは、最高に幸せなことなんです。

そして、これまでの積み重ねを信じましょう。

やるだけのことをやった、その結果を試合で出すだけのことです。

それ以外の余計な情報や無責任な言葉には耳を傾ける必要はありません。

外国人選手などは「コーチを信じています」と外部の人の話はシャットアウトです。

こうしたきっぱりした態度も強さの秘訣かも知れません。


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私も音楽の仕事でステージに立つ機会がありますが、こればかりは何度やっても緊張します。

一発勝負という意味ではスポーツの試合と同じですね。


最近はアスリートのイメージトレーニング。

その効果が活かせないかと、選手の経験談などを読んで、参考にしています。(笑)


スポーツの場合は精神面だけでなく、肉体もギリギリのところまで追い込んでいますから大変です。

絶好調と故障は背中合わせと言いますもんね。


自分を、そして、支えてくれた周りを信じることが出来たら、怖いものはありません。

試合を控えた皆さん、これからでも遅くありません。

信じることの出来る自分を築いていきましょう!



★☆山根さんから一言☆★───────────────────────────────────☆

あさのあつこ著『バッテリー』、佐藤多佳子著『一瞬の風になれ』など、中高生や女性の間で、爽やかなスポーツ小説が流行っている。

郊外型の大型スポーツショップを覗くと、お洒落で格好いいレディスウエアーが目立っている。

東京マラソンに応募したという女性に出会うことも多くなった。

少子化や運動部離れが進み、競技場はどこも閑散としている中、この現象は意外だった。

ハンドルを握りながら、ふと外に目をやると皇居を走る女性のなんと多いことか。

その洗練されたスタイルの良さに時代の変化を感じるのは私だけだろうか。

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女性アスリートの活躍、確かに目覚ましいですね。

マラソンはもちろん、ゴルフ、バドミントン、卓球、フィギュアスケート、etc.

ビジュアル系の選手も多いですし・・・ね!(笑)

実力も伴っているのがスゴイところです。



男性陣はやはり、ビジュアルより知性を伴って欲しいと個人的には思います。ハイ。(笑)


ともかく、本番を控えた皆さん、このメルマガを読んで、心身ともに充実させて精一杯、力を発揮してきて下さい。


コンディショニングについては、まだまだ続編がありますのでどうぞお楽しみに!

それでは来週まで、どうか御元気で・・・


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