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No.17


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セリアユーザーの活躍を紹介します

第45回全日本実業団対抗駅伝競走大会ニューイヤー駅伝
優勝 コニカ陸上部

箱根駅伝
準優勝/駒澤大
五位/神奈川大
六位/大東大
八位/日本大
九位/山学大
日体大/拓殖大/平成国際大/國學院大

第八回全国中学校駅伝
優勝  中之条中学校(群馬県)
準優勝 小見川中学校(千葉県

関東中学校駅伝
優勝  小見川中学校(千葉県)
準優勝 中之条中学校(群馬県)
三位  八街中学校 (千葉県)

コニカ陸上競技部

その活躍は目覚ましい。酒井監督は選手にプロ意識を持たせ、自主性に任せている部分が多い。強くなる為には何が必要か自己判断を求める。結果がでなければ、新人に先を越される厳しい世界である。
ワイナイナ、ガソの両ケニア選手の活躍、伸び盛りの松宮兄弟、法政大のエースだった坪田君、貧血を克服し力を発揮している酒井君等、若い力がチームを押し上げている。程よい緊張感のあるチームワークだ。また、コニカの元選手である佐藤コーチの手腕も光っている。
大学に通い運動生理学やスポーツ心理などを勉強しながら、選手の心のケアから寮の食事に関する栄養管理まで、その肌理細やかな配慮が功を奏している。祝賀会では、地元の八王子市、日野市の応援もあり、企業、地域が一体となって陸上部を支えている。コニカ旋風が他のチームのエネルギーになってほしいと願う。



中之条中学校駅伝部

中之条中学校駅伝部 ・毎年、陸上部が母体となって希望者を募り、八月から駅伝部として活動している。今回も五区の本多君はサッカー部、六区の福田君は剣道部からの参加だ。学校はもちろん地域の協力体制も完璧で、駅伝への理解と関心の高さを感じる。
「力を合わせれば、一人で出来ない事もやり遂げられる」と選手が口を揃える通り、チームワークの良さも抜群だ。辛い練習でも励まし合ってきたと言うだけに先輩後輩の仲が良く、とにかく明るい。
女子も、一区の石川さんが直前に交通事故に遭うハプニングもあったが、実力を出し切り全国で八位入賞を果たしている。「陸上を続けても続けなくても将来いろんな場面で踏ん張っていける人間に育って欲しい」と願う顧問の里美先生の指導力の賜物である。
「全国大会は楽しかった」選手達の笑顔は、十分それに応えているように見えた。




小見川中学校陸上競技部
「去年二年生中心のチームだったので、二連覇という期待が大きく、良くも悪くもプレッシャーになりました」と有田先生は一年を振り返る。昨年に比べ、故障などの影響で記録も伸び悩んだが、苦しみながらも良い結果が得られた。調子が悪い時でも力を出し切る精神力をつける事をテーマに取り組んできた成果である。
「日々努力の大切さを学んだ」何が課題で何をすべきかを理解し、一人でもきちんと練習ができる選手に成長したので、先生は何の心配もいらなかったそうだ。三年生には進学しても陸上を続け「何事にも負けないで、粘り強く継続してほしい」とエールを送る。夢は都大路につながっていた。




箱根駅伝
ここ数年、各大学とも栄養面での充実に力を入れるようになり、私達の栄養アドバイザーとしての役割も大きくなってきました。目覚ましい記録の向上、スピード化、研ぎ澄まされる肉体以上に、豊かな心の育成が鍵となってきます。サプリメント同様、目に見えないサポートができればと考えています。

輝く区間新記録
「追いつくぞ」とスタートした金子君が先ず区間新の快走で往路の遅れを挽回。負けず嫌いだからこそ栄養やコンディショニングにも人一倍気を使っている。その走りをラジオで知り「燃えた」と言う真名子君も意地を見せた。不調に苦しんだ時、後輩の金子君に相談し、栄養面も真面目に考えるようになったという。二人の好結果は、そんな経緯から生まれたもの。箱根優勝を目標に掲げる金子君、オリンピックを目指す真名子君の活躍が楽しみだ。

待望の初出場
平成国際大学 松田監督
見上げても全く見えなかった山の頂上が、雲の隙間から少し見えるところまで来ました。選手一人一人が課題を理解し練習に取り組んでいます。今年が正念場です。

國學院大学 森田監督
ここまでは周りの協力で環境が整いましたが、箱根で戦う為には学生自身が考え、自ら行動出来るチームづくりや意識改革が求められていると感じています。